先週行った自然ガイド「キュルル」の定例ミーティングのようす。
冬場はスキルアップ講習やレンジャーとともに環境保全活動をどんどん行っていきます。
先週末は豪雨の中、オーストンヤマガラの巣箱チェックに行って来ました。
今年の2月ごろに設置したオーストンヤマガラ用の5つの巣箱。
そもそも、このプロジェクトが始まった理由は、2000年の噴火で島の緑の半分以上が
失われてしまい、留鳥であるオーストンヤマガラのエサとなるシイノミや生息地が少なく
なっているのではないか?というところから。
http://pub.ne.jp/sugger/?entry_id=4105397
ヤマガラの専門家からアドバイスや知識を頂きながら実行した春先。
繁殖期~巣立ちを経て、ようやく巣箱を開けることができました。
5つの巣箱のうち、1つの巣箱にはなんと巣材が入っていました!!!
入居者ありました~☆
コケや木の皮、植物の綿毛、純毛など・・・フカフカに敷き詰められていました。
こんなにたくさんの巣材を運ぶって何往復すれば溜まるの??ってぐらいびっしり!!
個体差もあるようですが、手抜きして薄い巣材の巣もあれば、分厚く敷き詰めてある巣も
あるようで、マメさが問われますね(笑)
専門家に巣材を見てもらったところ、シジュウカラではなくオーストンヤマガラの可能性が
高いとのこと。
しかも5つ設置したうち1つを巣として使っていたこともかなりの成果であるようです。
オーストンヤマガラが気に入るような場所にうまく設置することができたようです^^
気に入ってくれたようで嬉しいな~♪♪
来季も継続してこのモニタリング調査をレンジャーと協力して行っていきます。
森が消失したことと、生息数が比例する結果となるのか??
島で暮らすインタープリターとして、ライフワークを果たして行きたいと思います☆