Do! 議会 で Go!

北海道議会議員・藤沢すみお日記

久々の・・

2007年08月26日 | Weblog
5日間の馬の北海道市場開催につき、その間は「馬や」に専念させて頂きました。5月から始まったセリの馴致も一段落し、今はほっと一息といったところです。
さて、ブログも久しく更新していませんでしたが、8月10日ブログへ寄せられたコメントに対する返答をここで載せます。

(8月10日・ブログ)
有権者の政治参加
 かつて青年の集まりで、選挙に関する討論会が開かれ傍聴したことがあります。そこで出された意見に、遊説での候補者名だけの連呼に意味があるのか?うるさいだけだ。また、誰を選んで良いのか情報が足りず分からない。選挙の時だけお願いに来る。などなど厳しい意見と政治に対する白けを聞かされました。
 そのころから、理想の選挙のあり方を考えていたのですが、今回の自分の場合でもこれといった新しい形が見いだせぬまま選挙戦がスタートしてしまいました。この度の参議院選挙でも様々な選挙を経験した人々が集い運営をしましたが、それぞれの固定観念のぶつかり合いで、衝突や不満が充満した時期もありましたが、どうにか最終日を迎え良い結果が導き出されたことで、結果オーライとなったようです。
 そこで感じたことは、どの候補も皆、地域や国を良くしたいと真剣に思っていること。さらに候補によるその違いは決して大きくはないものの、選挙戦が政策の違いでの選択とはなっていないないように思われます。つまり本来であれば政党のマニフェストに則りその内容を争点として争うべきところを、候補者のイメージによる人気投票となっているような気がします。多くの選対はそのことを改革しようとはせず、有権者の気に入られる作戦をひたすら考えています。これでいいのか?と考えることは甘い考えでしょうか。
 ある大物議員を破った新人女性候補が、若者を含む無党派層の支持拡大に努め、「イベントを調べ尽くし、片っ端から握手してまわった」とのコメントを寄せていました。さらに「新しい政治をしようとする若い女性」と期待してくれたと陣営は語っていますが、この様な選挙手法を続けていること自体が少しも新しくはないと私は思います。(悔しいけれど、私自身も現在はそこらか抜けきれていません)有権者はどんな人がどのような政治をすることを望んでいるのでしょうか。また、それを選ぶのに、どれだけ自ら行動を起こしているでしょうか。(先の青年の集まりでは、候補者を選ぶ材料が足りなさすぎるとの意見がありました)
 政治家は結果をもって批判を受けることがよくありますが、有権者がそれだけ批判をするのならば、有権者自身もより積極的に政治に参加するべきではないかと思います。この度の参議院選挙において、札幌市内で公開討論会が開かれました。驚いたことに500席近くある会場に、参加者はスタッフを含めわずか70人ほどだったのです。私は驚きを通り越し、怒りを感じました。180万人もの人口がいる札幌市で、なぜこれほどまでに関心が薄いのか。札幌市民は真剣に有権者を選ぼうとしているのだろうか。政治に対して文句があるのなら、この様な場をなぜ活用しようとしないのだろうと思います。それとも別の方法があるのでしょうか。
 そうは言っても候補者にも問題ありでした。多原かおり候補はドタキャン、我が伊達忠一候補は1時間も遅刻。公開討論会とは他の候補との違いを有権者に伝えることのできる数少ない方法です。それを軽視する候補者を私は認めたくはありません。その様な人は、おそらく当選しても有権者無視の政治スタンスではないかと思ってしまうのです。候補者は当選あるのみで、人気投票に勝ち抜こうとの戦術をとるし、有権者もそれに疑問を感じていないのかもしれませんね。これで良いのでしょうか。私はこの現状を素直には認められません。
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(コメント)

質問と検証 (HPを視て。)

2007-08-20 08:53:21

質問1
>これで良いのでしょうか。私はこの現状を素直には認められません。

では、どの様に行動を起こすのでしょうか?

質問2
>それを軽視する候補者を私は認めたくはありません
自民党候補(今は議員)を指示しない、と理解してよろしいでしょうか?

質問3
>。(悔しいけれど、私自身も現在はそこらか抜けきれていません)
抜けきりたいのですか?

質問4
抜けきれるための方法論や次期選挙に向けた戦略は?
行動・考えを起こしていますか?

検証1
道議の公金(給料・事務費・調査費)1円までHPで公表しないのですか?確か公約に・・・・

検証2
地域密着を訴えていましたが、イベント参加だけでしょうか?






質問に対する私の考え (藤沢澄雄)

2007-08-26 07:55:31

お問い合わせありがとうございます。
質問にお答え致します。
質問1,政党活動をより活発にし、党員による候補者選びのルール作りを明確にするべきです。

質問2、公開討論会を軽視する政治家は資質に問題ありと思っていますが、党の公認という現実があります。今後、様々な場面で候補者となるべき人に提言を行って参ります。

質問3、もちろん抜けきりたいと思っています。

質問4、街頭演説と移動政調会の開催が中心になるかと思います。現在日程調整の準備中です。

検証1、政務調査費に関しては現在公開の準備中です。もう少しお待ちください。

検証2、地域密着とは地域の声をどのように吸い上げるかとのことだと思います。イベント・・ではもちろんなく、まじめに政治を語る場面の設定が必要だと思っています。

鈴木内閣官房副長官との懇談会

2007年08月14日 | Weblog
参議院選挙を無事にご当選され、超多忙の中にもかかわらず、鈴木政二内閣官房副長官が日高入りしてくださいました。今回は日高軽種馬振興対策協議会の皆さんとの懇談で橋本聖子参議も同席し、競馬法改正の細部や生産地対策の進行状況などについての意見交換が行われました。地全協の新しい姿や地方競馬の統廃合に関してなど内容が多岐にわたることから、2時間の予定があっという間に過ぎてしまいました。まだまだ時間が足りず、10月には再度懇談の場を設けて頂けると約束して頂けました。その時には、さらに突っ込んだ話ができるものと思われます。鈴木先生が日高のことを充分に考えて頂けることは大変嬉しく、とても頼もしく感じます。その期待に応えられるよう、自発的な地域の行動が必要と思います。
夕方には「えりも灯台祭り」におじゃましました。

表現の自由?

2007年08月12日 | Weblog
 先月、ある新聞社の社説欄で、参議院選挙の報道に関し総務省が「当落報道は慎重に」と要請したことに対し、次のような主張が展開されていました。

 当落予想を誤って最もこたえるのは、放送局と担当者である。視聴者、選挙関係者に加え、同業者にも恥をかく。(中略)
 免許交付の権限を持つ総務省が呼びつけたとなると、「圧力」につながりかねない。(中略)
 選挙報道は出口調査の精度が上がったこともあり、投票終了と同時に当確を打つテレビ局も珍しくなくなった。ミスのリスクは放送局が当然負う。当確報道のスピードだけを競いがちな現状には賛否もあろう。ただそれは、有権者である視聴者と放送局とが折り合いをつけていく課題である。陣営が当落を見極める材料は、メディアの報道ではなく、開票結果そのものである。(中略)
 総務省は、憲法で保障された表現の自由に切り込んではいない。だが監督官庁が直接、言わずもがなの要請をするという構図は、現場の委縮を招きかねず、見過ごすわけにはいかない。

そこで、私の意見です。
 「表現の自由」はすべてに優先されるのか?いつも思うことです。報道関係者は、自らのモラルが完璧だと思っているのだろうか。しかも間違えた報道によってどれだけ自らがリスクを負っているというのでしょう? 先日もTBS「朝ズバッ!」での不二家の不祥事報道で放送倫理違反があったと放送倫理検証委員会が認めたものの、みのもんた氏は中途半端な謝罪しかししていない。それでも視聴率にはさほど影響があったとは思えない。過ちに対してどれだけ反省をし、再発防止にどのような対策が図られたかは分からないままです。私の大嫌いな報道?番組、テレビ朝日「報道ステーション」でも、選挙報道において中立性を欠いたと指摘されたことがあります。「O157カイワレ大根疑惑」も農家に多大な被害を与えました。その後どのような改革がなされたのかは分からないし、似たような誤報がしばしば見られます。反省をしている様子が、私には伺われません。さように報道機関が「表現の自由」のもとに、自らの不祥事の数々を棚に上げて、外部からの苦言に異常なまでの拒絶感を表すのは納得がいきません。自分たちが一番の正義だと思っているのでしょうか。

女ムネオ

2007年08月12日 | Weblog
 選挙期間中は文書違反に該当するとの見解で、インターネットへの書き込みを原則中止することが候補者及び関係者は知っているはずです。ところが、今回の参議院議員選挙期間中、鈴木氏のブログは毎日候補者の実名入りで更新されていました。しかもある議員の応援演説(不確実な誹謗)の内容を引用し、自民党候補の批判をしていました。これは選挙妨害と思われます。私が選挙参謀なら即座に取締本部へ連絡をするのですが、どうやらそれもなかったようです。私だけの思い過ごしでしょうか。
 多原氏が、堂々と「女ムネオ」として選挙を戦う神経が分かりません。有罪判決を受けたひとと同じで良いの?そんな政治スタンスなの?と問いかけたくなります。この方は決して新しい政治を進められる人ではないでしょう。そして、なぜ民主党なの?かつて民主党は鈴木氏の議員辞職勧告を決議し、所属していた自民党をあれほどまでに批判しておきながら・・・理解できません。

有権者の政治参加

2007年08月10日 | Weblog
 かつて青年の集まりで、選挙に関する討論会が開かれ傍聴したことがあります。そこで出された意見に、遊説での候補者名だけの連呼に意味があるのか?うるさいだけだ。また、誰を選んで良いのか情報が足りず分からない。選挙の時だけお願いに来る。などなど厳しい意見と政治に対する白けを聞かされました。
 そのころから、理想の選挙のあり方を考えていたのですが、今回の自分の場合でもこれといった新しい形が見いだせぬまま選挙戦がスタートしてしまいました。この度の参議院選挙でも様々な選挙を経験した人々が集い運営をしましたが、それぞれの固定観念のぶつかり合いで、衝突や不満が充満した時期もありましたが、どうにか最終日を迎え良い結果が導き出されたことで、結果オーライとなったようです。
 そこで感じたことは、どの候補も皆、地域や国を良くしたいと真剣に思っていること。さらに候補によるその違いは決して大きくはないものの、選挙戦が政策の違いでの選択とはなっていないないように思われます。つまり本来であれば政党のマニフェストに則りその内容を争点として争うべきところを、候補者のイメージによる人気投票となっているような気がします。多くの選対はそのことを改革しようとはせず、有権者の気に入られる作戦をひたすら考えています。これでいいのか?と考えることは甘い考えでしょうか。
 ある大物議員を破った新人女性候補が、若者を含む無党派層の支持拡大に努め、「イベントを調べ尽くし、片っ端から握手してまわった」とのコメントを寄せていました。さらに「新しい政治をしようとする若い女性」と期待してくれたと陣営は語っていますが、この様な選挙手法を続けていること自体が少しも新しくはないと私は思います。(悔しいけれど、私自身も現在はそこらか抜けきれていません)有権者はどんな人がどのような政治をすることを望んでいるのでしょうか。また、それを選ぶのに、どれだけ自ら行動を起こしているでしょうか。(先の青年の集まりでは、候補者を選ぶ材料が足りなさすぎるとの意見がありました)
 政治家は結果をもって批判を受けることがよくありますが、有権者がそれだけ批判をするのならば、有権者自身もより積極的に政治に参加するべきではないかと思います。この度の参議院選挙において、札幌市内で公開討論会が開かれました。驚いたことに500席近くある会場に、参加者はスタッフを含めわずか70人ほどだったのです。私は驚きを通り越し、怒りを感じました。180万人もの人口がいる札幌市で、なぜこれほどまでに関心が薄いのか。札幌市民は真剣に有権者を選ぼうとしているのだろうか。政治に対して文句があるのなら、この様な場をなぜ活用しようとしないのだろうと思います。それとも別の方法があるのでしょうか。
 そうは言っても候補者にも問題ありでした。多原かおり候補はドタキャン、我が伊達忠一候補は1時間も遅刻。公開討論会とは他の候補との違いを有権者に伝えることのできる数少ない方法です。それを軽視する候補者を私は認めたくはありません。その様な人は、おそらく当選しても有権者無視の政治スタンスではないかと思ってしまうのです。候補者は当選あるのみで、人気投票に勝ち抜こうとの戦術をとるし、有権者もそれに疑問を感じていないのかもしれませんね。これで良いのでしょうか。私はこの現状を素直には認められません。

参議院選挙を終えて

2007年08月08日 | Weblog
 7日、8日と二日間に渡り常任・特別委員会が開かれています。昼には参議院選挙を終えて、北海道選挙区で当選されました伊達忠一参議と比例区の重点候補だった橋本聖子参議が挨拶に来られました。
 参議院選挙では自民党が逆風の中、お二人の候補も大変な苦戦を強いられました。さらに保守が圧倒的に強いはずの一人区において自民党の惨敗が象徴的なできことでした。どんなにベテラン大物議員であろうとも、政権与党の評価が自らの当落に直結するのだと言うことです。これは民主党が政策面での新たな選択肢とされたのか、それとも自民党にお灸をすえる意味合いだったのか、それは分かりません。選挙戦を通じて有権者のみなさまから聞いたご意見は、圧倒的に後者の意見でした。これは寄り合い所帯の民主党に本当の信頼をしているのではなく、アンチ自民としての投票行動だったように私は思います。
 そう考えると、自民党としてこれまでの反省をしっかりと行い、主役である国民のための政治、そして国民に理解される政治を行わなければなりません。安倍政権は他の内閣にできなかった数々の重要法案を成立させましたが、不測の事態が重なり、その対応のまずさから政治実績を充分に評価されることなく、支持率の低下に歯止めがかからない状況となっています。しかし、選挙結果が物語るように、その評価が直接選挙の当落に係わることを首相は認識しなければならないはずです。党内においては議員すべてが自由な意見を述べ、徹底的に議論し、決まったことは党の方針として挙党体制をとれなければなりません。その様な環境づくりが今できているのか、大いに心配です。

景気回復・・・

2007年08月02日 | Weblog
以下の内容でコメントが寄せられました。

景気回復と言うが (Unknown)
それが目に見え無し!帰ってこないのが現実だ!それに、前回の郵政解散は、いったい何であったのか?只の税金の無駄遣いに過ぎないのか?一つ支持していた、候補が当選してお喜ぶのは良いが一番後ろではしゃぐ姿は見苦しい!それと、国民は、阿部か日?小沢か?問いかけたのは、当のご本人!問い掛けられた結果が阿部にNOを付けた即退陣すべき

今回の選挙の自民党キャッチフレーズのひとつに「成長を実感に!」とありましたが、北海道ではその実感が伴わないとして、「逆風に負けるな」と変更しました。その様に、北海道経済は首都圏に比べて後れをとっていることは事実のようです。そして日本経済の基礎体力が充分にできたからこそ、地方の発展のための政策を打ち出しているのです。今その流れを止めるわけには行かないと私は思っています。改革には時間が掛かることと、社会システムの変革がまだまだ途中です。公的機関の見直しの継続や公務員改革も当然行わなければなりません。それが今の民主党の体質でできるとは思えないと言っているのですが、負け惜しみに聞こえるでしょうか。多くの国民の不満の矛先が安倍政権の向けられたことは事実でしょう。本当の苦しさの実感よりも、将来の生活に希望が持てない閉塞感が大きな不満材料となってはいないでしょうか。それは政治の責任であると同時に、年金記録問題でも表れたような、野党の不安をあおる戦略があることも事実なのです。ご意見にあったように、安倍首相の退陣要求がわき上がることは自然だと私も思います。
 最後に「候補が当選してお喜ぶのは良いが一番後ろではしゃぐ姿は見苦しい!」と言われましたが、この度の選挙では遊説副本部長として私なりに役割を果たさせて頂きましたので、大いに堂々と喜ばせていただきました。どのように映り、どのようなご感想を持たれるかは見るかたの自由ですし、それを私は気にしません。私の素直な気持ちを表せて頂きます。