現在の三洋電機の終値は1株あたり156円(実際購入する際は1,000株単位で156,000円ですが)というのは割安かということについてざっくりと分析したいと思います。
現在の時価総額は2,920億円でありますが、
実際のところ、純資産3120億円を考慮したら、
割安ではないかという見方ができるが、
この会社、実はSMBCグループとゴールドマンサックスに
優先株を大量に発行しており、
その優先株はいつでも1株70円に転換できる条項がついており、
仮に彼らが全て転換すると、現在の既存株数が18.7億株であるが、
彼らの転換後に保有する株数は42.8億株になるので、
ざっくりと当社の1株あたりの純資産価格は50円程度であり、
さらに
三洋電機が潰れた場合は、
4.2億(A+B)株×700円が一般株主より優先的に彼らに
2940億円程度が配当されるので、
残りの180億円程度を普通株主で分配すると、1株あたり10円となる。
よって三洋電機の実質的な価値は10円~50円程度と
現在の株価は割高であると判断できる。
三洋電機の将来を考えず、現時点での純資産をベースに考えると
いかに価値がない会社であるかという側面ばかりが目だってしまうのである。
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現在の時価総額は2,920億円でありますが、
実際のところ、純資産3120億円を考慮したら、
割安ではないかという見方ができるが、
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優先株を大量に発行しており、
その優先株はいつでも1株70円に転換できる条項がついており、
仮に彼らが全て転換すると、現在の既存株数が18.7億株であるが、
彼らの転換後に保有する株数は42.8億株になるので、
ざっくりと当社の1株あたりの純資産価格は50円程度であり、
さらに
三洋電機が潰れた場合は、
4.2億(A+B)株×700円が一般株主より優先的に彼らに
2940億円程度が配当されるので、
残りの180億円程度を普通株主で分配すると、1株あたり10円となる。
よって三洋電機の実質的な価値は10円~50円程度と
現在の株価は割高であると判断できる。
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いかに価値がない会社であるかという側面ばかりが目だってしまうのである。
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