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小笠原大閻魔帳

長年お世話になったT-ちゃんが
店を畳むと言うのでこちらに引っ越してきました。

汚す人と掃除する人

2009-09-12 13:28:00 | ノンジャンル
缶のポイ捨て、犬のフンにも過料2000円

 健康で安全な生活環境を守るため、市は禁煙地区の拡大を検討。市民に意見を求めたところ、「ポイ捨てや犬のフンにも困っている」との声が相次ぎ、禁煙地区を美化推進地区とし、吸い殻や空き缶のポイ捨て、犬のフンにも2000円の過料を科すことにした。

詳しくは件名をクリックして頂くとして、
今年の夏休み、父島のラジオ体操に参加していたお年寄りの中に
毎朝その会場周辺の掃除をされていたひとりのご老人がおられます。
たぶん、私が気が付いていなかっただけで
掃除はラジオ体操に関係なく毎朝行われているものと思われます。
ある日のこと、その方が犬の糞が放置されるのを目撃し
飼い主にその事を注意したところ、逆切れされ
「何でお前にそんなことを言われなくてはならないんだ」
と言い返されたそうです。
何でって、掃除をしてるからでしょうにね。
そんなことも分からない人が居ることの方が「何で?」だわ。
実にみっともない話じゃありませんか。

随分前に、表の掲示板で
海岸のウンコ放置のことを書いた覚えがありますが
そういう人たちの意識って大して変わってないんですなー。

市川市より厳しい条例作って
バシバシ取り締まってやりゃいいのに。
と、思う今日この頃であります。

投票率100%の島

2009-08-25 16:02:00 | ノンジャンル
何故私なのかしら?ヒマそうだから??
などといろいろ考えてみましたが
悪い話ではないので我ながら厚かましいと思いながらも
ちょっと前から村の選挙管理委員をやらせて頂いておる次第です。
(硫黄島に行けるからって引き受けたワケじゃないのよ^^;)

で、今回の選挙の不在者投票が硫黄島で行われましたので
‘立会人’という役目を遂行して参りました。


数年振りに見るすり鉢山。

立会人を務めた翌日は、時間的に余裕が有ったので
島内を車で案内して頂きました。感謝。
3年位前に村の硫黄島事業に参加していますから
既に見て回った場所ばかりではあるのですが
前提が全く違うので、
今回の方が肩の力を抜いて見て回れました。


上の撮影ポイントから逆を向いて撮ったもの。

此処に立つのは今回で2回目となりますが、
この浜の色からして、なんとも寂しい気持ちにさせられる場所です。
もっとそれは島全体に言える事で
このポイントに限ったことでは有りませんが。


有名な図柄

すり鉢山から離れた場所に彫られたもの。
物が物だけにアルファベットの落書きはそれほど気になりませんが
漢字の落書きには腹立たしさを憶えてしまいます。
立ち入りが制限される島なのにこれですよ。


移動手段。

搭乗の際は、
ヒモを引っ張ると膨らむタイプのライフジャケットと
前後2パーツで構成された浅いヘルメットと
防音用の耳アテ(形はヘッドフォンと同じだが音は出ない)と
認識票(首から提げる金属製のプレート)を身に着けます。
緊急搬送で同行した時は
耳アテの装着しか言われなかった気がするんですが
単に私の記憶違いかしら?

父島から硫黄島への移動時間は
このヘリで1時間10分ほど。早い早い。
24日10時頃出て、25日の13時半頃には父島に戻って来てました。



つい最近地上波で放送されてましたね。
DVDを持っているのに何故か見てしまった私です。
最初に見たときの感想ですが、
この映画の最大の欠点は
映像から‘熱さ’や飢餓感が殆ど伝わって来ない事。
今回、再び壕の中に立ち入って、そんな事を思い出した私なのでした。

観光地に住んでいても旅行には行くんです。 その7

2008-12-08 15:57:51 | ノンジャンル
食文化では相性が悪かった広島と私。
でも、見所は満載だぜ。
また別の季節、別の時間帯に行ってみたいと思うところばかりでした。



ガイドブックでその存在を知ってから
恋焦がれていたゼロ戦のヌイグルミ。
ようやく手にしてウットリするセガレ。
そして思いの丈を言葉にしたのでした。
『かわいい』
そ、それは何か違うぞ、と父は思ったのでした。

この商品は公式サイトの通販でも入手可能でしたが
あえて現地で買うことに意義が有るんです。
『オリンピックは参加することに意義が有る』と云われる様に。
(ちがうか。)



館内に展示されている1/10サイズの大和の模型。
このフロアは吹き抜けになっているので
1階からも2階からも3階からも
いろんなアングルで眺めることが出来ます。
良く覚えていませんが、たぶん上の画像は2階から撮ったもの。



1/10でもこのサイズ。
圧倒的な迫力で入館者を迎えてくれます。
画像は3階から撮ったものですが、
ここの3階から模型の大和までの距離が直線で10メートルなので
100メートルの上空から実物の大和を見た場合と同じ割合になるそうです。




セガレが大和のマークだと信じている菊のご紋。
説明が面倒なので、ウチでは
波動砲のフタということにしてあります。



これだけ大きいと、
見たことも無かったいろいろな角度で見られます。

真ん中の丸い穴は‘ムアリングパイプ’といって
係留用のロープや鎖を出す穴なのだそうです。



ところどころに人形も飾られています。
ちなみにこれは、
当時の呉市の郵便局長が
大和見学にきた時の様子を
再現したものだそうです。
(うそ)



対空砲火強化のために
初期の頃より倍に増設された機関砲。
やっぱり大和はこうでないと。



無骨ゆえの美しさと申しましょうか。
自分でも何でこんなものがカッコよく思えるのか分かりません。
でもまあ、こんな物に魅力を感じてしまうのが
世界で私一人ってワケじゃないからいいや。



少々残念だったのは
南向きの窓を背に展示されている点。
昼間はどうしても逆光になりますから、写真がね・・。
マニュアル操作可能なカメラで気合入れて撮るならともかく、
気軽にスナップ写真を、と考えるであろう大半の観光客にとっては
あまり親切な配置では無い気がしました。
とはいっても、もう向きを変えるのは無理ですな。

でも、2階フロアの
大和が真正面に見える処に
記念写真を撮影してくれる専門のスタッフがいるので
逆光補正が難しいカメラの人は
この人にお願いするればいいんですね。



別のフロアでは実物大のゼロ戦も展示されていました。
行くまではゼロ戦!ゼロ戦!と騒いでいたセガレでしたが
実物を見てその大きさに少々臆したか、とっとと別のフロアへ。



大和つながりということで、
宇宙戦艦ヤマトのミニチュア(と言ってもかなりデカイ)
も展示されておりました。
それにしてもこの洗練されたアレンジ。
今年はヤマトが放送されてから35周年ということですが
‘旧さ’を感じさせないデザインだと思います。
シド・ナントカのそれより全然良いです。
物語は回を増すごとにグダグダになって行きますけどね。

その頃、セガレは・・・・



別のフロアで船の操舵をシュミレーションするゲームに興じておりました。
私もちょこっとやってみましたが
ミッションをクリアするのはなかなか難しゅうございました。
大和ミュージアムだからといって
艦隊決戦をやるものではありません。
限られた時間内に大型船を港に着けるゲームなのですが・・・・



汗だくになって自船を他船や岸壁にぶつけまくるセガレ。
広島旅行後、何が一番楽しかった?と質問すると
「船をぶつけるゲーム。」と即答するセガレ。
あの、アレはそういうゲームじゃないんですけど・・・・。

おそらくこのコーナーには
週末や祭日は行列が出来るんでしょうね。
平日に行ったから、全く待たずに何回もやれたのは良かったかも。
同フロアには他にもいろいろ楽しそうなモノが有りましたが
セガレの興味は‘船衝突ゲーム’に一点集中でした。


観光地に住んでいても旅行には行くんです。 その6

2008-12-07 21:50:30 | ノンジャンル
JR広島駅から30分ほど電車に乗って呉駅に到着しますと、
駅からすぐのところに‘大和ミュージアム’だの、
‘てつのくじら館’などがありました。



画像は大和ミュージアムの休憩所のようなところで
館内を案内しているご老人に撮って頂いたもの。
一息入れていたら、写真撮りましょうか?
とあちらからお声を掛けてくださいました。
こういう事でもないと
自分が写るなんて事はまず無いですからね
有り難い事でございます。
詳しくは聞きませんでしたが、おそらく戦争に行った方なのでしょう。
セガレに『ボク、どこから来たの?』と質問されまして
セガレが『おがさわら』と答えると
目を丸くして、何かこうとても嬉しそうに驚かれておりました。

で、後ろに見えるのが現役を退いて
この場所に丸ごと展示された潜水艦『あきしお』です。
どんだけデカイのかというと、



こんなにデカイんです。
二見湾に停泊している潜水艦を見かける事がありますが
あれも、水面下にはこんなデカイ図体を隠しているんですかね。

中も範囲限定ですが見られ、
潜望鏡の覗かせてもらうことも出来ます。
デジカメの予備バッテリーを忘れてしまい、
持ってたものは大和ミュージアムでほとんど使い切ってしまったので
この中の写真は取れませんでした。痛恨。



鉄のくじら資料館には掃海艇の資料も展示されているのですが
そこで、かつてこんな名前の掃海艇が活躍していたことを知りました。



もちろん、小笠原の母島からとった名前だそうです。
時間が押しており、じっくり読めなかったのですが
どうやら退役後、解体されてしまったようです。

てつのくじら館の公式サイトはこちら