誤探知

昨日、日本国民は、北のミサイル打ち上げの誤情報に振り回された一日でした。結局は、ミサイルの打ち上げはおこなわれなかったわけですが、日本側のミサイル検知システムの不具合ばかりが目立ちました。

色々不備が指摘されていますが、一番の問題はガメラレーザーです。係員がこのレーザーに投影された航跡を北のロケットとして捉えたのが誤りの始まりです。学校で電子工学を専攻して、無線従事者の国家資格保持者の私の私見ですが、レーザー画像の読み取りは非常に難しいものがあります。学校の実習での経験です。

もちろん、学校のちゃちなレーザーと１８０億円もかけた最新型のガメラレーザーを比べるのはむ無理がありますが、レーザー画像の読み取りは、経験と知識を要します。

昨日の誤探知も、午前中から流されていた、北の「まもなく人工衛星を打ち上げる」放送が頭の隅にあり、影響したかもしれません。

余談ですが、レーザーも大小いろいろあります。当然、広範囲を探知する為には、出力が大きくなります。ちなみに私は、無制限にレーザーを扱える無線従事者の免許保持者ですが、まだその機会にめぐまれていません。