工房日誌

マジック関連のお話等が中心のつもりです。更新は週1回程度の予定です。

礼服の付属品

2007-02-27 01:30:12 | 日記
この間、結婚式に着ていった礼服をクリーニングに出すため整理。

まず、ポケットからデックが。まあコレは割りと定番。

そのほかにスーパーボールとか造花のバラとかがばらばら出てくる。うん、この当たり意外と役に立つことが判明。


白シルク。チーフ代わりに胸ポケットはお奨めしません。使うものですから。

そしてマジシャンがよく使う例の道具から一万円発見。

ああ、そういえば準備したっけ。使わなかったけど。

そんなことは無いですが、ちょっと得した気分。


トラックバック

2007-02-22 20:27:18 | 日記
トラックバックが付いてた。

なんだろうと思ったら、人体切断の動画の紹介がされてました。


そして見てみる。ああ、ナルホド、上手いかも。
客にサインさせた板を一緒に切る、かあ。

それもひとつのアイデアだなあと思いました。化ける可能性あるのかも。

ちょっだけ意欲が

2007-02-22 20:18:37 | マジック、手品
マジック、ちょっとだけ意欲がわくようになりました。

マジックの会とか言ってみたいなーとか思ってました。たまたま機会がありました。思いっきりぶっちぎりましたが。昼に起きて、「ま、いいか。」コレのどこに意欲があるのか自分でも突っ込みたいです。

まあそれはさておき、何ですが。

少々意欲が出てきたのは事実です。

やりたいこと、あるなあと。

ダンシングケーンのルーチンをもう少し練り直したい。
フローティングローズのネタ、新しいの考えたけど使えるかな、とか。
フローティングテーブルなんとかしないととか
ロープマジック、いい加減タバリの手順マスターしようとか。
FIBEROPTICSというDVD見て、もっとアグレッシブな(学生のノリの)ロープがしたくなったとか。
昔考えたコインプロダクションの根本原理、なんとか実現しないかな、とか。
ビルプロ、手順作りたいとか。

ジャグリングのほうでも、

ローラーボーラー練習したいとか。
いい加減フレア新しい技にチャレンジとか
5リングまでできるようになるんじゃなかったか、とか。
とりあえず4リングとトリッキー技をマスターしようとか。
リングの足キャッチが必要だとか。

思いつき要素が多すぎる。

あんまりしっかりしたものではありません。趣味ですから。
人に見せることは考えますが、コンテストとかは考えてません。

コンテスト、ちょっと出てみたかったですけどね。今の私にはもうムリですし、過去の私も出てどうなるということはなかったと思います。

変わったこと

2007-02-18 16:10:32 | マジック、手品
なんとなく、ここ二ヶ月ほどマジックを少しやる機会があったのです。

忘年会新年会だから、飲み会の席です。

それなりにこなしてきたと思います。

そこでやってみてひとつ思ったのは、シチュエーションが変わり、やり方も変わってきたなあ、ということ。

以前までのマジックは、大学のサークルなどかなりショーとして決まったシチュエーション。相手も身構えていますし、退場までずっとマジシャンに集中しています。

次に多かった機会は大道芸ですが、こちらは一瞬で相手をひきつけなくてはならない、飽きさせてはならない、というのを除けば、まあまあ上と同じ感じです。見に来てくれているのですから。

今回は、飲み会の席。

みんな、余興程度にしか思ってません。いろんな意味で注意力が散漫です。

そして特徴的だと思ったのが、マジックの終わりがわかりにくいこと。
サッカートリックとか、そういうのじゃないのです。
ちょっといい言葉が思いつかないのですが。ひとつマジックして、次のマジックはやってもいいし、やらなくてもいい。だから次は何をやるのか、と身構えてみることをしない。オフビートがかかりやすいのです。

最近、不完全ながら客の気配のようなものを読めるようになった身としては、このシチュエーションはかなりやりたい放題でした。

なんと言うか、マジシャンズクラブから離れて、「マジシャン」と呼ばれる自分に抵抗感がなくなり、それをネタにできる心の余裕ができてきて、違う技術が見に付いている気がします。

昔、ある人に言われました。

「お前は変わったなー、初めて会ったときはそんな演技する奴じゃなかったぞ。」と

大学一年。マジック初めて半年、目の前の人は雲の上の存在。そんなシチュエーションとくらべらられるのもどうかとは思いますが。
確かに後輩の人の演技とかを見ていると、そしてマジックのビデオで自分の過去の演技の黒歴史とか見てると、わかるものがあるのです。自分は変わった、と。
堅苦しかったり、テレがあって弾けきらなかったり、教科書を読むような説明チックな台詞しかいえなかったり……。
そんな状態から、かなり変わってきたと思います。

残念ながら、マジックをやっている自分もまた、素の自分ではなく、マジシャンを演じる自分、に近いのですが。
最近、その境界があいまいになってきている気がします。……たぶん、悪いことでは無いでしょう。


最近、マジックやって、といわれて、じゃあ、と言ってトランプ出すことに抵抗感がなくなりました。
「何で持ってるんだよ」という当たり前の突っ込みが前は恥ずかしかったものですが、今なら笑いながら答えられます。

「だってマジシャンだし。」

私がマジシャンを名乗るおこがましさはおいておくとして、これ以上の理由があるでしょうか。
本好きの人が文庫本をカバンに持ち歩くことがあるように、野球好きの人がグローブ持ってたりするように、サッカーのサポーターがレプリカユニフォームを持っているように、マジシャンがカードくらい持ってなくてなんだというのですか。

いや、そこまでは言いませんが、トランプを持っていることを恥ずかしがる必要もなければ後ろめたく思う必要も無い。マジックをやるために必要で持っているのだから、現に今使っているでしょ。それくらいの開き直りができるようになって、少し私の幅は広がったと思います。

おお、つらつら書いたら長くなった。