早期の浜岡原発再稼動が見込めない中、中部電力では組合に対して、従業員給与の引き下げ提示、保養施設の売却など電力料金値上げに向けた活動?をしてきました。そして、今季は株主配当ゼロ、3年連続赤字、円安による燃料コスト増、まさに機は熟したしたと踏んだのでしょう。
4月に消費税率が上がった後の電気料金上げ申請は、よりやりにくくなります。それに値上げ申請しても認可されるまで6ヶ月程度かかることを考慮すれば、値上げ申請は今しかないのでしょう。
原子力発電比率が高い関西電力や九州電力が値上げした時も、続いて東北電力、四国電力、北海道電力が値上げ申請したときも、中部電力では当面値上げは考えていないといっておきながら、この時期の値上げ申請とは驚きです。
当然、国の許可が要らない企業向け料金も値上げされるでしょうから、上向いてきた景気に、水を差しかねません。
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