レポ続編です・・・
3番目は池谷信之氏による「弥生時代に人はどこから来たか?」
ココマ遺跡で発掘された土器に使われている土の成分分析を行い、どこの土が
使われているのかを科学的に検証。
発掘された土器の土には三宅島の土は使われていなかった事が分った!!
では、内地の何処かで作られた土器を三宅島に持ち込んだとしたら、土器を持って
渡ってきた人々は一体どこから来たのか・・・???
その土器の土の成分から、神奈川県西部と静岡県あたり、三浦半島周辺が製造場所で
ある可能性が高いことが分りました。
そして、遺跡には伊豆諸島南部にしか生息しないオオツタノハガイなども見つかっている
ことから、これらの地域の人々が三宅島に何らかの目的を持って渡来した可能性が
高いと先生たちは言う。
ココマ遺跡で発掘されたお隣の神津島で採れる黒曜石。
その他、大昔の三宅島には島嶼化(内地より小さい)したイノシシが居たことも分りました。
ココマ遺跡からは、鳥類や魚類、貝類、ウミガメなどの骨が出土しました。
貴重なタンパク源だったことでしょうね~?!
少しずつですが、大昔に三宅島で生活していた人たちの色んな事が見えてきました!!
そして、ココマ遺跡といえば、外せないお話が・・・
これは、また別のおはなし・・・
つづく・・・
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