1/99(きゅうじゅうきゅうぶんのいち)

あみものと手仕事と旅の記録

ヒーリング・ハート・キルト

2005-09-29 23:08:40 | すいかのたね
 という催しに行ってきました。地域のキルター(キルトをする人のこと)さんたちの作品と、全国大会で入賞した作品の展示がありました。
 ひとくちにパッチワーク・キルトと言っても、技法や作風がいろいろあるのですが、実際に目にしてそれを実感することができました。

 この催しのメインは、”キルティング・ビー”という形式のキルト作品への参加です。3畳くらいはありそうな大きなパッチワークをしてある布に、1針でもいいからキルトを施していく、というものです。出来上がった大きな作品は、病院に寄付され患者さん方に見ていただくそうです。わたしもちょっとだけ縫って来ました。記念のために、縫ったところだけ写真に撮ろうと思ったのですが、場内撮影禁止(真似っ子防止のため)だったので、かわりにこの写真を。
 
 このあいだ、わたしが高校生か大学生くらい(なんせすごい昔、です)のときに作ったこの赤いキルトのポーチを、妹が使っていることが判明しました。すごい上手くて、自分でもびっくり!パッチワークのところは1ミリとしてずれているところがないし、いまわたしが最大の課題としているファスナーを見事に手縫いでつけています、もちろん裏地つき。いったい、どこで材料を手にいれ、どんな本を見てつくったのか…まったく覚えていません。。。そして○○年経つというのに、丈夫なままで”味”が出ているのです。じつは、この耐久性がキルトの原点だったりするので(たしかそのはず)、使ってくれている妹に感謝、です。
 
 なんか最近、日に日に記事が長くなっています、すみません…

 *パッチワークは布を縫い合わせる作業のことで、出来上がった布はキルトトップと呼ばれます。キルティングは、キルトトップと下布のあいだにキルト芯(綿が布状になったもの)をはさんで、その三枚をひと針ひと針、縫いとめていく作業のことです(と、すいかは解釈しています…)。
 *”キルティング・ビー”は大きな布に集まって作業する人たちの様子を見立てたことば、だそうです(イベントちらしより)
 

手芸三昧

2005-09-28 22:03:41 | 布小物
 食欲の秋、読書の秋、秋につく枕詞はいろいろありますね。みなさんはどんな秋になりそうですか? すいかは今年も「手芸の秋」になりそうです(そして、肩凝りの秋…)。
 
 昨日、「秋らしい物をつくるぞ!!」と思い立って、いてもいられず、手芸街へ飛び出しました。あれやこれやと買い込んで、帰り道は、お財布に小銭しか残っていませんでした 
 いちばん欲しくて最初に作ったのがこれです。前に紹介した通院用のリネンのバッグは少し寒々しくなってきたので、「秋らしい柄と風合いが欲しいな~」とお気に入りの布屋さんへ顔を出したら、このオレンジ葉っぱの布をすすめられました。おススメのことば通り、1m弱しか残っていなかったので、即買いして、ワゴンセールのなかから選んだ赤い別珍(なんて言わないですか?コールテン、です)を裏布にしました。くるみボタンと残り毛糸で編んだループをつけてみました。
 合皮の持ち手をつけるのは初挑戦でしたが、すごく楽でした
持ち手部分を作るのって、布もたくさん必要だし見た目よりもずっと手間がかかるんです。いままで「高いから」という理由だけで避けてきた素材でしたが、今まで入ったことのない路地をうろうろしていたら、市販の半額以下で売っているお店を発見しました。やっぱり、街に出て刺激を受けるのって大きいなあ!と思ったのでした。
 ちなみにこれは、母のものになりました。母は、初夏に作ってあげたリネンのバッグを「すごく気に入ってるの」と使いたおしていて、バッグが「も、もう勘弁してください…しばし御暇を…」と言っているような気がしたので、代わりにこれを使ってもらうことにしました。

 今日はこの作品と同時並行で、別の布を使って自分用の”秋仕様”バッグを完成させました。ほかにも小物や編物などをちょこちょこして、今日はとっても手芸三昧な一日でした。あー、しあわせ だけど、ちょっと趣味に対して無頓着にお金をかけすぎ… 昨日からお小遣い帳をつけることにしました…。

 *デザイン:オリジナル/サイズ約30×21cm、マチ14cm/作成2005.9月下旬
 

ご好評いただきました

2005-09-27 18:57:38 | 布小物
 うわ、こうして並べてみるとすごい、ですね。1週間-10日間くらいで、これだけ作りました。思うところあって(というほどのものではないのですが)、わたしのことを直接知らないひとが、すいかの作品を受け取ってどう思われるか、というのを知りたかったんです。
 
 結果、ご好評いただきました まず、海外留学から戻ってきた友人に会う際に(この写真の)半分を持って行き、「お帰りプレゼント」として1つお気に入りを選んでもらい、さらに彼女の周囲にこうしたものに興味を持っている方が多いと聞いて、結局持って行ったもの全部を無理矢理押し付けるようにもらって頂きました(ごめんねcocoちゃん)。

 残りは妹が学生時代の友達と会うというので、そのときに持たせました。直接わたしのことを知っている方はほとんどいません。そこでもなかなかの反応で、一部で争奪戦?!があったとか。あるお友達は、「フリマとかに出したら、絶対売れるよ!」とまで言ってくださったそうです。
 あとは、作る前からプレゼントすると決めていたお二人に。それぞれの携帯使用度とセンスにあわせたつもりでお贈りしたら、とても喜んでいただけました。

 もともと人からの評価を気にする性格だったのですが、ここ数年で「わたしはわたし~(by沢知恵)」なふうに変わってきました。でも誰かに差し上げるからには、自己満足に終わらないように、受け取ってくださる方の気持ちを考えて作りたいな、といつも思っています。そして、わたしの手づくりを通して、いろいろな輪があちこちで出来るといいな、などと空想(妄想?)したりしているのです

 *デザイン:オリジナル(一部ニット作品はフリーペーパーのデザインを参考)/作成2005.9月中旬
 *沢 知恵(さわともえ)は、すいかお気に入りのピアノ弾き語り歌手。日本語、英語、韓国語を自在に操って、”たましいのうた”を歌うひとです。HPはこちら http://www.comoesta.co.jp 


続・うんこ星人

2005-09-26 13:22:36 | すいかのたね
24日の「うんこ星人」が、盛り上がり?を見せております。
例の帽子が「あれに見える」、「これに見える」、「いやいや、やっぱこれでしょ」となっています(コメントのところを見てくださいね)。

で、「お正月に食べる”くわい”に似てる」とマリママさんが、わざわざ写真を送ってきてくださったので、ここに公開したいと思います(マリママさん、事後承諾です、ごめんなさい)。

どうですか?そして、みなさんは何に見えますか?!
こんどはもっとリアルなのに挑戦してみよっかな

うんこ星人

2005-09-24 21:33:05 | for kids
 す、すみません、下品なタイトルで…いや、これにはわけが~。
 妹が息子2人を連れて泊まりで遊びに来ました。夕方、洗った髪をタオルで巻き留めているわたしを見て、甥(兄)が、「それなに~?うんこみたいー!」というので、「そうよ、すいかおばちゃんは”うんこ星”から来た”うんこ星人”なの」と答えたら、彼のツボにずばりはまったようで、ふたりして、そのネタでずーっとふざけていました。
 今朝になっても彼はまだ覚えていて、「うんこ星人の帽子作って」というので、即席で作ったのがコレです。そりゃ、もうちょっとリアルな色もあったし、やりようによっては実物により近いものができるんですけど、ねえ、あんまりなのも教育上よくないか、などと思いこの程度にしておきました。え?これでも十分って?

 大人の帽子を毛糸で作る場合、最低2玉は必要です。「子どもだから1玉くらいで大丈夫だろう」と編んでみたら、深さが足りませんでした。それで、残り毛糸2本(緑と青)を引き揃えて下の部分を編みました。苦肉の策でしたが、これで、ちょっとはオシャレなかんじに?! 
 ”うんこ帽子”、これをかぶるだけであの”うんこ星人”に簡単に変身!あなたもおひとつどうですか?!

 *デザイン:オリジナル(こんなものをオリジナルで思いついてしまった…)
 /作成05.9.24.

ipodケース?!

2005-09-23 09:44:01 | あみもの
 manaoから「ipod-miniを買ったので、毛糸でipodケースを作って」とリクエストが来ました。
 ipodの実物を見たことがないすいかは、ネットでその大きさと造りをチェックしてみました。manaoのリクエストは「ipodのくるくるするところ(コントローラ部分)に穴を開けておいてほしい」とのこと。毛糸では無理な気がして、代わりにキルト芯を使って布で作ることにしたのですが、これがもう大変でした。だってipod小さいんだもん(布の出来はイマイチなので写真不掲載) 「布でもダメかぁ…」とちょっと残念に思っていたら、「あーっ、 毛糸でできる!!」とアイディアが”降りて”きました。「すいか天才!」と張り切って作ったのがこれ、です。りんごコレクターのmanaoのために、と買っておいたボタンをつけて、完成
 …しかし、作りながら頭の隅で思っていたのです、「くるくるが触れるように穴を開けておいても、くるくるした結果が出る上部の液晶面が見えないと意味がないのでは?」と…そしてその予感は見事に的中したのでした。受け取ったmanaoから「大きさはぴったりだけど、液晶が見えないから使えない…」と。…やっぱり 
 でも、なんでも上手い使いみちを思いつくmanaoは、小物入れとして使ってくれている、とのことです。今度、どんな風に使ってくれてるのか、見せてね。

 *デザイン:オリジナル/作成2005.9月初旬

こんなんできましたけど~

2005-09-23 09:08:56 | 布小物
 「編みぐるみ物はオリジナルが難しい」と思っていたのですが(これはあみぐるみではないですが)、ipodケースを作って「あ、結構いろいろできるかも」ということがわかって、遊びでくるくる編んでいたらこんなものができました。布をつけて巾着型に、いかがでしょう?毛糸のところは細編みでしっかり目が詰まっているので、内袋はつけませんでした。底の部分とか、筒状になっているところの高さとかを変えれば、コップケースとか小物入れとか、まだまだいろいろできるなー、と思っています。気になるひとは、ご意見くださいね
 それから進化した?のが、下のピンクの毛糸バッグです。

 *デザイン:オリジナル/作成日:2005.9月

毛糸と布のコラボ

2005-09-21 22:05:56 | 布小物
 ひさしぶりに自分用のバッグを作りました。先月からかぎ針を持つことが多くなって、浮かんできたアイディアがこのバッグです。
 1玉だけ残っていた毛糸を使って適当に増やし目、減らし目しながら編み進みバランスのいいところで編み終わり。そのあと、これまた残りもののスパンコールとビーズを適当に刺しておきました。口袋と持ち手、それから内袋と内ポケットをつけて完了!
 今日、このバッグを持って百貨店に行きました。洋服売り場のおしゃれなおばさま店員さんに、たいそう褒めていただいて、すごくうれしかったです。洋服売り場の担当といえば、一般人よりもずっと目が肥えているはず。そんな方から、「素敵ですね」って言ってもらえたなんて…!本気で転職考えちゃうかもしれません?!

 *デザイン:オリジナル/サイズ:約23×15cm、持ち手36cm/作成2005.9月中旬

ときどき雲と話をしよう

2005-09-19 18:04:40 | すいかのたね
 このまえmanaoにもらわれていった、うさぎの指人形。旅好きのmanaoに連れられてこんなに大自然を満喫しているんです!うさぎ初ニングル!
 manaoに「アメリのニングルみたいにしたい」といわれたときは、「まさにmanaoワールド」と思ったすいかでしたが、いやー、こんな風になるなんて~。めちゃめちゃニングってる~!!しかもこの山は「蝶々深山」という山なんだそうで、またもmanaoワールド
 ちなみにこのタイトルはKANのアルバムのなかの一曲のタイトルで、相当がんばりすぎたね、少し休もう~っていう歌詞がついています。あと、KANは「愛が勝つ」の一発屋だと思っている人が多いようなのですが、彼はそれ以前にもそれ以降にもいい曲たくさん書いて歌っています。なんでこんなにかばうかって?それはすいかがKANのファンクラブ会員だからです

 *「ニングル」は仏映画『アメリ』のなかに出てくる、妖精小人。”ニングる”の意味を知りたいひとは、この映画を観てくださいね
 

めがねコード

2005-09-18 14:19:29 | 手づくりいろいろ
 ビーズは市販のキットを買って作るところから始めました。初期に作ったのがこれです。もう丸3年くらい前になるでしょうか。 ちょうどマリのママが加齢に伴って眼鏡の取り外しに困っていたので(って、こんな回りくどい言い方したらよけいに失礼ですね、老眼鏡です)、差し上げました。この写真は先日送っていただいたのですが、まだ大切に使ってくださっていると知って嬉しかったです
 めがねといえば、すいかは近眼で10年以上めがねをかけています。先日めがねが鼻に当たるところが、うっ血しているというか「これ以上続けていたらきっとアザになる」という状態になっているのを発見 コンタクトレンズに替えようかと真剣に考えています。

とり for ひめ

2005-09-17 14:21:54 | 布小物
 近所に大学時代からの友人が住んでいます。近いのに、なかなか遊びに行けずかれこれ1年経ってしまった。彼女の娘ちゃんは、もうよちよち歩きができるようになったときいて「姫さまに謁見したい!」と思っていて、姫への献上品としてこのトリを作りました。
 これは、通販のカタログでみたマスコット?をフリーハンドで適当な大きさにしたものです。オリジナルのは手織りの布を使っていることがセールスポイント、とありました。「えー、そういえば、そんな布、わたしも持ってるよ」と引っ張り出してきたのが、下の写真。リメイク、ですね。裏側には、姫の名前を刺繍してあります。
 トリは姫のお気に召したようで、お人形専用バッグに入れて、ほかの子たちの仲間入りをさせてもらったとのことです

 *作成:9月初旬

もとはコレ

2005-09-17 14:10:54 | 布小物
 それが、この布。もとは、タイで買ったタイコットンの手織り布の服です。洗濯をしたら縮んでしまい、このトシでへそ出しで着るわけにもいかず、捨てるのもイヤ、どうしようかなー、と悩んでいました。で、トリぬいぐるみに変身できたのです。やっぱり、”寝かせておく”のは大切ですねー。

母が…

2005-09-15 22:11:46 | あみもの
 manaoが「編みぐるみのニングルがほしい」というので、挑戦してみました。これはその試作品。外出前に、母に「こんなの作った」と渡して、帰宅したら、こんなふうになっていました。曰く「バイクで旅して、いま木の上で休憩中なの」だって。バイクってどこどこ?よ~く見ると、植木鉢の端にミニチュアのバイクが…!
母、ナイス!普段、母のオリジナリティを見るのは「冷蔵庫の残りものがこんなものに?!」な主婦技くらいでしたが、こんな遊び心があったとは。
 母のなかに、ちょっぴりお茶目な少女を見たようで、こころがほんわかしました

すいかマジック?!(2)

2005-09-13 11:52:02 | 布小物
 3枚の布のうち、一番先に目が留まったのが、真ん中の生成りの布でした。写真では分かりにくいのですが、生成りの糸で立体的な刺繍が施されています。
 ちょうどmanaoの誕生日プレゼントを考えていたときで、見た瞬間に「これはmanao行き!」と思い、ストールにすることにしました。
 はじめはビーズとスパンコールで飾りつけることを考えていたのですが、そうするとせっかくの刺繍が活きません。この布の素朴な風合いを保つために、花模様の中央にビーズを1粒ずつ縫い付けるだけしました。これ1枚では、ストールとして使うには薄すぎるし、ビーズの縫い跡やほつれが目立つので、裏布を当てることにしました。

 *デザイン:オリジナル/作成2005.8月下旬