スタバ男子問題の続編的考察：夏休みの携帯電話

（スタバ男子問題については、こちらをどうぞ）

どうしてもの用事があって、ひとりで神戸ハーバードまで来ました。ここは観光スポットなので、夏休み中とおぼしき家族連れ、お友達グループで賑わっています。

そんななか、気づいた。

みんな、携帯電話、見過ぎ。。。

買い物先で、トイレで、カフェで。
一人ではなく、明らかに連れがいるのに、携帯のほうが気になる様子。

観光地だし、旅行客もいるし、地図みたりレストラン探すことがあるのはわかる（わたしも、よくやる）。一緒にゲームしたりシェアしたりして、コミュニケーションツールになっているのも、わかる。

でも、わたしをイライラさせているのは、そういうことではなく、メールチェックしたり、退屈しのぎにSNSをのぞいたり、目の前にいる人をおいてけぼりにするやつ。

現実世界で自分と一緒に過ごしている人よりも、携帯電話の画面のなかの世界のほうが大事なんだろうか。その世界は、友達と別れてからでは、見られないものなんだろうか。と思う。なんだよ、それ、と思う（もっと言うと、そんな気持ちで一緒にいるなら、おまえ帰れよ、くらいに思う。いや、本当に）。

その友達と今度はいつ会えるか
わからないのに？
一緒にいる子どもたち、
来年中学に進学したら部活が始まって、
お出かけとか一緒にしてくれなくなる
かもしれないのに？
明日あなたが病気になって
話せなくなるかもしれないのに？
それでも、携帯電話のほうが大事ですか？

どうでもいいようだけど、
どうでもよくない。

「いま」に居続けることは、やさしいことではないかもしれないけれど、「いま」を大切にしない人は他者を大切になどできないのだ。自戒をこめて。

父の十八番は「そして神戸」やったなあと黄昏る。お父さん、今日も朋子の妄想力は健在です。