工房日誌

マジック関連のお話等が中心のつもりです。更新は週1回程度の予定です。

ちょっだけ意欲が

2007-02-22 20:18:37 | マジック、手品
マジック、ちょっとだけ意欲がわくようになりました。

マジックの会とか言ってみたいなーとか思ってました。たまたま機会がありました。思いっきりぶっちぎりましたが。昼に起きて、「ま、いいか。」コレのどこに意欲があるのか自分でも突っ込みたいです。

まあそれはさておき、何ですが。

少々意欲が出てきたのは事実です。

やりたいこと、あるなあと。

ダンシングケーンのルーチンをもう少し練り直したい。
フローティングローズのネタ、新しいの考えたけど使えるかな、とか。
フローティングテーブルなんとかしないととか
ロープマジック、いい加減タバリの手順マスターしようとか。
FIBEROPTICSというDVD見て、もっとアグレッシブな(学生のノリの)ロープがしたくなったとか。
昔考えたコインプロダクションの根本原理、なんとか実現しないかな、とか。
ビルプロ、手順作りたいとか。

ジャグリングのほうでも、

ローラーボーラー練習したいとか。
いい加減フレア新しい技にチャレンジとか
5リングまでできるようになるんじゃなかったか、とか。
とりあえず4リングとトリッキー技をマスターしようとか。
リングの足キャッチが必要だとか。

思いつき要素が多すぎる。

あんまりしっかりしたものではありません。趣味ですから。
人に見せることは考えますが、コンテストとかは考えてません。

コンテスト、ちょっと出てみたかったですけどね。今の私にはもうムリですし、過去の私も出てどうなるということはなかったと思います。

変わったこと

2007-02-18 16:10:32 | マジック、手品
なんとなく、ここ二ヶ月ほどマジックを少しやる機会があったのです。

忘年会新年会だから、飲み会の席です。

それなりにこなしてきたと思います。

そこでやってみてひとつ思ったのは、シチュエーションが変わり、やり方も変わってきたなあ、ということ。

以前までのマジックは、大学のサークルなどかなりショーとして決まったシチュエーション。相手も身構えていますし、退場までずっとマジシャンに集中しています。

次に多かった機会は大道芸ですが、こちらは一瞬で相手をひきつけなくてはならない、飽きさせてはならない、というのを除けば、まあまあ上と同じ感じです。見に来てくれているのですから。

今回は、飲み会の席。

みんな、余興程度にしか思ってません。いろんな意味で注意力が散漫です。

そして特徴的だと思ったのが、マジックの終わりがわかりにくいこと。
サッカートリックとか、そういうのじゃないのです。
ちょっといい言葉が思いつかないのですが。ひとつマジックして、次のマジックはやってもいいし、やらなくてもいい。だから次は何をやるのか、と身構えてみることをしない。オフビートがかかりやすいのです。

最近、不完全ながら客の気配のようなものを読めるようになった身としては、このシチュエーションはかなりやりたい放題でした。

なんと言うか、マジシャンズクラブから離れて、「マジシャン」と呼ばれる自分に抵抗感がなくなり、それをネタにできる心の余裕ができてきて、違う技術が見に付いている気がします。

昔、ある人に言われました。

「お前は変わったなー、初めて会ったときはそんな演技する奴じゃなかったぞ。」と

大学一年。マジック初めて半年、目の前の人は雲の上の存在。そんなシチュエーションとくらべらられるのもどうかとは思いますが。
確かに後輩の人の演技とかを見ていると、そしてマジックのビデオで自分の過去の演技の黒歴史とか見てると、わかるものがあるのです。自分は変わった、と。
堅苦しかったり、テレがあって弾けきらなかったり、教科書を読むような説明チックな台詞しかいえなかったり……。
そんな状態から、かなり変わってきたと思います。

残念ながら、マジックをやっている自分もまた、素の自分ではなく、マジシャンを演じる自分、に近いのですが。
最近、その境界があいまいになってきている気がします。……たぶん、悪いことでは無いでしょう。


最近、マジックやって、といわれて、じゃあ、と言ってトランプ出すことに抵抗感がなくなりました。
「何で持ってるんだよ」という当たり前の突っ込みが前は恥ずかしかったものですが、今なら笑いながら答えられます。

「だってマジシャンだし。」

私がマジシャンを名乗るおこがましさはおいておくとして、これ以上の理由があるでしょうか。
本好きの人が文庫本をカバンに持ち歩くことがあるように、野球好きの人がグローブ持ってたりするように、サッカーのサポーターがレプリカユニフォームを持っているように、マジシャンがカードくらい持ってなくてなんだというのですか。

いや、そこまでは言いませんが、トランプを持っていることを恥ずかしがる必要もなければ後ろめたく思う必要も無い。マジックをやるために必要で持っているのだから、現に今使っているでしょ。それくらいの開き直りができるようになって、少し私の幅は広がったと思います。

おお、つらつら書いたら長くなった。

ダンシングケーンのDVD

2006-10-11 01:29:44 | マジック、手品
フレンチドロップで販売されているという話を後輩から聞きました。

ダンシングケーンのレクチャーというのは、どうも手が出にくいのです。

何がレクチャされているのかわかりにくいし、イマイチ得るものがわからないから。新しい動きがあったりするのかな、と思ってみたりしてもそうでなかったり、と。

フレンチドロップはサンプル動画を見ることができます。これは結構ありがたいです。

で、実際見てみました。
中には「その動きはどう見えるんだろう」というものがないわけでもないんですが。全体的に見て新しい動きなどがあり、これは買ってもいいかもと思わされました。

そしてサンプル動画のラスト。アップでウインク。
お茶目でかっこいいと思いました。

二日目レクチャー

2006-10-03 00:50:21 | マジック、手品
二日目は岸本道明師と松旭斉すみえ師のレクチャー。

岸本氏は、マジックのレクチャーを。
カード、リング&ロープ、万国旗の仕掛など。
覚えやすく、なおかつ効果の高いものでしたので、レクチャーには最適だと思います。
まあ当然そういうのをえらんでいるんでしょうけどね。


松旭斉すみえ師はステージのルーチンと心構え、考えかた、立ち振る舞いなど。
道を突き詰めた人は、みんな同じような結論になるのかな、と感じたしだいです。基本の細かいことですが、それができてると綺麗に見え、できてないと雑に見える。面白いものです。

最後に表彰式。

賞の発表があり、その後挨拶がありました。

次回は、FIZMの前年である2008年にやる、かも知れない、とのこと。
一ファンとしては、毎年やって欲しいのですが・・・・。

次回、2008年に期待しましょう。


ミッドナイトレクチャー

2006-10-01 00:58:07 | マジック、手品
1000円プラスで入れるミッドナイトレクチャー

もう、1000円どころの騒ぎじゃなかったわけですが。

野島さん

比較的手軽なマジックをt二つほど。
個人的には、カードマジックのほうのアイデアはお気に入りになりました。

幸条スガヤ師

フローティングローズの浮かせ方、考え方。
うまい人がやると本当にういているように見えるのですからまた、こういうものは侮れません。

スピリット百瀬氏

ロープ一本であれだけのことができる人も、世界を探しても少ないでしょう。
応用の技術ではなく、基本技法や考え方まで。
どうあるべきかを追及した感じ。

名前忘れた、外国人の人。
・・・・あとで調べて直します。

ところどころ「ほんとにー」とか、「いやーこれはすごい」とかいった、自分の感想や突込みが入るマーカテンドー師の通訳が面白かったです。

スポンジボールについてレクチャー。使える話が多かったです。


そして・・・・・・・

アルマンド・ルセロ師

スタンディングオベーション、起こるんですねー。クロースアップで。しかもコインマトリクスで。
レクチャーではなく、完全に演技。
まさに魔法。もうなんと言うか。
「眠れぬ夜をすごしたいですか?」
という台詞が嘘偽りではありませんでした。
今回は、皆が見えるようにプロジェクターの画面でしたが。前に出てじかに見ていた二人の女性、ちょっと、いやかなりうらやましかったです。

ディナーショー

2006-09-30 00:58:06 | マジック、手品
ディナーショーは、テーブルホップとステージのガラショーで構成されてます。

テーブルホップは、3人ほど回ってきました。
どうも名前を覚えるのが苦手で・・・・・。

さとるさんは覚えています。さすがに先輩ですから。

皆さんやはり上手です。

ガラショーは食事が終わりデザートとコーヒーが着たころにスタート

正統派のマジックあり、個性の光るマジックあり、マニアックな技法を見せるものもあり。

けっこう堪能しました。食事をしながらこれだけのマジックが見れる場所はそうないでしょう。本当に、楽しかったです。

コンベンションで手に入れたマジック道具

2006-09-29 23:47:57 | マジック、手品
三つのマジック道具を買い、レクチャーでひとつのマジックを覚えてきました。


ひとつは、プロジェクターペン

ただ、カードの絵柄をプロジェクターのように写すだけのペンですが。写したカードが綺麗で、なかなか使えそうです。
これひとつあるだけでいろいろ遊べそうです。

もうひとつは・・・・・。なんだ、これ?
名前忘れた。
おもちゃの機関車。ある仕掛が施されており、面白いことができます。
これもカード当てなどの仕上げ用ですね。だけど、大好きです、こういうの。

最後は・・・・えーと、これも名前忘れてる。
コインが入れられるようになってるキーホルダーから、コインを抜くという奴。
これは、マジックというよりパズル系。「知恵の棒」に近い形のマジックなんですが、ボーナストラックというか、追加のやり方が面白く、これ一つでしばらく遊べそうなので買ってきました。


覚えたマジックは岸本道明氏のリング&ロープの手順。
やっている感じでは簡単そうでした。
ナルホド、と思いましたが意外と難しいようです。
そして最後の段のハンドリングをわすれてしまいました。
横着せずに買えばよかった。

もうひとつ、気になったのは岸本道明氏のショップで売っていた奴。
半透明のケースに入れたカードの柄がビジュアルに変わるというもの。
材料はなんとなく予想がつきますが、よくこんな綺麗なものを作ったなと思います。6000円してましたが、アリだと思います。

ここまで絶賛しておいて買わなかった理由はひとつ。もう売り切れていたからです。

岸本道明氏のHPで売られているとのことですが、やはり人気商品で作るなり売り切れるとのこと。いいなあ。



・・・・・自分で作るか?ジャンボカードが入るでかい奴を。

マーカテンドーコンベンション

2006-09-24 23:24:22 | マジック、手品
マーカテンドーコンベンションに行ってきました。

つくばで開かれたマーカテンドーコンベンション。今年は第二回目です。

このコンベンションの企画を語っていたとき、マーカテンドー師は、
「自分がすごいと思ったマジシャンを皆にも見てもらいたい」
「世界に通用するコンテスタントを発掘したい、育てたい」
「自分が理想とするマジックコンベンションを作りたい」

等々、熱く語っておられました。
この言葉からも、マーカ師の意気込みが伝わって来ました。

まだ第二回ということで知名度はそれほどないかもしれませんが、さすが「世界のマーカテンドー師」という感じのゲストが登場し、大変に盛り上がりました。
なんていうか、あれだけのショーならマジック好きな人には安すぎる、と思ってしまうくらいです。

細かい感想は思い出しながらおいおい書きたいと思います。
そうすれば一週間ほど書くネタに困りませんから。

・・・・ホントに書くのかな?

とりあえず一言大きい感想を述べるとすれば
「アルマンド・ルセロ氏がすごかった。」
です。
アレは魔法です。


次回は2008年に開催予定とのこと。
これほどの大会が一年以上空いてしまうのは、単なる観客としては惜しいです。毎年やってもらいたいです。
ただ、マーカテンドー師は今も現役のマジシャンであり、世界中を仕事で飛び回っておられます。
そんな人が、主催としてこのように質の高いマジックコンベンションをやっていくのは非常に大変なのだと思います。名前だけ貸している主催ならともかく、本人も働いてショーを切り盛りしているようですから。そのあたりは仕方がないのかもしれません。

最後にマーカテンドーコンベンションのスタッフの皆様、出演者の皆様も、お疲れ様でした。

新しい道具2

2006-09-18 01:13:43 | マジック、手品
新しいネタ第二段

テンヨーの「ゴーストシルク」

ゴーストハンカチーフを、マジック用のシルクにした感じのものです。

ずいぶん昔に見せてもらったネタですが。
そのときはすごく不思議でした。怖いくらいに感じました。

今回買って自分でやってみて・・・・・・・・ぜんぜん不思議じゃない。

いえ、私が下手なだけです。練習が必要なだけです。このマジック自体は不思議なんです。

自然に、不思議に、あとは自信を持ってやるにはかなりの練習といくらかの場慣れが必要になります。まあ、どんなマジックもそうだといえばそうですが。
いくつか解説書を読んだだけではどうなるのかわからない場所があるのが難点。この辺が文章の解説書の限界かなと思ったり。

しかし、ポテンシャルは高いようです。
過去に見せてもらった演技を、それなりのところまで再現できるように頑張りたいと思います。
でも、しばらくかかりそう。いつできるようになるやら。

新たな分野へ

2006-09-12 00:18:30 | マジック、手品
色々新しいことに挑戦したい、と思っていくつか道具を買うことにしました。

一つ目はテンヨーの「ルビーとダイヤ」

とある有名な技法を使うアレです。

後輩に見せるとそれなりに面白いとのこと。
こういう手品用に作られた道具も最近はあまり抵抗感なく受け入れられるようになりました。
昔は駄目だったんですけどね。

どうも手順書の内容に一箇所だけ納得が行かない点がありますが、こればっかりは何度もやったりほかの人の手順を見たりしないといいアイデアは浮かばないものです。
手順を詳しく詰めないと不自然感はぬぐえないとは思いますが、その辺も含めてやってみようと思います。
幸い、近々人に見せる機会もありますし。
・・・・たぶん、あると思う。