辞書引く日々

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洗濯機の値段を考える

2005年10月14日 | 製品
洗濯機が壊れたので、新しいのを求めた。問題は、容量と値段である。

容量というのは、洗濯できる衣類の重さで表示されている。単身者は 5 キログラム以下、所帯もちは 7 キログラム級、子持ちは 9 キログラム級というのが、売る側の目安のように思える。

値段は、5 キログラム級が 2 万円代後半からあるのに、7 キログラム級になると一気に 4 万円代後半になる。表面積はせいぜい容量の 2/3 乗でしか増えないだろうし、モーターの部品数なども変わらないだろうから、この差はいかにも大きい。

考えてみると、小さい洗濯機のほうが需要の価格弾力性が大きいので安くなっているのではなかろうか。つまり、小型の洗濯機を買う人は価格に敏感なので、一台あたりの利益率を小さくしても、台数がカバーしてくれて、結局は儲かるということなのだろう。それに比べて、所帯持ちはそれなりに諦めというのがあって、多少高くても大きなものを買ってくれるということに違いない。

いわば、5 キログラム級は、洗濯機の学割といってもよい。(学割は学生の福祉のために安いのではなくて、学生は安い高いに敏感なので、安くしたほうが結局は儲かるということにすぎない)。

我が家は子持ち世帯ではあるが、なんとか 5 キログラム級ですませてしまえれば、それに越したことはないということになる。

そういうつもりで色々見てみると、同じ 5 キログラム級でも、洗濯漕の大小にかなりの差がある。キログラム数は、洗濯物の重さであるから、洗濯漕の大きさを直接反映していないのである。

こうなると、洗濯漕が大きい 5 キログラム級の洗濯機が最もコストパフォーマンスがよさそうだ。洗濯漕いっぱいに入れたから動かないということもなかろうからである。

そんなわけで、けちけちした買いものをしたが、今のところ困ったことはない。どうせ、ベランダがそれほど広くないので、こちらのほうがボトルネックになってしまうという事情もあるのである。

なんか、みみっちい話になってしまった。スマン。

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