sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

マリンピア日本海 vol.1

2010年07月11日 | 鯨類

今朝、島に戻って参りました。

船から降り立った瞬間「湿度高っ!!」って思いつつ、帰ってきたーって
感じがした。やっぱり自分の布団で寝るのがいいなぁ。

 

さて、今年の新潟遠征では前乗りしていたので、去年行けなかった
新潟市水族館「マリンピア日本海」へ立ち寄ることが出来た。

教え子が働いているので、2年ぶりの再会を果たすことも出来てご満悦!

 

ここのイルカショーはほのぼのだが、水族館があるべき存在意義を
ちゃんと果たしているところなので、ぜひとも訪れたい場所だったが、
ようやく立ち寄ることができた。

ここのショーは、一般の方々から見たらちょっとつまらないかもしれない。

なぜなら、パフォーマンス重視ではないショーだからだ。

アクロバティックなショーではなく、ちゃんと水族館で伝えなければならない
教育の場としての役目を果たしていからだ。

ハンドウはやっぱりデカイなー。クロはほんと真っ黒で3mもある巨体。
ここでは、ハンドウイルカとカマイルカが飼育されている。

鯨類の生態のことだけでなく、トレーニングが必要な理由などもしっかり教えてくれる。

この女の子も、将来これがきっかけでトレーナーになりたいと思う夢を持つかも
しれないなーなんて思いながら見てしまった。

ここの施設はハズバンダリートレーニング(自発的受診動作訓練)の先駆けと
言っても過言ではないくらい飼育管理に力を入れている。

海獣類の巨漢を危険を感じながら無理やり人が捕まえたりしなくてもトレーニング
次第で簡単に血を採ったり、胃液を採取したり出来るようになるのだ。

体温測定や体重測定、口内チェックだけでなく、採血、胃液採集、採便、採尿、
呼気採集、胃液採集、心電図なども、イルカたちがトレーナーに対して協力的に
行ってくれるようになるのだ。

これにより、イルカたちを傷つけることなく容易に健康管理ができ、定期的に
データーを取ることも出来る。

イルカが元気で長生きできる!!=これがトレーナーとしての責務の1つ

 

久しぶりによい刺激をもらったような気がします。
鰭脚類も面白かったので、続きはのちほど・・・ 

  いつもありがとうございます☆

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コメント (2)
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