バイクは125CCが一番

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EN125-2Aで長野県縦断その1

2009年08月30日 | EN125-2A

皆様こんばんは。今週末土日の二日間をかけて長野県を縦断してきました。その状況を3回に分けてアップしていこうと思います。

8月29日土曜日午後1時,自宅を出発。朝方雨が降っていて心配でしたが昼頃には晴れ間も見えてきてなんとか大丈夫そう。途中JR長野駅で記念撮影。

土曜日は衆議院選挙戦最終日。駅前では国民新党が演説をしていました。その道路を挟んで向かい側では「自公政権打倒!」という激しい口調。共産党か。最終日だけに長野市の一等地で市民に向けて最後の訴えを繰り広げられていました。う~ん今日一日至るところでこういう光景を目の当たりにするのかな~

長野駅を通り過ぎて脇道に入り中御所の信号からR19へ。もう何度も通る慣れた道です。この二日間の旅で一番お世話になる国道になりました。長野=松本間はブログで何度も触れたので割愛します。松本の手前安曇野市の田沢北信号で左折して浅間温泉から美ケ原温泉へ。そして通称山麓線を通って塩尻へ。これもまた松本市街地を回避するいつものコース。

山麓線から一旦R20に出て諏訪方面へ少し進み辰野町方面へ右折しR153へ。伊那谷へ向かう国道です。直ぐに峠道になりまもなく頂上。自宅から107km進んだ善知鳥峠(うとうとおげ)頂上で記念撮影。

前回も同じ場所で写真を取りました(笑)この峠を境に川の流れは太平洋へと向かいます。これも前回言いましたね(笑)そして何とこのあと直ぐガス欠になりました。これも前回通ったときと同じ!(爆)コックをリザーブにしてゴー!

さて,峠を降りるとそこは塩尻市北小野地区。集落のど真ん中に行政境界があり境界の先は上伊那郡辰野町小野地区。戦国時代は伊那郡小野郷として一つの村を形成していたが土豪達の攻防によってムラを真っ二つに割ったまま現在に至るそうです。

さて,辰野町を過ぎるともうじき伊那市に入ります。前回ENで県を南下した際は伊那市まで来ました。今回はそれを1メートルでも先に伸ばしたいと思ってます。

JR飯田線伊那市駅前で記念撮影。制服を着た高校生がうろちょろしてましたがそういえば長野県では既に小中高と夏休みは終わってます。北海道もそうらしいのですが長野県では夏休みを削って稲刈り時期に農繁休暇を,1月末から2月初めの厳寒期に寒中休みを導入してます。お盆を過ぎれば2学期だというのを6・3・3の12年間通じて過ごしてきたので他県の人が9月から始業式だと聞いたときはビックリして夜も眠れませんでした(嘘)

昼飯を食べずに出てきてそろそろ小腹が空いたのでまずENの給油をして腹ごしらえをしてやってから自分は近くのホームセンターの脇で露店を開いているたこ焼き屋でたこ焼きを買って近くの春日城址公園のベンチで遅めの昼食。

春日公園の一番景色のいいベンチを陣取って昼食。横では高校生のカップルがいちゃついてましたがそんなことはお構いなしにたこ焼きを頬張る。既に自宅から134km進んでだいぶ疲労が噴出してます。でも目的地までまだ先は長い。時間は午後4時を回った。少々休憩をしてまた出発。

伊那谷は地形的には天竜川の両岸を河岸段丘状になっており,谷というよりは南北に細長い盆地といった方が正しいです。ですから道路も登ったり下ったりと起伏が激しいのですが道路じたいは幅も広くて交通量もさほどではないので非常に走りやすい。広域農道と呼ばれる非常に走りやすい道路が伊那谷の高台を北から南まで約70km通っています。

駒ヶ根市まで来ました。ちょと寄り道して農道からずっと駅の方へ下ってきてJR飯田線駒ヶ根駅前で記念撮影。伊那にも駒ヶ根にも以前住んでいましたが本当に懐かしい。上伊那は全体的に標高も高く,中央アルプスと南アルプスに挟まれた高原状の地形が広々と続き更に景色も素晴らしく走っていてもとても清々しいです。

さて,駒ヶ根,上伊那郡飯島町と続きいよいよ懐かしい空気を感じてきました。それは子供のころ肺の奥まで散々吸い込んで育った空気と同じです。そう,ついに私の地元へENで乗り付けてきたのです。

ついに来ました下伊那郡。私の地元飯田下伊那地域へと入ってきました。私の実家はもう少し先ですが,同じ生活圏ということで親近感があります。さて,松川町に入ると同じ伊那谷でも地形が変わってきます。今まではなだらかな高原状の地形が続きましたが天竜川へ向かってV字型の地形へと変わってきます。それに伴って集落も標高の低い,つまり天竜川に近い付近に集中します。上伊那は天竜川周辺でも標高600メートル,集落が点在する高原付近でも700メートル台の標高ですが下伊那に来ると天竜川周辺で400メートル台,山麓付近で500メートルと下がります。上伊那が長野県南部に位置しながら寒冷な気候なのは標高の高さに原因があります。更に3000メートル級の両アルプスが集落の間近までせり出しているため吹き降ろす山風も強いです。

それに比べ下伊那は全体的に標高も低ければ両アルプスも天竜川から遠方に位置する地形になる上,中央アルプスは1500メートル台まで下がります。さらに飯田市以南は天竜川周辺で標高400~300メートルまで下がります。同じ伊那谷といっても上伊那と下伊那とでは気候が全然違います。

あっ県外の方にこんな話を延々しててもツマンナイですよね。スンマセン。この話はこのブログを見ているかもしれない同じ信州人のために参考までに話しています。

さて,桃の収穫もとっくに終わった桃畑の中を延々走って既に午後6時を回った夕暮れ時,ついに我が地元へENで乗り付けてしまいました。

やっと着きました飯田市。私の故郷です。自宅から出発して飯田駅前で186km。さすがに疲れました。さすがの疲労に地元へ来た感慨も何もありません(というか今月初めにも帰ってきてるし(笑)。クラッチを切る手がグラグラですが最後の力を振り絞って飯田で一番オススメの中央通りにある「元徳ラーメン」で夕食。昔ながらの中華ソバ風太麺が主流の飯田ではめずらしい背油系細麺のチャーシュー麺を食べて初日を終えました(あまりの疲労にラーメンの写真を撮ることを忘れてしまった!)走行距離191km