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住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

飽きずに

2010-04-03 13:24:38 | 我が家の庭
飽きずに、毎日のよう我が家の庭を観察しています。



今年はだめかと思った稚児百合(チゴユリ)がきました。名前の通り小さくて、どちらかといえば目立たない草ですが、そこが好きなのかも知れません。



破傘(ヤブレガサ)の柄の部分が伸びてきました。傘で言えばすぼんだ状態。 



草の根元、それも葉っぱの影に隠れてしまいそうな、目立たない花を咲かせる葵。亡くなった父にもらったもので、種類は分からないが、パンダ葵とか言っている人もいました。

大げさに言えば、花の概念を覆されるような草。



紫蘇の実のようなのは、あけびの花。花や新芽の数をみると、今年もすごい勢いで延びるんだろうな~今から思いやられます。



三葉躑躅(ミツバツツジ)白花。暗めな日陰の庭を明るくする花。



最後はブルーベリーの花。躑躅の仲間らしく、花も満天星躑躅(ドウダンツツジ)に似ていて、提灯状の花が鈴なりに咲いてかわいいんです・・・が、ヒヨドリは蜜を吸うばかりではなく、花ごと食するから困ったものです。

=戸田晃建築設計事務所=



木瓜の蕾

2010-03-26 13:22:16 | 我が家の庭


日本芍薬(シャクヤク)



これはうれしい。去年までの位置にはなかったので、今年はてっきりだめかと思っていた園芸種ではない片栗(カタクリ)。自分にとって、これが出てくると、里山の庭に近づく気がする。



こちらは紫陽花。斑入りで八重樫とか言う名前だったと思う。



舞鶴草の葉っぱの奥に、つぼみが見えてきました。



二輪草がますます増え・・・



三葉躑躅(ミツバツツジ)も勢い余って・・・爆発しそうな勢いです。



木瓜(ボケ)の蕾。開花まで後しこし。。


忘備録的なブログでした。。

=戸田晃建築設計事務所=

とうた

2010-03-22 11:45:28 | 我が家の庭
植物には繁殖力の強いもの弱いものがあり、我が家のような狭い庭の場合、放っておくとある種の植物に占拠されかねない。

そこで人間の手によって意識的に淘汰する-つまり引っこ抜く。



その抜かれる立坪菫(タチツボスミレ)は生粋の日本産で菫の代表的存在。可憐な花であるが、如何せん増えすぎる。数を制限しないと忽ち増える。抜かれる前のワンショット!!



升麻(ショウマ)の新芽です。確か一葉升麻だったと思う。アスチルベと言ったほうがピンとくる人も多いかも知れませんね。



常盤忍(トキワシノブ)常緑の植物。背後に見える、毛に覆われた触手のような茎が伸び、その先で新芽を出す。その茎の生命力・勢いがちょっと怖い。



先日の吉野躑躅。朝のまだ暗い中庭に赤紫の色のかたまりが浮かぶ。



淘汰というか、こちらは雑草であるが、花は以外にかわいいのです。こっそり解放区を作って鑑賞。



佐渡朱鷺保護センタ-か朱鷺佐渡保護センターかごっちゃになる、今話題の朱鷺の名がついた大輪朱鷺草(タイリントキソウ)去年のシワシワの球根から芽が出る。



朝日を浴びて、まだ薄暗い中庭に、すっと立つ岩八手。

=戸田晃建築設計事務所=

はな→花

2010-03-21 14:34:45 | 我が家の庭
昨夜はすごい風でしたね。

あんな嵐みたいな風の日は、もし山野草を始めた8年前だったら、折れはしないだろうか?花も飛んじゃう~と、それはもうきが気でなかった と思う。

しかし、今はあまり気にならなくなった。だめならだめでしょうがない。。広い意味で自然の摂理と考える様になった。にしても・・山野草を通して見る時、明らかに異常と感じる時がありますがね。



先日の一人静、咲きました。
 


岩八手、咲きました。丹頂鶴の頭に当たる部分、花の根元のちょっと赤いのと、葉っぱが鶴の羽を広げたように見えるというが果たして・・・



トンボ池の立金花(リュウキンカ) (写真手前) 雪解け水の流れる小川の縁などで、長く茎を伸ばした先に黄色い花が、流れの中でゆらゆらしている景色を思い浮かべる。。

子供の頃、森や林の中にある水溜りのような、池のような場所が好きだった。。そこには何かとてつもないモノが居そうな、恐怖感とわくわく感。



カヤツリグサ科 鏨草(タガネソウ) 前年の枯れた草のその先から新芽を出すという珍しい草。この時期、一気に彩度が増す。



舞鶴草の大葉の種類が出てきてくれた。



鏨草の間から出てきたユリ科の雪笹(ユキササ)。最初は別けて植えていたが、何時しかごっちゃに!! タガネは名前が名前ナだけに、それに負けず出てきてくれ~



トンボ池のメダカ。あんな小っちゃいのに、ちゃんと影ができているのはかわいい。(当たり前かぁ~)



山苧環(ヤマオダマキ)?我が家には大小2種類の苧環草があるが、こちらは小さい方。苧環は麻糸を巻きつける時に使う糸巻きの事。花の形を見立てている。キンポウゲ科。開花まであと少し。。。



破れ傘も登場。キク科の多年草。こちらは成長の姿を傘を開く姿に見立てる。

日常 生活している中で、毎日が常に変化しているなんて事は、そうあるわけではない。

=戸田晃建築設計事務所=




哨吶草

2010-03-19 13:52:32 | 我が家の庭
相変わらず庭ネタ



吉野躑躅(ツツジ)が今日咲きました。花も咲きたてはシワシワです。



こちらは、雪ノ下科の哨吶草(ちゃるめらそう)です。何とも愛らしい花です。でも見方によっては食虫植物にも見えてしまいます。名前の由来は花の形が、あの屋台をひいたラーメンおじさんが持っているラッパに似ている事から。。



これは何??

以前、このあたりに植えた蘭の仲間だと思うのだが・・・この一本だけで当てるのは、テレビのイントロクイズのようだ。もう少し、観察してみよう~



去年はまったく姿を見せず、もう絶えたと思っていた山芍薬草(ヤマシャクヤクソウ)。今年はちょっとサイズが小さくなってお出ましだ。もしかしてこぼれた種から出てきた第二世代かも知れない。



二輪草に似ているこの草は、鳥兜草(トリカブトソウ) 目的は”観賞用”ですのでお間違いなく!!  と、HPでも書いた気がする。。

=戸田晃建築設計事務所=