踏み切りに赤き明滅秋曇
走り去る銀色の電車秋曇
自衛隊の車擦れ違う秋曇
秋の朝車道をはさみ手をふる児
いつも間に秋の蝉鳴く声失せて
秋涼し肩まで浸すジェットバス
ちちろ鳴く泡の弾けるジェットバス
「柿くへば」句を読み子規を偲びけり
新世紀に受け継がれている子規忌かな
存在の今なお大きく子規忌かな
走り去る銀色の電車秋曇
自衛隊の車擦れ違う秋曇
秋の朝車道をはさみ手をふる児
いつも間に秋の蝉鳴く声失せて
秋涼し肩まで浸すジェットバス
ちちろ鳴く泡の弾けるジェットバス
「柿くへば」句を読み子規を偲びけり
新世紀に受け継がれている子規忌かな
存在の今なお大きく子規忌かな