癒しの時間

カタクリの花


人は心が疲れたと感じた時、いったい何を求めるのだろうか？

私の場合、自然の風景を眺める事です。特に田舎の田畑や長く連なる山並みが心を癒してくれます。

４月２日静思館のお雛祭りを観させて頂いた後、丹波市氷上町清住の「カタクリの里」へ行って来ました。

そこは、達心寺へ行く途中にありました。

駐車場へ入り車から降りると、村の人達が村の特産品やコーヒー、それに生姜湯などを販売されておりそれを横目に田舎の風情を堪能しつつカタクリの花の群生地へとゆっくり足を進めて行くと、入口で入園料一人３００円の支払いを済ませいよいよカタクリの花とのご対面です。

暫く歩くと、山の斜面いっぱいに紫色のじゅうたんが敷き詰められているかの様な風景が目に飛び込んで来ました。

「うわー、これがカタクリの花かー！」

おもわず声を出してしまうほどでした。

斜面を歩きながら、一輪の花は少し俯き加減でとても控えめな感じがしましたが、全体を見渡すとそれはそれは壮大な自然が成し得る「力強い生命力」、それが私の心を湧き立たせてくれました。

普段のしがらみから解き放たれた時間に身を委ね、心の癒しを満喫出来た素晴らしい一日となりました。

帰りは、道の駅「ラベンダーパーク多可」の前を通り過ぎ家路へと車を走らせました。

見頃は、４月上旬との事です。　　　　　　♪　癒しの時間　♪