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住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

蓼食う

2010-09-25 02:08:25 | 我が家の庭


仕事や何かで、精神的に追い込まれると決って見ていた夢

「蝶ネクタイが無い!」
「今から仕事なのに、髪の毛が長髪のまま切り忘れた!」
「ワインをお客さんにこぼしちゃった!」 

若いときにアルバイトをしていたホテルでのウエイターのシーン 
目を覚ますと心臓の鼓動は早く、うっすら冷や汗をかいている。

もちろん、当時は気が張っていたので、そんな”そそう”は無かったのだが、何で?おかしいな~?

先日、あるきっかけでそのころの同期数人と飲んだ。実に30年ぶりだった。

あんなに、ある種プレッシャーに感じていた頃のメンバーの集まりとあって、どうなるかと思いきや、妙に懐かしさととともに楽しかったのは、自分でも不思議だった。

違和感を感じながら過ごしたあの時期も、紛れもなく自分なんだ と感じるひとときだった。



久しぶりに我が家の庭にて

穂のように伸びたこの花は水引 (みずひき)
上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の水引に見立てた。
写真の白い花 は銀水引と呼ばれるらしい。



これは犬蓼(イヌタデ) ちなみに犬がつくものは食用にならないの意。
「蓼(タデ)食う虫も好きずき」の蓼。
そんなに言わなくても・・・ねぇ~
この地味な花。私は好きです。



靫草 (うつぼぐさ):こう見えて薬草。
生薬で別名 夏枯草(かこそう)利尿効果があるらしい。
ちなみに植えた覚えのない草。



斑入り藪蘭(ヤブラン)の花。なんだか大作りなこの花はあまり好きにはなれない。



ほてい葵草。やっぱり南米大陸原産か!? 異常に増えて、もうどうしようもない。前の日が2株だったのが、次の日に4株になっていたりする。本当だ。
この花の別名、ウォーターヒヤシンス。確かに。。



枯れた花をつけた状態の紫陽花を愛でる。



前出の犬のつく植物 犬山椒 につくアゲハの幼虫。幼虫は食べてるじゃあないか!!
ああ、実じゃあなくて葉っぱか・・・しかもすごい勢いで食べている。



最後はちょっと宣伝。我が八王子のホープ、マイミクでもある磯沼さん出店の図。
オーナー自ら店頭に立って販売している。なんとパワフル。

■ちい散歩フェア
28日(火)まで@そごう八王子店 8階大催会場

=戸田晃建築設計事務所=

初々しい

2010-07-03 19:45:16 | 我が家の庭


今日はデザイン学校の体験入学だった。

高校3年生、初々しかったなぁ~

写真の花は、我が家の2階テラスの、日本芍薬の鉢の片隅に咲く捩花(ねじばな) どこからか種がやってきたらしい。

ラン科の多年草のねじばなは、らせん状にねじれるように小さな花を咲かせます。よく見ると、小さな花一個一個が蘭の花になっている。左巻きにねじれているこの花も、個体によっては右巻きもあるらしい。

去年は1本だったので、この鉢の中は、居心地が良いのかもしれない。それにしても、もう一年たったのかぁ。

7月4日の誕生花らしので、だいたい近い日だ。

ちなみに自分の誕生日の誕生花は、ぜんまい ザクロなど 
花言葉はぜんまいは夢想 、ザクロは円熟の美。

円熟かぁ?今の自分には、なんだか程遠いなぁ~

=戸田晃建築設計事務所=

踏まれて育つ

2010-07-02 12:40:25 | 我が家の庭
(写真上部にタイヤが見える)

踏まれて育つ。

我が家の北側の庭。
庭の拡張工事が、駐車場まで進出。
沢の流れと植栽が車路にはみ出て、車が入れづらいったらありゃしない。。

「誰だ!こんなところに造ったやつは!!」 

あっ!自分かぁ~

写真は車路脇の苔。

運転の加減で、つい踏んでしまう。。
いつかは、自分たちの作った池に脱輪、「お池にはまってさあ大変」を地でいきそうで怖いのである。

しかし、育てるのが難しいと思っていた苔たち。
好きな苔を買ってきて、貼って・植えてもなかなか育たなかったが、この車に踏みつけられてる苔は、案外調子よく育っている。

苔の手入れの方法でも、最後にかかととかで踏みつけるよいと、何かに書いてあったが、車でとは書いてなかった。
今日も、「ごめんね。」とか、心の中でつぶやきながら、車の出し入れをしているのです。

興味のない人には、たかが苔 なのですけどね。



植木屋や山野草屋で買ってきた植物の花を見続けていると、何でもない雑草の花で、妙に安心することがある。

それは、豪華なコース料理が続いた後の、何でもないお粥が嬉しかったりする感覚に近い? 庶民丸出し~



変な枝? 変な葉っぱ? どっち??

その”変な”を感じさせた時点で、擬態 ばれてるでしょう~
でもかわいいから、気がつかないふりをして、そのまま観察しよう。

早速、娘に報告しなきゃあ。

=戸田晃建築設計事務所=

水音

2010-07-01 19:07:54 | 我が家の庭


お暑うございます。

こんな蒸し暑い日は、自家製の池の水の音に耳をやり、気分だけでも清流沿いでたむろっております。

ということで、画像は水草の花です。

いずれも一週間前の画像。



斑入りのヤブランの仲間 だと思う の花のつぼみ。丸い玉状の連なりがかわいい。



こちらは、盆栽(を地植えしたもの)の花。まるで霜降りみたいでおいしそう!? 盆栽の花は楽しい。。



山百合ももう少しで開花!



蛍袋(ホタルブクロ)の花。釣鐘状のこの花はうつむいて咲く。

地べたに這って撮影している自分の姿は、想像したくない。



何日か前に登場の、ショウマ(の白花)に、



黒竜(コクリュウ)の花に、

 
金糸梅(キンシバイ)の花に、



木イチゴの実。まだかな~

こう暑いと、記録をするだけで精一杯。

さっ! 今日一日講師で頑張った自分!ご褒美にビールでもどうぞ~

って、ご褒美出し過ぎ?

=戸田晃建築設計事務所=

空からやってきた

2010-06-30 16:59:53 | 我が家の庭
(写真中央よりちょっと上。)

これヤゴ?いよいよお出まし!?
娘よ、これで我が家の池は、本当の「トンボ池」になったか??



こちらはアメンボ。漢字では「飴ん棒」 でもカメムシの仲間。

でも、なぜ我が家の池にアメンボがいる?入れた覚えがないのに。しかも、子供が生まれて何匹もいるのだ。。

と思いきや、アメンボは飛ぶんです!

水を求めて・・
餌を求めて・・
フィアンセを求めて・・

そして、我が家にたどり着いたのか?

「なぜうちに来てくれたの?」
「鳥に食べられたり、危ないでしょうに~」
と言いながら、娘は結構嬉しそうだった。

=戸田晃建築設計事務所=