有志による吹田市議会報告会

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財政援助団体等監査

2016年10月21日 | メンバー記事

私、後藤は、本年度議選委員として監査委員に任命されております。

毎月の出納検査から決算まで、監査対象となるものは幅広いのです。

当然、住民からの監査請求があれば行いますし、各部署の補助執行(監査事務局主体)もします。

ただ、中身は守秘義務があるようで、このブログに書くわけにはいきませんので、悪しからず。

さて、来週には吹田市が出資している財団等の財政援助団体の監査が行われます。

財政援助団体は、公益財団法人吹田市健康づくり推進事業団(2億円)、一般財団法人吹田市介護老人保健施設事業団(2億円)、公益財団法人吹田市国際交流協会(2億円)、公益財団法人千里リサイクルプラザ(5億3,880万円)、公益財団法人吹田市文化振興事業団(2億円)、吹田市開発ビル株式会社(4,100万円)、地方独立行政法人市立吹田市民病院(33億84万3,643円)といった団体であります。

※( )内は吹田市の出資金。

これらの団体を3年間に分けて監査するということになっています。

監査委員は議選委員が2人、常勤が1人、非常勤(公認会計士)が1人の計4人となっていて、監査委員事務局が数名体制で資料を整えてくれます。

 

少し話しが逸れます。

なぜこのような団体が存在するのかという疑問が湧くと思うのですが、

大きく言うと、それぞれがその時代時代の中で社会的に必要だと認識されて、

行政の力(税金)を持って立ち上げようとなったものだと思います。

では、今も必要なのか、出資金額は現在も適正か、業務内容は時代の要請に応えれているのか、民業圧迫になっていないか?

といったことになってくるのかなと思います。

その時は必要だったかもしれないけど、今は民間でもできるよ。といったことなら今は必要ないかもしれません。

ただ、時代の要請に応えて、当時と違った動きが必要となるのかもしれません。

 

こんな問いを自問自答しながら、来週の準備をしている所です。

では、次週の担当は私の大先輩、石川議員です。