先週の4日から9日まで繰り広げられた二年に一度の大祭
「富賀大祭」
今年も熱い1週間が三宅島で過ぎていきました。
通称けんか祭りとも呼ばれており、集落境で神事が行われ、滞りなく行われ
なければ集落同志の諍いが起こってしまうお祭り。
しかし、お祭りとはいえあくまでも神事!!
このお祭りには、ワイワイ賑やかに行うだけのいわゆるイベントだけでなく、
男衆には重大な任務が課せられているのです。
そもそも、富賀神社とは格式高い神社で、伊豆諸島の神々を治める総鎮守。
(三宅島には延喜式神明帳に記載されている式内社で格式高い神社が多い)
そして、この大祭は富賀神社に祀られている「事代主命(ことしろぬしのみこと)」の
神霊を乗せた神輿を男衆が島一周しながら、各集落に点在している神社に祀られている
后神や子神に会いにゆく・・・というロマンチックかつ伝統的なお祭りなのです!!
阿古⇒荒島神社(火牟須比命)
伊ヶ谷⇒后神社(事代主命の后さま)
伊豆⇒ないので老人福祉会館へ
神着⇒御笏神社(佐伎多麻比咩命)
坪田⇒二宮神社(事代主命の后さまと第二子の二宮さま)
前置きが長かったですが・・・
suggerは残念ながら仕事や野暮用で神着⇒坪田の受け渡しの瞬間にしか立ち会えず・・・
この日も朝から1日ガイドで、雄山からダッシュで降りてきて坪田側に到着したときには
ギリギリでした・・・。
人の頭や腕の合間からの撮影だったので、あまりうまく撮れず・・・
ダイジェストでどうぞ。
神主さんや島の重鎮の方々が集落の境界線で神輿を待っています。
けんか祭り(特にここが激しいといわれている)というだけあって、警察車両もスタンバイ^^;
神着地区から神輿が境界線に到着。
実行委員の方々が着ていたこのTシャツの「絆」という言葉がステキだった。
つづく・・・
いつもありがとうございます☆
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