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住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

一人静か

2010-03-18 12:03:46 | 我が家の庭
山野草の話、等分続きそうです。



舞鶴草(マイズルソウ)も登場。現在の高さは15mmぐらい。葉っぱが鶴が飛んでいるように開くことが名前の由来らしい。
これは昨年地面に下ろしたもの。我が家では、気がつくとユリ科の多年草を好んで植えている。そういえば、今年は稚児百合(チゴユリ)が見当たらない・・ホタルブクロとの勢力争いに負けたか?



鶴つながりで、丹頂草(タンチョウソウ) つぼみの色・葉っぱの形などが、丹頂鶴に似ている事から付けられた名前であるが、本当はユキノシタ科の岩八手(イワヤツデ)という名前。

本来この草は、渓谷の湿った岩場に自生しているので、その環境にあわせ、庭石に寄り添うように植えたのが功を奏してか、毎年調子がよい。



一人静(ヒトリシズカ)-草のたたずまいが、静御前に似ている事から付けられた名前というが、すでに静かではない予感がする。他に二人静もあるが、こちらはもう大変です!  多数大騒ぎ草



我が家ではハーブは鉢植えです。鉢といっても、陶芸教室で作ったもの・廃材で作ったもの・バケツとさまざまですが・・

=戸田晃建築設計事務所=

池の波紋

2010-03-17 18:52:08 | 我が家の庭
事務所のHPをアップしました。



この時期の庭はミラクルです。
月の明かりが映りこむ池の波紋がいつもとなんか違うな~~と思ったら、かえるの卵があったりして、、、
その卵ひとつとっても、家族3人、発見の経緯も状況も違う。それぞれが発見していて観察している。それを家族で話しながら、わくわく感が倍増するという訳。

この頃、日を追うごとに五感の働きがよくなっている気がする。脳の働きもよくなり、仕事もはかどります。本当です!!

一枚目は匂い椿。花や枝ぶりは小ぶりの、小さい庭にぴったりで重宝します。
匂いが春を運んできます。。



これは山吹草。山吹の花に似た、ケシ科の多年草。この時期の常連です。中庭の池のほとりに位置します。



これは、杉苔(スギコケ)。山などではよくあるコケの種類で、特に珍しくはないかもしれませんが、我が家では根付くのがなかなか難しかった。ので、私にとってこの一枚はとてもうれしい光景なんです。



これは何だっけな~?最近名前が出てこない。。。2年前地植し、去年芽を出さなかったので、もうとっくにだめかと思っていたら、今春ひょっこり顔を出してくれた。。こんなサプライズがあるのも山野草の庭の醍醐味!!

=戸田晃建築設計事務所=