昔は運動会でしか行われなかった綱引きですが、最近は各地に綱引きチームが出来て盛り上がっています。
日本ではがんらい綱引きは大人が行う信仰行事の一つであり、農耕儀礼的な要素や年占いの意味がありました。神前で綱を引き、その年の豊作を占うというのが本来の目的でした。
室町時代から安土桃山時代にかけての屏風絵に描かれています。又明治時代には明治13年12月7日明治天皇が吹上御苑で近衛兵の綱引きをご覧になったそうです。その後信仰の意味が薄れ、子供の運動会の種目へと推移していきました。
また現在、ヨーロッパでも綱引きは人気があるスポーツとして認められており、国際綱引き連盟もつくられています。
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