Do! 議会 で Go!

北海道議会議員・藤沢すみお日記

海外調査・インド

2009年10月30日 | Weblog
 どこへ行っても人、人、人のインド。スラム街のそまつな建物とごみの山。路上で生活するひとも見られ驚きの連続です。ところがそんなスラム街にも衛星放送のパラボラアンテナがあったり・・・彼らなりの快適な生活を送っているのかもしれない。そう考えると、戦後の日本でも同じような光景が見られたはず。向こう三軒両隣が助け合って暮らしている様子が想像できます。子供たちが大勢集まって空き地でサッカーをしている姿に、子供の頃のを想いだし、懐かしさと発展と共に無くしたものがあることも感じます。
 ムンバイ市副市長へ訪問、北海道の宣伝とムンバイ市の行政に関するレクチャーを受ける。上水道、交通、豪雨対策など課題山積、インフラ整備の遅れが目立つようです。
 ジェトロより北海道食材のインドでの販路拡大に関するブリーフィングと意見交換。大型ショッピングセンター視察。インド人の消費動向の調査。
 インドにおける小売店の実態調査、ハイパーマートの視察。
 現地日本商社や関係者との意見交換。日本食シェフへのインタビュー、今後の課題とチャンスについて。北海道食材の売り込みなど。
 インドの私立学校を訪問。4歳から17歳までの一貫男子校。数学の授業を見学。3割が海外の大学へ。インターナショナルな教育や厳しい教育の必要性を強調。関係者へ北海道観光の売り込み。
 昨夜、シンガポールにやって来ました。調査は進行中です。
 
写真はアラビア海に沈む太陽です。

オータムセール終了

2009年10月24日 | Weblog
前年よりも、売り上げ、売却率とも上昇したものの、平均価格は下がりました。オータムセールは特に原価割れの馬が多く見られ、厳しさに変わりありません。

オータムセール

2009年10月19日 | Weblog
本年度最後のサラブレッド1歳および当歳の市場が始まりました。初日は当歳ですが、予想通り1割程度の売却率となりました。数年前よりこのような状況で、当歳市場の中止の声も上がっているのですが、私も当歳単独の市場は経費の無駄だと考え、いっそミックスセールにしてはどうかとも思います。
また、明日から23日までは1歳の市場が開かれ、約1,000頭近くの1歳馬が上場されます。

陸上自衛隊北部方面隊創隊57周年記念

2009年10月19日 | Weblog
来賓には高橋はるみ知事をはじめ、与党民主党の荒井さとし、小林ちよみ、そして自民党町村信孝衆議院議員が参加、注目の祝辞では、荒井氏は友愛についてを語り、小林氏は緩やかな防衛改革の船出を明言しましたが、祝辞としては全く見当違いの内容でした。言葉では防衛の大切さや労いを言いつつも現場の不安を取り除くものではありません。今後、防衛大綱見直しが先送りになり、即応能力の維持にも不安が残ります。また、鳩山首相は普天間基地移転問題は来年まで先送りするとしていますが、都合の悪いことは参議院選挙後に結論を出す腹積もりなのでしょう。国の安全さえも選挙に優先されるのでしょうか。

自民党道連全道支部長会議

2009年10月18日 | Weblog
政権交代後の総括といえる全道の支部長会議が開かれました。各地区から厳しい意見が寄せられました。詳しくは後ほど・・・

ある現職議員は「国民は大きな間違えをした。衆愚政治に自民党まで落ち入ってはいけない。」と言っていましたが、それよりも、有権者の選択を素直に受け入れられない「古い体質」が、この期に及んでもなくなっていないのだと感じました。また、別の議員は、今までしたことのないドブ板の活動を行っていると自慢げに話していましたが、この人がこれまでいかに有権者から遠い存在であったのかを、自ら露呈したかっこうとなりました。自民党の改革は、まだまだ険しい道のりかもしれません。

デンタルミーティング

2009年10月17日 | Weblog
北海道歯科医師連盟主催の政策要望と懇談のデンタルミーティングが開かれました。前政権下による診療報酬の抑制や窓口負担増など、多くの問題点が指摘されました。合わせて歯科技工士と歯科衛生士の団体からも要望が寄せられましたが、労働条件の厳しさや人材の遍在など課題山積です。
政権が変わり、民主党にも要望活動を行ったと聞き、野党なんだと実感しましたが、現場の話を聞ける有意義な機会となりました。

平和の文化と女性展

2009年10月15日 | Weblog
 苫小牧で平和の文化と女性展が開かれ出席、その展示の一部です。「21世紀を平和の世紀にするために、女性たちが持つ力を十分に発揮し、連帯を強めることが大切。」との趣旨で開かれました。世界の平和と女性との関わりを中心とした展示ですが、一部に男女協同参画運動にまぎれ、首を傾げたくなる表現もありました。
 例えば写真にあるような「処女作」や「美人教師」との表現も自粛ですか?難しい時代ですね・・・これがエスカレートするとジェンダーフリーがまたまた台頭しかねません。男と女を区別することすべてがだめだという風潮になってしまわないか不安です。気をつけましょう。
 また、政府は「夫婦別姓」を認める方向にあると言われていますが、私は反対です。強制ではなく選択制なのだから反対する理由はないだろうという意見もありますが、夫婦というこれまでの概念を根本から壊すことになるのではないかと危惧するのです。姓を統一することが結婚の形のひとつだと考えます。事実婚に対する相続などの法的な配慮をすることで、この問題の解決を図るべきだと私は考えます。

 展示の中に「MOTTAINAI(もったいない)」キャンペーんで有名なケニア出身の環境保護活動家・マータイ博士の言葉がありましたので、ご紹介します。
 人間は”私は幸せだ”と感じたら
 自然と笑顔になるものです
 この人生は、この世界は素晴らしいのもです
 生きていることそのものが、素晴らしい体験なのです
 若い人たちには、素晴らしい未来が待っているのです
 これから”何かを変えたい”と思うのであれば
 まず、”自分から”変えなければならない
 

鳩山さん、◎※■☆・・意味不明です

2009年10月14日 | Weblog
 沖縄普天間基地の移転問題では、ずいぶんと発言がぶれています。もともと非常にセンシティブで難しい問題なのに、野党時代には自分なら解決できるとの大風呂敷を広げていたので、どうするのか楽しみにしていました・・・まさか自民党案と同じになんかならないでしょうね?
 沖縄県民の気持ちを第一に考えるとおっしゃるのなら、八ッ場ダムの住民にももう少し配慮がほしいものです。また、インド洋での給油活動の一時撤退が決まりそうですが、時間がないではなく、国際的な責任と日本としての国益はどうなるの?アフガン支援のコメントは言い訳ばかりで、結局何が言いたいか、日本として具体的に何をするのかぜんぜん見えてきません。意味不明です。
 写真は陸自戦車射撃競技会でのひとこまです。隊員の家族や関係者に日本一の戦車部隊のすごさを披露し、理解を広める努力に拍手を送ります。

チプサンケ

2009年10月13日 | Weblog
 12日昼、新ひだか町静内川河口にて、アイヌ民族の伝統行事のひとつであ舟降ろしの「チプサンケ」が行われました。このような地道な活動を支持してまいります。

KB野球秋季大会

2009年10月10日 | Weblog
 北海道KB野球連盟秋季大会が千歳市で開かれ、全道から8チームが参加し、10、11日の2日間熱戦が繰り広げられます。KB野球とはゴム製ながら硬式ボールと同じ重さのボールを使用するもので、軟式野球から硬式野球への導入のため有効なスタイルなのです。甲子園球児はリトルリーグなどの硬式出身者でなければつとまらないと言われていたのですが、Kボールの活用で硬式クラブのない地方の中学生にその道を開いているのです。本年夏の甲子園に出場した、旭川大高校のピッチャー柿山くんも日高管内のKボール出身者なのです。実は私が北海道連盟の会長をすることになりました。
 野球をする子供たちは皆挨拶がちゃんとできていて、素晴らしいことだと感じました。硬派的なスポーツ、いいですね。
 遠軽、日高、函館、渡島、十勝、樋山、釧路、留萌および選抜チームが参加しています。

太田総理・・なんちゃらTV番組・・政治をおちょくるな!

2009年10月09日 | Weblog
 テレビを見ていて腹がたってしようがありません。番組をおもしろくしようとする魂胆が見え見えで、政治家を怒らすような挑発を繰り返し、結局は視聴者に政治不信を植え付けるだけに見えます。良いものは良い、悪い者は悪いとなぜ言えない。偉そうに言っていても結局は視聴率狙いだろうと思えます。政治の現場では、結果は思いの通りではなくとも、多くの政治家はまじめに一生懸命取り組んでいることを是非分かってほしいものです。このような扱いでは政治に対して何も良いものは生まれないと思います。何のための番組なのでしょうか。結局は視聴率狙いしか考えていないと思ってしまいます。まったく無責任ではありませんか?ところが多くの視聴者は、太田氏の政治に対する批判的な言い方に賛同しているようで、知らず知らずのうちに、傍観者として無責任に批判ばかりするひとになっているのでは?

 今日の道議会本会議では、ダム建設に対する意見書の採択をめぐって、自民党と民主党が対立し本会議開会が大きく遅れました。前日の協議では民主党も同意していた意見書が、今日になって訳も知らされず反対すると伝えてきました。それなら議会で反対討論をするべきなのにそれもないままです。自らの主張を堂々と言えないのですよ!まったく納得がいきません。また、民主党はダム建設に関して費用対効果を錦の御旗にして中止を訴えていますが、それは災害時の人命の価値まで含まれているのでしょうか?私は平成15年の台風10号による日高での被災を忘れません。その時の被災者や犠牲者のことを思うと、何十年に一度の豪雨や異常気象だからしようがないとは決して言えません。そのような異常気象が頻繁に起こる時代であり、そのための対策が今求められているのです。人命を費用対効果でどれだけ表しているのか?私も明確に答えられないので改めて調べてみようと思います。
 いまの社会風潮はダムはすべて効果のない無駄なものとの考えが主流ですが、本当なのでしょうか。テレビでもそのへんが論じられていないのです。専門家の中での十分なコンセンサスが得られる答えがほしいものですね。

(写真は伊東衆議院議員・新道連会長)

ぶれる民主党、道議会混乱!!

2009年10月09日 | Weblog
 道議会最終日、意見書をめぐって、反対・賛成討論が繰り広げられる予定でしたが、今日になって民主党が一旦は同意した意見書にまで反対を通告してきました。さらに調整や修文が必要となり、13時開会の議会が夕方になりそうです。

 争点は、「ダム事業の推進を求める意見書」、「学力テストの継続とさらなる充実を求める意見書」で討論があります。また、「地方財政に配慮した国の予算執行及び予算編成を求める意見書」、「温室効果ガス削減の国民的合意を求める意見書」、「国の出先機関に関する意見書」、「日米FTA交渉に反対する意見書」は昨日の時点では賛成していた民主党ですが、今日になって反対を貫くようです。今回の定例会は民主党の「すぐに決められない」体質に振り回されっぱなしでした。

 写真は、前夜行われた「地域医療を考える会」の6回目の勉強会でした。砂川市立病院の事務局長をお招きし、自治体病院の現状や地域での役割分担や連携の必要性などを語って頂きました。医師不足問題に対する考えも大いに参考になるものでした。自治体の首長、議会がどれだけ一体となって医者を受け入れる意識になるか、快く働く環境を創っていくかがカギとなるようです。