パラサイクリング アジア大会

アジア大会終了後、入れ替わりでパラアジア大会が中国で開催されています。

当院でボディーサポートを行っている、石井雅史選手、藤田征樹選手も出場しています。

3000ｍ個人追い抜きで藤田選手が銀メダルを獲得。

4000ｍ個人追い抜きで石井選手が銀メダルを獲得。1000ｍタイムトライアルで4位の成績だそうです。

中国勢が力をつけており、石井、藤田両選手とも世界チャンピオン経験者ですが、苦戦をしているそうです。

自分が障害者スポーツに関わるまでは、パラリンピックは障害者が出ているイベント程度の大会という認識でした。

しかし、障害と言うと聞こえは悪いですが、男子が女子の試合に出られないのと同じで、脚のある人が無い人の試合に出られない。

身体的カテゴリーの違いだと今は思っています。競技者としての志は健常者となんら変わるものではないし、むしろ非常に高いモチベーションで競技に取り組んでいます。

二人とも障害云々は関係なく、一人の競技者としてとても尊敬しています。

世界の方が障害スポーツに対する支援などが進んでいて、プロも存在しているそうです。

日本では私財を投げ打って競技活動を続けなければいけない状況もあり、競技に集中できる海外勢と戦うのが困難になっているようです。

通常のプロスポーツでさえ厳しい日本の状況で、障害者スポーツを支援と言うのは難しいのかもしれませんが、一般の方々の注目が増えることによって今後、選手達の支援につながって行くと思います。

彼らも日本の代表として、高い意識のもの参戦しています。

皆さんも自転車競技だけでなく、パラリンピックなどにもっと目を向けて下さいね。

また違った感動をもらえると思います。

Total Body Support Sin