goo blog サービス終了のお知らせ 

小笠原大閻魔帳

長年お世話になったT-ちゃんが
店を畳むと言うのでこちらに引っ越してきました。

観光地に住んでいても旅行には行くんです。 その5

2008-12-07 12:10:18 | ノンジャンル
原爆ドームを見てきました。
広島に観光で行ってココを見てこない訳には行きません。
ホテルから徒歩で行ける距離でしたので、
広島に着いた当日、部屋に荷物を置いてから出掛けました。



セガレは古いアニメのDVDで
この原爆ドームの存在を知っており
全く初見では無いという意味では
多少良い反応を示しました。

時間が時間なので、
資料館などにはまた別の日に行くことにしました。
ホテルが近くてとっても便利。



こういう物を背景にして
ピースサインをしながら
楽しそうに記念写真を撮っているお姉ちゃん達を見て、
何だかなーと思ったけど、ピースサインだから良いのか。
と変に納得をしてしまった私です。
大声で騒いでいるわけでも無いしね、
目くじら立てるほどのことでも無いですわな。



今回初めて知ったのですが、
慰霊碑を真正面から見ると
そのまっすぐ先に原爆ドームがあるんですね。
また、その直線上に‘平和の灯’も有るという
なんとも計算しつくされた設計。



平和記念資料館の中に展示されていた
原爆投下前の精巧な広島市のミニチュアです。
画像上のほうに被爆する前の原爆ドームが見えます。

館内にはこの他にも膨大な数の資料が展示されていますが
中には被爆した三輪車がありまして
それに纏わるエピソードを聞いたら、
(入口で解説を聞けるヘッドフォンを貸してくれる:有料)
自分とセガレのことに被さって
ついつい感情移入してボロボロと落涙してしまいました。
幼児は疎開の対象にならなかったから
原爆投下で多くの幼子が命を落としたんですね。

これに限らず、涙無くして見られない資料館です。



この近辺を歩いて、いろいろと見て、いろいろと読みましたが
心の中で最も多く繰り返した言葉は‘ばかやろう’でした。


観光地に住んでいても旅行には行くんです。 その4

2008-12-03 22:57:40 | ノンジャンル
前回書き忘れましたが、
広島はどこの店に行っても
店員の接客が非常に丁寧で好感を持ちました。
小笠原に住んでいるから余計にそう感じたのかもしれませんけどねー。



広島での宿泊はANAのホテル。
普通に泊まると結構お高いのですが
JRの新幹線チケットとの抱き合わせだと安いんです。



快眠がこのホテルのウリのひとつなんですが、
枕だけででもこんなに用意されています。
これで一人分です。(笑
並べ方も、ベッドメイキングされるたびに
この形に直されます。
意味不明ですが、とにかく凝ってます。



一階フロント前にそびえ立っていたデッカイ飾り。
クリスマスツリーをイメージしていたものだと気付くまでに
数分掛かりました。無粋ですみません。
でも、ちょっと早くね?



広島に着いた翌日からホテルの前の通りで
電飾祭り(正式名称失念)が開催され、
こんな感じの飾りが歩道にたくさん並んでて綺麗でした。



これはホテルの部屋から見えた
巨大なクリスマスツリー。
11階の窓から見下ろしているのでこんな感じで見えますが
ビル7、8階くらいの高さが有ったと記憶します。



広島って、想像していたより遥かに都会で
市の中心部の街並みは東京と変わりないという印象です。
上の画像は平和公園通りの歩道橋から撮ったもの。
交通機関が良く整備されており、
どこへ行くにも不便は感じませんでした。



通称‘広電’。
運賃の支払い方や乗り代え方が少々複雑。
路線も多くて慣れないと多少混乱しますが
それさえ克服してしまえば、安くて便利な乗り物です。
画像のものは違いますが、
原爆投下された当時の車両が2つ、
今でも現役で走っているそうです。



夕食をとったあとで立ち寄ったゲームセンターでの一こま。
ここは景品を取らせることを前提にした
お財布に優しい良心的な商売しているようで、
5歳児にも容易に景品を取ることが出来ました。
人生で初ゲットですからこれは嬉しい。
思わずガッツポーズをとるセガレです。



そして、100円硬貨2枚目の投入で、
二つ目のクマをゲットし狂喜乱舞のセガレ。
200円でこれだけ喜んでくれるなら
出費するほうも嬉しくなるというものです。



宮島です。
少々風が吹いていたので、とても寒うございました。
それなのに、平日なのに
結構な数の観光客で賑わっておりました。



セガレによると、
この旅行で一番つまらなかったのは
ひろしまのじんじゃ(つまり宮島)だったそうです。
まあ、5歳児には辛いでしょうね。



でも、カメラを持っている人にとっては
撮影意欲を掻き立てられる場所です。
天気が良くて、被写体が良ければ
申し訳程度しかマニュアル操作が出来ない
安いデジカメでもそこそこのものが撮れるもんです。



ふと思ったのですが
宮島には目障りな電柱が無かったような?
今、宮島に上陸してからの写真を全部見直してみたのですが
やはり電灯は有っても、電柱は見当たりませんでした。
小笠原で映像を撮っている時に
電柱が邪魔で興ざめすることがあるんですが、
さすが世界遺産に登録される場所を含む島だけあって
こうしたところにも気配りされているんですねえ。



タイミング悪く、干潮時に行ってしまったのですが
どうせなら床下が海水で満たされた厳島神社が見とうございました。
かと言って、満ちるまで待つのは面倒なんですが。寒いし。




裏通り。
メイン通りとは対照的な人の少なさ。
でも、これはこれで雰囲気が有っていい感じ。



もみじですよ。もみじ。
もみじなんかしげしげと見たのは
今回が初めてかも。
東京の人が東京タワーに行かないのと一緒で
そばに有る時はあまり興味が湧かないんでしょうね。
小笠原に住んでから17年も経つと
冬の寒さすら新鮮だったりしますから。
でも、それを味わうのはちょっとだけでいいの。



無粋な私は紅葉なんか見に出かけた例がありませんが、
ここのそれは、そんな私をも振り向かせる見事なものでした。



江ノ島と言えばネコですが、宮島と言えばシカです。
成獣のオスは尽く角を切断されていました。
完全に島の一員として馴染んでいるようでしたが
当たり構わずフンをするようで、
土産屋のおばさんが不機嫌そうにホウキで掃除をしとりました。



親子と思われるシカ。
かわいいなーと思ってそばで見たら
瞳がヤギのように一直線でちょっと怖いかも。



宮島島内でひと際異彩を放っていた
鉄材で作られたエイリアンらしきオブジェ。
それなりに雰囲気のある旅館の入り口に
3頭ほど飾られておりました。
たぶん、宿のオーナーの趣味なんでしょう。



実に見事な出来栄えです。
米の軍用トラックを持ち上げさせてしまうところに
私と似た血を感じさせます。
ですが、そこに飾るのはちょっと違うと思うんです。
大きなお世話か・・。



思いつきで広島行きを決めてしまった割には
案外いい季節を選べてたようです。
寒かったけど。

迫り来る怒涛の3連ちゃん

2008-09-05 16:11:58 | ノンジャンル
母島にも行くことにしちゃった♪
どうしよう?過労で死ぬかもしれない。あはは

というわけで、
また役場に行って保育延長手続きをしてきましたよ。
あまりにもアホらしいので、
応対して下さった職員氏に要望として
こういう手続きはもっと簡略化して欲しいとの旨を伝えました。
大体、忙しいから延長をお願いするってのに、
役場窓口まで申請に行かなければならないってどういうことなのよ?

それはそうと、
ご存知の通り小笠原のフラ人口は200人超。
関係者も含めればさらなる大所帯ということになりましょうか。
島民の1割を占める一大勢力に膨れ上がっており、
そのイベントも毎年夏に行われるようになって今年でもう11年目ですよ。
好きか嫌いかは別として、観光振興にも一役買っている訳ですから
無視できない存在に成長していると思うのです。

ところが、このタイミングで保育園の‘夕涼み会’が行われるんですよ。
園児の保護者の中にも関係者がいるし、
関係者でなくとも、イベントを観たいと思う保護者もいるでしょう。
当然、そういう方達からは不満の声が上がっています。(あっ、俺もか?)

もう全然遅いけど、
どちらかが譲って、支障無く両方に参加出来るようにできなかったんですかね?
返還40周年なんだから、官民一体となって盛り上げなくちゃいかん場面ですよね?
お互いに足を引っ張り合ってどうすんだ。

島は子供がどんどん増えているんだから
今後もこの調子では駄目だと思うんですよ。
ウチだって、私がフラの撮影、
カミサンが夕涼み会。それぞれ仕事がありますから、
セガレをどうするか本当に困ったんですよ。
結局、カミサンが職場に連れて行って、
そこで遊ばせておくことにしましたけどね。
私だって、夕涼み会にはセガレといっしょに参加したいんですよ。
セガレが5歳の夕涼み会はもう二度と来ないんですからね。

詳しく調べたわけではありませんが、
島のイベントと、子供の行事が重なることが多くないですかね?
と、好き勝手なことを書いてみる。

それにしても明日からの3日間、天気はどうなるのかなあ。

こう見えても仕事中。

2008-07-23 19:09:06 | ノンジャンル
本日急に撮影の仕事が決まり、
明朝8時に扇浦へ行かなければなりました。
場所が海ということもあり、
セガレを撮影現場に連れて行くわけには行きません。
目を離した時に海に入って溺れやしないかと心配で
撮影なんかに集中できませんからね。
仕方が無いので、保育園に保育時間の延長を頼むことにしました。

本日夕方午後5時過ぎ、
セガレを迎えに行ったついでに
先生にその旨を告げると、
役場に申請してもらわなければならないんです
と、申し訳無さそうに仰います。
あれ?
以前は前日までに口頭で告げれば延長してくれたんですけどね。
規則が変わったか、それとも、より規則に厳しくなったのかしら?
これまでは好意で受け入れてくれてたのかもしれません。
先生も上から言われての事でしょうから
そこは素直に、分りました。すぐに役場へ行ってきます。
と言って、セガレを車に乗せて村役場に急行しました。
役場の窓口って5時半までですから、焦りますわな。

で、村民課で保育延長の申請に来たと伝えると
申請書が出てくるまでに暫く待たされました。
申請書がなかなか見つからないようです。
こんな申請してる人、滅多に居ないってことかしら?

ようやく書類が見つかったようで、
お役人が手渡してくれました。
その際、どれくらいの期間、保育延長を希望されますか?
と言われたので、明日の朝だけです、と私。
役場の人、言葉には出さないものの、え?っと言う顔。
たった一日延長する人なんて他に居ないってことかしら?

申請書に記入して、サインして提出しました。
が、村民課に申請書を提出したとして、
明日いきなり8時前にセガレを預けに行って
大丈夫なのか心配になりました。
聞いてません。って言われたら困りますからね。
その辺のところを口調も丁寧な若いお役人に訊ねたところ、
私が連絡し、書類はファクシミリで保育園に送ります。
と言ってくれました。親切な人です。

手続きは終わりました。
ウチはもうセガレがお世話になって3年目です。
あと来年度一年お世話になるつもりです。
その後、一年くらいおいて、また4年お世話になる予定です。
だから、村とも保育園とも良い関係を保ちたいのです。

が、
面倒くさいっすね。

同じような仕事の依頼が有ったら
またこの手続きを行わなくてはならないんですか、そうですか。

申請手続きをしていうる間、
セガレはちょうどその場に居合わせた
同級生?に遊んでいてもらいました。
いつもニコニコしている可愛い女の子です。
遊んでくれて、どうもありがとう。