小口 泰與/花冠同人

小口泰與の俳句ブログ

今年最後の庭の手入

2016-12-19 09:09:51 | Weblog
12月17日は庭の杏の木の手入れと薔薇の木の手入れを行う。薔薇の木は全て山風をおさえるために、高さを一定にして選定を終る。
来年また素晴らしい花が咲いてくれるでしょう。

〇渋峠霧茫茫と奔りけり/石田郷子・選

冷え込みが厳しい

2016-12-12 09:10:43 | Weblog
今朝は一段と朝の冷え込みが厳しく、浅間は真白になっていたが、赤城ははっきりと裾野を現し、昨日吹雪いていた榛名山は今朝は定かに榛名富士を見せていた。

◎要を得て短き祝辞運動会/茨木和生・選
 運動会での来賓祝辞、うんざりした経験を持つ人も多いのではないか。でも中にはこの句のような記憶に残る祝辞もある。

庭の清掃

2016-12-11 11:22:28 | Weblog
昨日は庭の枯菊の花の片付けや薔薇の咲き終わった花や凍みてだめになった花を選定して来年また大いに咲いていただく様に茎の長さを揃えて選定する。
◎高原の雲脚迅しななかまど/石田郷子・選
 早回しのようにぐんぐん流れていく雲が、吸い込まれそうなほどに青い空を創造させる。切れみのいい句だ。
〇山風に南へ藁塚の倒れけり/中里麦外・選

平林寺紅葉

2016-12-04 09:56:34 | Weblog
11月29日に久しぶりに埼玉県新座市の平林寺に紅葉の撮影に出かける。
広い境内に沢山の紅葉か輝きを見せていました。
素晴らしい景でした。

◎ひと雨をしほに老妻障子はる/石田郷子・選
 冬が近いことに気づかされる雨。それを機に冬支度を始めるのはベテランの主婦だ。温かみを感じた句。
〇山風に南へ藁塚の倒れけり/関口ふさの・選