これは、生きるための戦いだ

「古畑任三郎ＦＩＮＡＬ」は録画しつつ、「新撰組！！　土方歳三最期の一日」を見ました。実は大河ドラマの「新撰組！」は見てなかったのですが、新聞のテレビ欄にあったあらすじのところで「市村鉄之助」の名前を発見した瞬間に、視聴が確定しました（笑）。
……いや、分かってるんです……「新撰組異聞PEACE MAKER」の鉄きゅんはあくまで漫画のキャラに過ぎないって……（自爆）。本当はあんなワンコ少年じゃないって…っ！　けど見たくなっちゃったんだよぉー！！（←末期です）

で、見てみたら鉄之助くんは映画「ラストサムライ」飛源役でＫＩＤを萌えさせまくった池松壮亮くんでした！！！　ひゃっほーい！ｗ　そっかー、もう１５（か１６？）歳なんですよねー。ちょうど鉄之助と同じくらいの年齢……ナイスキャスティングです！　グッジョブ！ｗ


さて、萌えはおいておくとして。
「新撰組！」を見てなくても充分に楽しめる内容でした。つーか、土方と榎本武揚、大鳥圭介のやり取りや関係がたまらんかったですね。
自分を慕う仲間や部下たちを連れながら、近藤勇を始めとした同胞との別れに、心のどこかで死に場所を求める土方。蝦夷に新国家を打ち立てるという夢を抱いたものの、時代の流れの前に屈し、せめて自分の夢に賛同した同志だけでも救おうとする榎本。榎本に付き従いながら、戦術において土方とは正反対の考えを持つ大鳥。
政府軍の総攻撃を前にしての、土方と榎本の睨み合いが！　「お前を斬って俺も腹を切る」と平然と言っちゃう土方といい、刀を突きつけられても平然としてる榎本といい！　この２人がまるで性格が違うようでいて、実はよく似た者同士というのがね！　

で、死を受け入れようとしていた２人が、生きるために戦おうと決意する姿が！　その２人のやり取りに頑なだった大鳥も心を開くし！　な、何この熱き男たち……！！ｗ


結局、最後まで通して見ちゃいましたよ。う、うあー、「南総里見八犬伝」がぁー（笑）。
ラストには鉄之助くんが出てくれましたし、非常に満足ですｗ