飯島 治蝶/水煙同人

飯島治蝶の俳句ブログ(第一章)

入梅 (6月12日 火曜日)

2007年06月12日 | Weblog
        入梅や前線近づく気配して

        雨濡れし紫陽花の毬お辞儀して
 
        大き鳥桜の実食む雨上がり

        雨上がりプールを磨く六年生

        スクールバス降りる園児の夏帽子

        枇杷ひとつ一直線に落ちにけり
 
        夕暮に音立て落ちる枇杷ひとつ 

2 コメント

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好きな句 (大給圭泉)
2007-06-12 13:24:07
雨上がりプールを磨く六年生
青空の下上級生の六年生がもうすぐ使うプールをみがいているプールに入れる日を楽しみにがやがや頑張っている姿、ピカピカになったことでしょう。
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好きな句 (渋谷洋介)
2007-06-13 11:25:25
「雨上がりプールを磨く六年生」
いよいよプールの季節、熱心に掃除する「六年生」がいいですね。元気な子供達の喚声が聞こえます。
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