いんちょーのトレーニング&健康研究室

Total Body Support sin 院長sinの日々の記録。

BIKE FIT 実施

2010年07月29日 | 自転車・トレーニング
今週から開始したBIKE FITですが、早速実施しました~。



今回のクライアントはSさん。自転車歴も相当長い大ベテランです。当院のお客様ですので、身体の状態もある程度把握していますし、一緒に練習をすることもありますので、走りに関しても分かっています。



今回どのような結果になるのか自分も楽しみでした。



普段のポジションを見ても、それほどおかしな所が無いように思えるのですが、BIKE FITの理論に当てはめてチェックをしていくと・・・。




まずは当院のボディーコンディショニングで身体の歪みやを検査、矯正。同時にストレッチを行い体をニュートラルな状態に近づけます。



その後、サドルの高さ、クリートの前後位置、左右位置、ふり幅、サドルの前後位置、内反足補正、、ステム長、などの検査、変更。



今回レーザーを使ってペダリングの癖や、脚の軌道を検査しましたが本人も気が付かない癖を発見。自分も練習時に走りを見ていますが、まったく気が付きませんでした。



足首の角度や膝の動き、一つ一つチェックしていくと身体の不具合の原因がある程度分かるようになります。



今回はサドル高、サドル前後位置、クリート位置、クリートウェッジ使用と言う変更点がありました。



膝の軌道はペダルのシステム上補正に限度があった為、完璧とはいきませんでしたが、最初の状態よりは理想に近づけたと思います。



ハンドル周りに関してはサドルの補正があった為か、現状でまずまずのポジションだった為変更せず。



後は実際に走って、身体を慣らした後どのような感触になるか?これが楽しみであり不安であり・・・。自分は今回のフィッティングで良い方向に向かったと思っていますが、感じ方は人それぞれですからね~。




フィッティングをするほうも、受けるほうも色々な発見があります。今回のように徹底的にフィッティングを行うと、色々なことがわかります。



それだけでもフィッティングを行った甲斐があったな~と思いました。



今回は自分の手際の悪さで3時間近くかかりましたが、すんなりいけば2時間30分と言ったところでしょうか?やっぱりかなり時間がかかりますね~。



当院ではフィッティング前に身体を検査しますので、余計に時間がかかるのですがそれによって色々な情報をお客様にご提供できると思いますので自転車での身体のトラブルやポジションの疑問などお持ちの方は、ぜひ一度当院のメディカルBIKE FITを受けてみることをお勧めいたします。





と、宣伝はこれくらいでw

今回はペダルシステムがタイムだったのですが、タイムは横補正がほとんど出来ないので苦労しました。



BIKE FIT社ではスピードプレイを推奨していますが、その理由がよく分かりました。自分も一時期スピードプレイを使っていましたが、調整幅が広すぎて迷宮入りするので止めました。



今ならフィッティングの方向性が分かっているので、もう一度試してみても良いかな~と思ったりもします。



タイムの横方向の動きの自由度が高いので、クリートで補正しても勝手に動いてしまうのが難点。まあそれがタイムの良さなんですけど、BIKE FIT的には苦労するシステムですね。



ルックやシマノだともう少し補正幅があるので、今度はルックやシマノを使っている人希望ですw


Total Body Support Sin







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