2007/12/11 に名門(株)IHIは監理ポストに指定されました。
このIHIに価値はあるのか?
※参考ニュース
IHI社は12月に有価証券報告書の訂正報告書を関東財務局に提出。サウジアラビアなど海外のセメントプラントの欠陥工事や、国内外の発電用ボイラー工事の遅れなどが原因で、
営業損失は890億円にふくらむ見通しとなり、うち302億円を公表済みの07年3月期決算にさかのぼって計上、06年9月期も98億円の損失を反映させた。
・ざっくりベース
株価 233円
1株あたりの純資産137円
「現在の株価は1株あたりの純資産137円よりも1.7倍高い。」
※参考
時価総額 3418億円(12/28)
純資産価格 1919億円(9/30)
総発行済株式数 1,467,058,482株→約14億株
新株予約権 274,000株分程度→僅少なのでここでは除外する
・株価動向
最近3ヶ月では200円台になると250円まで上昇することを繰り返している。
200円が下支えのラインになっている。
「しかしながら、1株あたりの純資産よりも高値で取引されているので、
当社の株を買うか否かは当社のビジスモデルおよび再生プランを検討する必要がある。」
・大株主
大株主については、筆頭が日本トラスティ・サービス
(三井アセット信託銀行再信託分・ 株式会社東芝退職給付信託口)が
3.77%を筆頭に、金融機関が1%~2%ずつを保有している
状態であり、今のところ影響力がある株主・スポンサーはいない。
・現在の問題点
1.海外のセメントプラント、発電用ボイラーにおいて欠陥工事があり、
当社の見積もり体制および提供するサービスの品質劣化が進んでいる恐れがある。
2.財務報告において重大な欠陥がある体制である恐れがある
(経営管理体制がいい加減できちんとした数字がでてこない可能性あり)
3.約17億円の課徴金が科される可能性がある
次回は、以上の問題点およびビジスモデル、今後の再生プランについて検討します。
<おすすめサービス>
ビジネスホテル
このIHIに価値はあるのか?
※参考ニュース
IHI社は12月に有価証券報告書の訂正報告書を関東財務局に提出。サウジアラビアなど海外のセメントプラントの欠陥工事や、国内外の発電用ボイラー工事の遅れなどが原因で、
営業損失は890億円にふくらむ見通しとなり、うち302億円を公表済みの07年3月期決算にさかのぼって計上、06年9月期も98億円の損失を反映させた。
・ざっくりベース
株価 233円
1株あたりの純資産137円
「現在の株価は1株あたりの純資産137円よりも1.7倍高い。」
※参考
時価総額 3418億円(12/28)
純資産価格 1919億円(9/30)
総発行済株式数 1,467,058,482株→約14億株
新株予約権 274,000株分程度→僅少なのでここでは除外する
・株価動向
最近3ヶ月では200円台になると250円まで上昇することを繰り返している。
200円が下支えのラインになっている。
「しかしながら、1株あたりの純資産よりも高値で取引されているので、
当社の株を買うか否かは当社のビジスモデルおよび再生プランを検討する必要がある。」
・大株主
大株主については、筆頭が日本トラスティ・サービス
(三井アセット信託銀行再信託分・ 株式会社東芝退職給付信託口)が
3.77%を筆頭に、金融機関が1%~2%ずつを保有している
状態であり、今のところ影響力がある株主・スポンサーはいない。
・現在の問題点
1.海外のセメントプラント、発電用ボイラーにおいて欠陥工事があり、
当社の見積もり体制および提供するサービスの品質劣化が進んでいる恐れがある。
2.財務報告において重大な欠陥がある体制である恐れがある
(経営管理体制がいい加減できちんとした数字がでてこない可能性あり)
3.約17億円の課徴金が科される可能性がある
次回は、以上の問題点およびビジスモデル、今後の再生プランについて検討します。
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