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あみものと手仕事と旅の記録

A Happy Wedding in Chiang Mai(3)

2006-05-15 23:35:33 | すいかの芽
こちらが結婚式当日のすいかでございます。ピンクのシルクを選んだものだから、なんだか全身ピンクになってしまいました…。写ってないけどバッグもピンク(でもこれは素敵な刺繍がしてあるので、気に入って即買いしました)。髪に関してはとっても不器用なすいかが、1週間の練習を経て自分でまとめ髪を作りました(腕のあげすぎで、二の腕が引き締まったかも?!)。

シルクのスーツは「フルオーダーだから体にぴったりのはず。これでもう1センチも太れない、というプレッシャーがかかって、この体重増加にも歯止めが利くに違いない!」と期待満々だったのに、上下とも、ものすごくゆとりを取ってあって、めちゃめちゃデブに見えました… しかも少し凝った形に注文した襟部分の収まりが悪く(おそらく引き受けたものの技術が伴わなかった、のでしょう。ここのひとたちは、どうして出来ない約束を簡単にするんだろうか、本当に…)、だらしないことこの上ない、という見た目になってしまいました…今度時間があるときに直してもらうつもりです。

ちなみにこのシルク店、「4日くらいの旅行日程なら、観光客でもオーダー→受け取り可」だそうです。雑誌の切り抜き写真からでもパターンを起こしてご希望通りにしてくれるのだとか(わたしのは希望通りではなかったですが…)。おひとついかがですか?

さて、このいでたちで独身男性にエスコートされて(これも日本に居たら絶対なかったハズ)式場へと向かいました。はてさて、どうなることでしょう?!

A Happy Wedding in Chiang Mai(2)

2006-05-15 23:25:38 | すいかの芽
デパートでスーツなどを物色するも、いまいちピンとしないものだったり、気に入ったと思ったら全身黒だったりで、焦るばかり。そこで思い切ってトライしてみました、タイ・シルクのスーツのオーダー仕立てをば

どこで仕立てたものやら迷って何件か回りましたが、結局ガイドブックに載っている店に決めました。そこのファッション雑誌を見せてもらってデザインを決め、その場で採寸、一週間後に納品という運びになりました(日本の本も何冊か置いてあって、手づくりバックの本をパラパラと見ていたら、その本の中のひとつが丸々パクられてチェンマイで大量生産されていることを発見してしまいました。「お、チェンマイもなかなかセンスが良くなってきたね、1つ買おうかしら」と思っていた矢先だっただけに、さすがに膝が抜けそうになりました…嗚呼、コピー大国)。

この店の女主人が悪い人ではないんだけど、えらそーなおばさんで「何やねん」と思うこともあったのですが、約束通りに納品してもらいました。ガイドブックに載っているだけあって、外国人との取り引きに慣れているのでしょう。ガイドブックもバカにしたものではないな、載っているからにはそれなりの理由があるのかも、と思いました。

 *写真は「これ、誰が履くの?!」な結婚式用の靴。デパートで再確認したところ、やはり「靴も黒はだめです」と言われて、「これいかが?」とすすめられて購入しました、ハイ、日本に居たら一生履かなかったハズ…。「こんなの若すぎない?わたし結構いいトシいってるんだけど。しかもこんな靴、おじ様おば様から何か言われない?!」と抵抗(?)したのですが、「そんなことないですぅ、これは大人仕様ですから大丈夫ですよー」だって…ほんまかいな…

A Happy Wedding in Chiang Mai(1)

2006-05-15 21:52:29 | すいかの芽
さて、お待ちかね(?!)KちゃんとCyくんの結婚式が近づくにつれ、「いやー、やっぱりフォーマルな服装で参列しないとまずいのではないか」と思うようになってきました。というのも、どうやら結婚式の"格"が高いのでは、という気になってきたからなのです。日本でも結婚式はいろいろなスタイルがあって、招待客はそれ相応な姿格好で参列するのが"常識"ですが、それはここタイでも同じ。同じ、というよりも日本に輪をかけて"作法"が問われる国なのです。

「タイのひとたちはものすごーく適当」という印象を持っている方が多いと思うのですが、実は一方でものすごーく作法を重んじるところがあります(そのギャップが大きくて、外国人としては戸惑うことしばしば)。さらに、大変"面子"を重んじるところがあると言われていて、人生最大行事である結婚式や得度式(出家のための式)は一族郎党の面子がかかっているので盛大に執り行う、と本で読んだりひとから聞いたりしていました。

K&Cyの挙式場はチェンマイで最も大きい教会のひとつ。この時点で相当の人数が参列する盛大な式になりそうなことが予想されます。さらに招待状の中にある新郎のお父さんの肩書きが見たことがないものだったので(いわゆる"Mr."に当たることば以外に、社会的地位の高い人はその地位を名前の前に付ける習慣があるようです)、友達に聞いてみたところ、とっても偉いひとなのではという結論に至りました。
そんなところに普段着の延長みたいな服装で行って、新郎新婦に恥をかかせてはいけない!と、本格的に服探しを始めることにしました。

 *写真は以前通っていたネット屋の看板犬。足先をよーく見るとマニキュア(ペディキュア?)をしています。犬にしてこのおしゃれぶり、タイのひとたちは実はおしゃれ上手で、すいかも感化されてます。