R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

哀悼 Mr. Shinichiro (Adiós, amigo)

2023-04-07 | 日記

 彼は私の最後の親友と呼べる人だった。

 きっかけは約20年前ネットでスティーブ・マックイーンのコレクターとして知り合ったのだが、連絡を重ねて彼の人となりを知るにつれて全てを語らずとも分かり合える共感できる親友となっていった。彼がイラストレーターであり私と同じくバンドをやっていたことも親密さに拍車をかけることにもなった。あることでは彼は私のために自分のことのように怒ってくれたりもした。

 去年彼が退院した時に電話で話したのが最後になった。彼からは色んな物や有益な情報をいただいてきた。実際には3回しか会ってないけど濃密な時間だった。今はただただ寂しい。彼を通じて知り合ったニューヨークの友人とも昨日連絡したが、彼の笑顔を思い浮かべながら今後も健康に留意し製作を続けていくと語り合った。まだまだSSS-Projectは続きます。(SSSとは名前の頭文字から。Steve、Shinichiro、そして私)

あちらでSteveにも会ってきて! またね。

 


R.I.P. Jeff

2023-01-15 | 雑記

 その知らせを聞いてから数日過ぎたがいまだに信じられない。

 みんなが哀悼の意を述べながら、彼のプレイがいかに唯一無二ものだったかを語らずにはいられないのを目にするにつけ、自分がこの喪失感に慣れるには時間がかかるだろうということしか今は言えない。年明けにして自身の今年のトップニュースになることは間違いない。

Rest In Peace




2023年 新年あけましておめでとうございます。Happy New Year 2023

2023-01-01 | 日記

 さてさてコロナも収まらないままにもう丸3年。オミクロン対応のワクチンまで射ったと思ったら新変異株が出る始末。いたちごっこですね。幸いにもまだ未感染ではあるが身辺に感染者は増えてきた。明日は我が身の心構えではいるつもりです。

 去年は地域の役やバンド活動再開と雑多な用事が多く、あまり製作に時間がとれなかった。初心に帰って昔作りたいと思っていたものしか作れなかった。今年も同じような年になりそうだが、去年よりは数を増やしたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


1/18 映画「ドライブ」からサソリ・ジャケットの“ドライバー” 1/18 “Driver”wearing  the scorpion Jacket from “DRIVE”

2022-12-03 | 製作

 ライアン・ゴスリングの「ドライブ」(Drive  2011)から主人公の“ドライバー”。
昼間はカースタントマン、夜は強盗の逃走を手助けするドライバーという主人公が同じアパートに住むアイリーンと恋に落ちるが、彼女の服役中の夫の出所から事件に巻き込まれていく。
 全編ハードボイルド、過激なバイオレンス、そして彼女への純愛。寡黙なまますべて映像で語られてゆく。アイリーンも寡黙で何もしないが彼女を中心に、というかドライバーの彼女への純愛を中心にすべては回っていく。自分はこういう映像で語る映画が大好きである。

 フィギュアは印象的なサソリを背中にあしらったキルティング・ジャケット。右手にハンマー。こうした大げさでない等身大のバイオレンスに妙なリアリティを感じる。そして登場人物の寡黙さとあいまって暴力がいちだんと衝撃的。(ドライバーの手にいちばんなじむ武器は銃でなくてトンカチやレンチかな・笑)
 この映画に登場する車は冒頭の逃走シーンの1973年式シボレー・シェベル・マリブと中盤のカーチェイスをするクライスラー300Cと2011年式フォード・マスタングGT。特にマスタングのシーンはあの「ブリット」を彷彿させる。
 最後にアイリーン役のキャリー・マリガンは独特の雰囲気を持った女優。彼女のキャスティングあっての作品だと思った。

 見出し画像はとりあえず手持ちの1/43のマスタングGTを拡大してフィギュアと縮尺を合わせたものだが、ゆくゆくは1/18のミニカーを手に入れたいと思っている。バックのサソリマークはデカールで表現している。

      


1/18ケン・マイルズのカスタムフィギュア(その2)(1/18 Ken Miles Custom Figure with Ford GT40 Mk2 #1 )-Type-B

2022-11-30 | 製作

 以前「フォード vsフェラーリ」( Ford v Ferrari  2019)の映画からフォードGT40 #1用にフィギュアを作ったが、ケン・マイルズについては、あくまでもルマン向けにと白いスーツにこだわったところがあった。シェルビーもデイトナの時の白ジャケットを作ったので、この際ケンの水色のスーツも作ってみようと思い立った。

デイトナのGT40はゼッケン#98だが、とりあえずは手持ちの#1と並べてみた。ポスターのようにブルージャケットのシェルビーとも並べてみる。

ちょっと哀愁のある感じ。息抜きの製作でした。