筑波大学大学院の上條先生による「植物セミナー」に参加してきました。
今回は自然ガイド「きゅるる」のフォローアップセミナーの一環で行われました。
伊豆諸島の植物の特徴や噴火後の植物遷移についてのレクチャー。
植物の葉っぱが南へ行けばいくほど巨大化すると以前から聞いていたが、
実際に、同種でも伊豆半島のものと伊豆諸島のものではこんなにも葉の
大きさが違うことにびっくり(゜Д゜;)!!
画像はタマアジサイの葉
色んなサンプルを持ってきて下さったので、島の葉っぱとの大きさの
違いを見させて頂きました。
こちらは本土のキイチゴの仲間の葉と島にあるカジイチゴの葉
こちらは本土のテイカカズラと島のテイカカズラの葉。
これも全然大きさが違い、同じ種類なのか?と思うぐらい(゜Д゜;)
本土のテイカカズラは観葉植物か?ってぐらい可愛らしいくて小さかったです。
座学を終えてからはフィールド観察。
島は温暖多雨な海岸線気候で、照葉樹の森ではたくさんのシダ植物が
みられ、ガイドスキルでもシダの識別はかなり難しい・・・
そこで、上條先生に再び識別を容易にするための特徴を教えて頂け
とてもためになりました。
そして、島でも貴重な絶滅危惧種であるナギランの見に行くことができました。
噴火直後はかなり減ってしまっていたが、ここ数年で増えている傾向にある
ようなのでちょっと嬉しいです♪♪