今年は寒暖が交互にやってきているせいか桜の持ちが長いらしい。
咲きかけた桜も急に気温が下がると足止めをくい、割と晩稲(おくて)な桜は
暖かくなると、ここぞとばかりに開花するので同じエリアに咲く桜も
一方では満開だが違う桜姫は葉桜まじりであったりする。
しかしこの時期はやはり色んな草木が芽吹き街の彩りもいっそう鮮やかさを増し
歩く事が苦にならない。
自宅も築年数を重ね、所々に痛みや傷が出て来たので先週末から壁の清掃や
塗装でワサワサと慌ただしく、車は仕事場の駐車場にほぼ置きっぱなしで
電車や歩きに徹している。
毎朝、職人さんが8時過ぎにくるので、夜が遅くても一応7時半くらいに起きる
習慣がついて、マジ眠いが身体は不思議に軽い。
池尻大橋の仕事場付近の大々的な首都高のジャンクションの工事も無事に開通したらしく
巨大なコンクリートの造形物が出現。
マンションの隣にあった「道しるべ会館」なる税金の無駄使いの象徴のような
無用の箱ものも取り壊され、向いの公団住宅も立て替えのため解体が進む。
池尻に仕事場を持った約20年前とは景色が全く違う近隣界隈だ。
まさにスクラップ&ビルドの世界。
都心への便の良さや仕事上とても動きやすいロケーションではあるが
そういった景色の街では何となく生活する気にならない。
是非あのコンクリートの巨大なジャンクションの周りを木々や緑で
埋め尽くして呼吸しやすくしてほしいものである。
最近また作曲の時間が少し速くなった気がする。
意識の上でもそう心がけてやっているのだが
短時間で集中力を倍使ってやると形が見えやすく、早く形が見えた方が
次に進みやすい。
ある時期、時間をかける事で楽曲の存在感や作家としての使命感を
増幅させたような気になっていたけど、やはりその都度身体は重く
作品は変わらず 時間をかけた事ほど聞き手に全く伝わらないという
悪循環だ。
一番最初に頭の中で鳴り響いたものにヒントがある気がするのだが
どうもそれよりもいいものがあるのではとグルグル回る。
所詮、自分の中に無いものは無いのだ。あるもので書くしかない。
だからそれを増やすだけ。
派手さはないが仕立ての良さで着ている人をさりげなく引立てる
ジャケットのような作品が作りたいのです。
この時期は桜の開花から満開そして桜吹雪と、桜の話題が多い中、
見つけたチューリップとその仲間達。近所の児童館の脇に咲いていた。
君たち 桜に負けず劣らず とても綺麗ですぞ。
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