最近めっきり涼しくなってきましたが今日は久々のポカポカ陽気
で,PCXでちょっとだけ遠出してきました。PCXも既に1000㎞を越えてエンジン全開。取説を見ると500㎞までは慣らし運転で1000㎞で初回オイル交換となってますが,500㎞まではおとなしく慣らしをしましたがオイルは518㎞で初回交換。そして今週月曜日に1048㎞になったので2回目のオイル交換。取説上1000㎞を越えたら次は6000㎞ごとの交換となっていますが,自分は2000~3000㎞ごと交換していこう
さて,どこへ行こうかと思いましたが,この4月からアドレスでもPCXでも主に西方や南方ばかり行ってます。たまには東方にも行ってみようということで甲州街道(R20)を山梨県方面へ向かうことに。茅野市へ入って市街地に寄り道をして最近見つけた上海餃子屋で昼食。マーボー豆腐定食を食べてから再び甲州街道へ。この道は昔から車で良く通りましたがバイクでは6月にアドレスで通って以来今回が2回目。PCXではもちろん初めて。車の流れも良く気持ちよく走ります。しばらく走ってから県境が見えてきたので好例の県境前の記念撮影。
甲州街道って南信の人間にはすごくなじみのある道なんです。何しろ東京都中央区を起点として長野県の下諏訪町(R20は塩尻市)まで伸びてきている道だから東京方面へ下道で行こうとすれば必ずこの道を通らなければなりません。江戸時代も五街道の一つとして幕府が整備していただけあって由緒ある道ですね。
と言っても,長野県から東京までずっと下道を使って行く人はあまりいないでしょう。大概は鉄道や高速道路を使って行くと思いますが,若いころは深夜都心までこの道を車でひたすら走った記憶があります。
なんて感慨にふけながら気持ちよく走ると富士山が見えてきたのでまたまた記念撮影。
諏訪からも場所によってはかすかに見えるのですが,さすが山梨県まで来ると結構迫力があります。ところで,富士山は静岡と山梨の両県にまたがっていますが,どちらが綺麗に見えるでしょう?自分静岡県側からは見たことがない(あるかもしれないが記憶にない)のですが,なんとなく静岡県側は表富士,山梨県側は裏富士と言ったイメージがあります(山梨の方ごめんなさい)。でも自分的には散々見ている山梨県側の富士山が好きです。
さて,甲府の手前の甲斐市というところまで来ましたが,好天で気温がかなり上昇してきました。厚着をしてきたのですごく蒸れて息苦しい。時間も午後3時となってきてそろそろ帰ろうと思い,せめて甲府までは行けたらと思ったが泣く泣く引き返してきました。
帰宅後,まだ時間的余裕があったのでアドレスのオイル&フィルターの交換をすることに。前回は今年の4月にオイル交換しました。そのときは3656㎞でしたが,今回は6006㎞。5か月ぶりの2350㎞での交換でしたがどす黒いオイルがドバーっと出てきました。フィルターは確か1000㎞のときにバイク屋で交換してもらって以来ですが,こちらも鉄粉がびっしり。初めて自分でフィルター交換しましたが結構面白いですね。アドレス&PCXのオイル&フィルター交換方法はこちらのHPを参考にさせていただきました。
さて,PCXも走行距離1000㎞越えました。ざっと簡単に感想をまとめてみると
・走行中の安定感がよい(特に60キロ以上の高速域)
・長距離走行でも疲れない(シート上のコブは案外使える)
・ライトが明るい
・マフラーが静か(特にエンジン始動時は静か過ぎてバイクとは思えない)
・メーターが見やすい
・取り回しはイマイチかな(自分が慣れていないのかも)
・加速もイマイチ(40キロ~60キロ付近が弱い)
・ブレーキの利きが悪い(アドレス並み?)
・サスペンションが硬すぎる!(マンホールなどの窪みでもケツにすごい衝撃が走る)
・すり抜けしにくい
・シートの閉まり具合が悪い。
・ウインカー音が小さい(よく点けたまま忘れる)
・フラットフロアーではないので乗り降りの際真ん中のコブ?に足が当たる。
・燃費も普通。
・燃料タンク容量が小さく(アドレスとほぼ同じ)給油回数が多い。
・収納スペースが狭い(シート下もリアボックスも狭い)
・アイドリングストップ機能はイマイチ(発進は問題ないけどバッテリー上がりが怖いので使ってません)
アドレスと比較して良い点
・高速域で安定感がある(アドレスでは80キロ以上出すのは怖いけどPCXではまあ平気)
・低速域でも安定感がある
・長距離走行でも疲れない(アドレスは腰とケツが痛くなるがPCXはアドレスほど痛くならない)
・ゆったり走れる(アドレスはなんとなくあくせくしながら走る)
・ライトが明るい
・エンジン音が静か
アドレスと比較して悪い点
・加速が悪い(特に0~60キロまでは完全にアドレスの勝利)
・登坂車線でのパワーもアドレス以下
・収納が全然ダメ
・取り回しはアドレスが断然上
・燃費はどっこいどっこい
・フラットフロアーじゃないところ
・段差や窪みの衝撃はアドレスとさして交わらず(14インチタイヤのメリットはどこに?)
・すり抜けしにくいので常に車の後を付いていくしかない(かえって安全運転かも?)
・盗難防止アラームがアドレスだとキーの位置がOFFではなくハンドルロックのところでONになるので,キーをOFFにしたままいろんな作業ができるがPCXの場合キーをOFFにしてから1分後にアラームがONになるのでそれまでに作業を終えなければならない。これを回避するにはブレーキを握ったままキーをOFF→ONにして「ピーピー」と2回アラームを鳴らし,さらにOFFに戻さなければならないが,これだと給油時等常にこの解除作業をしなければならないので面倒
等々挙げればキリがありませんが,決してPCXを買って後悔はしていません。アドレスは通勤&近所の買い物用。PCXは長距離用と使い分けて行こうと思います。