Do! 議会 で Go!

北海道議会議員・藤沢すみお日記

自民党北海道第9選挙区支部臨時役員会

2010年01月31日 | Weblog
 鳩山総理の優柔不断、マニフェスト詐欺、そして迷走政権に我が国の舵取りを任せて良いのか?そんな声が聞かれる昨今ですが、その選挙区である9区には自民党の候補者がまだ決まっていないことから、事実上の候補者となる支部長の選任についての会議が持たれました。

道州制・地方分権調査特別委員会

2010年01月21日 | Weblog
 支庁制度改革の調査の為、桧山管内に来ています。支庁のある江差町では無形文化財の江差追分けを拝聴させていただきました。江差追分けひとつをとっても、この地域の歴史を感じさせられます。その観点からも、効率さのみに視点をもった“地方切り捨て”とならない対策が必要だと感じます。
 管内の首長、議長、建設・農林水産・商業など業界代表者との意見交換会も開かれましたが、誰もが道に対する不信感が根強く、今後の広域事務の整理、つまり総合振興局に集約される(振興局からなくなる)事務に関する調整をどのように地域とコンセンサスをとりながら進めるかが注目されます。まだまだ道と地域の間にはその認識に差があると感じました。

行政書士会新年賀詞交換会

2010年01月15日 | Weblog
 15日、札幌にて行政書士会の新年会が行われました。この団体は以前より全議員に案内をしていたのですが、政権交代後、それまでの自民党ばかりではなく民主党にも案内をするようになった団体も見られます。そんな時には、与党が当たり前ではないこと、そしてこれまで与党だから団体が相手にしていたことを実感します。今後もいろいろな団体がそのような動きをすることが予想されます。つまり、自民党でも民主党でも共産党でも、その団体の利益となる政策を考える党を支持するようになるのかもしれません。そんなときこそ、政党の確固たる姿勢と方針が問われるのだと思われます。しかし、一方では支持欲しさの大衆迎合的な政策の流れになることも予想され、我が国の政治の成熟度が問われる時代となるのでしょう。

 民主党石川衆議院議員が逮捕されました。予想されていた略式起訴ではなく逮捕となったことは、今後の展開がただならぬことを表しているものと思いますが、一方で石川氏は捜査に対する協力姿勢に問題があり、若手政治家としての潔さに欠けていることも一因ではないかと私は考えます。また、TVのインタヴューでも若手議員の対応があまりにも言葉慎重で、時には「ノーコメント」を堂々と主張しています。昨年の選挙でのあの庶民的な政治姿勢や意気込みはいったいどこへ行ったのか?党人であることと同時に、選挙区から選ばれた一人の議員であることを忘れてはいけない。堂々と自分の考えを述べてもらいたいと私は思います。

仕事始め、出初め式

2010年01月05日 | Weblog
 本年度の仕事始め第一弾として三石消防の出初め式に出席しました。悪天候で強風極寒の中、団職員のみなさま、本当にご苦労様です。みなさんのおかげで地域の安心・安全が保たれています。
 今年も無火災、無災害を祈ります。

本日より、道議会も始動です。今日は常任委員会、明日は特別委員会が開かれます。明日は朝食勉強会もあり、正月気分などに浸ってはいられません。仲間の道議からは不景気な話が多く寄せられています。待ったなしの経済対策が必要です。

今年は「守」と「起」

2010年01月03日 | Weblog
 新年明けましておめでとうございます。年頭に当たり、私は今年のテーマとして「守」と「起」の二点をあげたいと思います。
 新政府は政権交代と同時に大胆な政策転換を図ろうとしているようですが、その中には夫婦別姓を認める法案や鳩山首相の「日本の領土は日本人だけのものではない」発言、さらに天皇陛下の政治利用など、日本としての尊厳や伝統・文化を根本から揺るがしかねない懸念が広がっています。もちろんすべてが永遠に反対とは申しませんが、その前にやることがあるだろうと私は言いたいのです。
 今こそ「日本人」とは、「日本の伝統」とは、そして「保守」とは何かが問われているのだと思います。さらに沖縄の普天間基地移転問題からも垣間みられるように、政府の中で国防問題が軽んじられる傾向があります。国防とは国家の存亡がかかわる最重要課題であるはずなのに、「平和ぼけ」した閣僚が我が国を危険な状態への誘っています。国を守る、そして日本の伝統と日本人としての誇りを「守る」ことがテーマとなります。
 テーマの二つ目は「起」。昨年、インド、シンガポールそして中国を議会の調査で訪れましたが、アジア諸国のめざましい発展やその勢いを肌で体感し、日本は決して先進国だとあぐらをかいてはいられないとの気持ちを強くしました。中国のGDPが今年度中に日本を抜くと言われており、上海万博を控えた開発景気に人々は皆自信に満ち溢れています。インドは豊富な生産・消費人口と高度な教育やIT技術が国力を牽引しています。また、シンガポールでは外資の積極的な導入によるコンベンションやカジノなどの大型プロジェクトが計画され、港湾のハブ拠点だけではなく、アジアにおける物、人、金の要所としての存在を高めつつあります。
 一方我が国は、公共事業や開発が無駄の象徴のようにみなされ、生産性の低い内向きの経済、つまりデフレ状態による閉塞感が蔓延しており、将来に大きな不安を抱かせます。経済は決して停滞させてはならず、さまざまな局面で「起こす」こと、つまりお金が回る流れを作ることが必要だと痛感しました。
 ただし、一方で北海道はすでに高いブランド力が備わっていることも分かりました。しかし、まだまだそれを生かしきっていない、特に日高には大きなポテンシャルあるにもかかわらず、ほとんど手がつけられていないとも感じました。そのために官民が力を合わせ戦略と実践を「起こす」ことが必要だと思うのです。
今こそ地域が一体となって具体な行動を“起”こさなければなりません。共に力と知恵を出し合って、地域の発展の為に頑張りましょう。