スカ天ブログ

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08/20日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2016-08-22 23:52:22 | 天体観望会


日中は、ゲリラ豪雨のあった不安定な天候でしたが、
操作講習会の希望者が現れなかったので、
急遽、天体観望会にチェンジしました。
今回の観望会希望者は、前回参加していたメンバーの、
T中さん、T川さん、Kさん家族の5名が参加しました。
スカ天のスタッフは、kozyさん、Hさん、私の3名が参加。
スタートは、定刻より15分遅れの19時15分より開始し、
いつもの星空解説はカットし、すぐに観測ドームに移動しました。
ドーム内に入る頃には、天候もすっかり回復し、
怪しい夏雲(積乱雲)は消えうせていました。
まずは土星から案内。
今晩の空は透明度もよく、上空のシーイングも良好で、揺らぎの少ない土星を楽しむことが出来ました。
続いて導入した火星も、大接近より約3ヶ月ほど過ぎてはいましたが、
良いシーイングに助けられ、模様が良く見えました。
次に導入したM22の球状星団も、靄ではなく、星が一つ一つ分離して見えました。
その後は、アルビレオと琴座のWWスターを楽しんでもらいました。
M57も案内しようと、導入に挑戦しましたが、雲に邪魔されて不可能。
最後は、8時過ぎに東の空に上がってきた月を案内しました。
この日は4ヶ程人工衛星も確認しました。

以上

報告者 管理人

08/06~07日 富士山合宿2016

2016-08-22 23:10:48 | 旅行


富士山合宿2016の様子を報告します。

横須賀市内から高速道路を使って約2時間で到着する富士山麓の太郎坊。
ここは海抜1300mある富士山の3合目。
気温も下界より約8度は下がるので、下界が30度なら22度と快適な気候になります。
低い雲が下界にあった場合、その雲海の上に出るので、その影響を受けなくて済みます。
透明度が高い空なら、天の川もくっきりと見えて、星座が解らなくなるぐらいになる事もあります。
その標高から、山地帯に属するので動物や植物、野鳥の種類も変わってきます。
富士山でしか見られない動植物もあります。
車で寝起きするので、お宿を予約する必要もありません。
晴れる見込みがない時は、すぐにキャンセルも可能。近くには水洗トイレも完備。
とまあ、良い事ばかり書いてきましたが、デメリットももちろんあります。
水が無いので、必ず水は持参必要。

山の天候は変わりやすく、急変して悪化することもあります。
1度、雷鳴とゲリラ豪雨に遭遇し、怖くて逃げかえったこともありました。
過去には、ローリング族が夜中じゅう爆音とともに走り寝不足になった事や、
音響好きの人が、大きいスピーカーを持参してならしていた事もありました。
9月下旬に企画した合宿の時は、さすがに寒すぎて、夜中に雪が舞った事もありました。



そんな環境の太郎坊で実施した2016年の富士山合宿に初めて参加されたKozyさん、Aさん、如何でしたか?
台風5号が南の海上にいて、合宿中に影響があるかもしれないと思いながらも決行しました。
私とKozyさんは、14時に横須賀を出発。Aさんとは足柄SAで16時に合流予定。
sea bassさんは単独行動で、現地の太郎坊で合流することを約束。
足柄SAの手前の中井SAで工Kozyさんと休憩タイムを。
ここでAさんに電話して居場所を確認。すると「既に足柄SAに到着しています」と確認がとれました。
予定より20分早く足柄SAでAさんと合流。
足柄SAにはコンビニがあり、ここで食材等を調達。
ここから3台で現地に向かいますが、ETCカードの無い私は御殿場インターを出てから2台とはぐれました。
国道23号を走っていて途中にコンビニを見つけ立ち寄ると、そこにはぐれた2台が駐車していました。ここではお酒類を購入。
さらに国道を進むと気温表示計があり、24度を示していました。
現地の太郎坊には17時前に到着。sea bassさんも17時半には到着しました。
この時の天候は曇り空。ややもすると霧になりそうな低い雲に覆われていました。
30分程この雲を眺めながら雑談していましたが、18時頃になると一気に雲が無くなり、晴れ間に三日月が顔を出しました。
近くに木星がいましたが、まだ肉眼では見えず、双眼鏡でようやく確認。
18時を過ぎた頃から夕食の準備に取り掛かり、各人が思い思いの夕食を食べました。
私は定番のレトルトのカレーライスを食べました。
夕食後は機材を組み立て始め、sea bassさんはシュミカセC8を。
Aさんは高橋のEM-200の赤道儀に屈折の望遠鏡を搭載。
Kozyさんはビクセン製の簡易赤道儀ポラリス?で天体写真を。
私はキャノンの50×18による観望とNikonP900で天体写真を撮りました。
この日は、静岡県御殿場市で開催される富士登山駅伝(世界一高低さの大きい駅伝)の前日という事もあり、
多くのランナーがこ太郎坊に集結していました。
中でも自衛隊の参加者は多く、続々と自衛隊員を乗せた車両が入場してきました。
この日はキャンピングカー1台が隣に駐車し、車の出入口に点灯している明かりやたらと迷惑な明かりでした。
空の様子は終始晴れてはいるものの、透明度はがた落ちで、過去に見たすっきりとした天の川という空ではありませんでした。
私は22時過ぎに就寝しましたが、フリードの寝心地は決して良いとはいえない車。
朝は4時半前に起床し4時50分頃の日の出を待ちました。
50分過ぎた頃、東の空から太陽が上がってきました。
この日のご来光はノーマルなもので、朝焼けにはなりませんでした。
一応参加者全員で記念の写真を撮り、6時過ぎに現地解散しました。

以上

報告者 管理人


07/23日 北下浦市民プラザ 天体観望会の報告

2016-08-22 22:50:30 | 天体観望会


去る7/23日に開催した北下浦市民プラザの天体観望会の様子を報告します。
今回参加された方は、H川さん家族2名とK松さん家族3名と佐原にお住まいのKさんが初参加。
後は常連のMさん、T川さん、T中さんを含む合計9名。
スカ天の参加者は、KOZYさん、sea bassさんと私の3名で対応。
当日の天気はヤキモキさせられる空でしたが、かろうじて火星と土星とM57を案内。
M57のリング星雲は薄い雲が張る空だったので、よくは見えませんでした。
木星も案内する予定でいましたが、
西空の方向には邪魔する厚い雲があり、導入は不可能と諦めました。

観望会は日没が遅い為、開始時刻は19時より。
いつもの研修室の会場に集合し、まずはスタッフの紹介から。
そして、パソコンによる天体シミュレーション2本を見てもらいました。
1本は子供向けの番組を。2本目は定番のステラナビで今晩の星空の見所を案内。
時間にして25分程度の解説を聞いてもらいました。
その後、観測ドームに上がり実際の天体を案内。
最近の傾向で、スマホを所持する方が多く、簡単に撮影できるとあって、皆さん接眼レンズにカメラを向けますが、
実際の所うまく焦点が合わず撮影は厳しい結果に。
月なら明るくて写りますが、惑星となると本当に厳しい条件でした。
約1時間10分の観望会でしたが、火星と土星が何とか見られてホッとしました。
20時50分に解散しました。
相変わらずの事ですが、この日も観望会終了後に空を見上げると、空はバッチリ回復していました。(悲)

以上


報告者 管理人



05/28日 不入斗体育館 春季星空観察会

2016-08-22 22:42:18 | 天体観望会


去る5/28日、市内にある不入斗公園+メインアリーナの会議室において、
春季星空観察会が行われました。
気になる天候も、予報通り開始30分前より回復に向かい、
観望会の時間帯は、多少雲間を通しての観察会になりましたが、
本日予定していた対象の天体は、全て観察できました。
この日は、NHK「おはよう日本」の取材陣3名も駆けつけ、
観望会に参加した方にインタビューしたり、観望会の様子を撮影していきました。

ここ不入斗グランドで実施する観望会を支援するのは2度目。
前回は冬の時期に開催し、この時はものの見事に天気に見放され、
星の講義だけで終了しました。
今回の依頼者も、横須賀市の一般財団法人シティサポートよこすかで、
募集で参加した人数は9家族27名でした。
当日は、スカ天スタッフのTさん、Kozyさん、sea bassさんと私の4名が、
17時に現地入りしました。
用意した機材は3台。
18時から、第一ミーティングルーム前で受付を開始。
受付は依頼者側で対応してくれました。
18時半より、開会式の挨拶と諸注意を天崎所長より受けました。
その後、私の挨拶、日程説明、今夜の星空の解説を行いました。
今回の話のメインテーマは、3日後に地球に最接近する火星。
2.2年毎に地球に接近する理由や、接近中の火星の見所などを詳しく解説しました。
1時間ほど星空の解説後、外を見ると雲が切れ始めてきたので、
予定通り野外のグランドに移動。
話題の火星や木星、ミザール+アルコルの重星。
そして解散寸前の20時過ぎに昇ってきた、第6惑星の土星のリングも見ることが出来ました。
参加されたご家族は、皆ご満悦の様子で帰宅されました。
20時半には機材を片付け、現地を後にしました。

PS:観望会の様子は、5/31日放送のNHK「おはよう日本」の6時台と7時台の2回の時間帯で放送されました。


以上


報告者 管理人



07/02日 ソレイユの丘 夏の星空観察会

2016-08-22 22:34:19 | 天体観望会


去る7月2日、長井にあるソレイユの丘「夏の星空観察会」をスカ天が支援してきました。
現地では風速10mを超えるくらいの強い風が吹き荒れていましたが、
雲間から見えた、木星、火星、土星の3つの惑星だけは案内できました。
予定では30名限定ということでしたが、当日にキャンセル待ちの方からの問い合わせもあり、結果、35名程度に膨れ上がりました。
前回同様、座学の会場はレストラン。
こちらの会場では、30分程度パソコンによる自動解説と私の解説をやりました。
19時半を過ぎた頃、野外に移動し、3グループに分かれ、用意した3台の望遠鏡の前に並んでもらいました。
本日用意した機材は、Kozyさんの20センチシュミカセ、Tさんの10センチフローライト、
そして、私の20センチ反射赤道義の3台。
空の様子はというと、空全体に雲があり、所々に隙間がある程度の条件。
その隙間に見えていたのは、明るい3つの惑星でした。
ちょうど機材が3台ありましたから、
それぞれの機材に1惑星を導入。
Kozyさんの機材には木星、Tさんの機材には火星、私の機材には土星を。
西に傾いていた木星は導入後すぐに雲に邪魔され、
思うようには観察できませんでしたが、
土星と火星方向には雲の影響が弱く、終始観察できました。
Tさんの機材を覗くチャンスがあり、
5/31日の最接近から1ヶ月過ぎてはいるものの、フローライトは良く見えました。
本人も惑星を見るのは久しぶりで、改めて見た火星像に感動していました。
惑星は見えるものの、それ以外の天体は、天候の影響からカットさせて頂きました。

以上


報告者 管理人