当初は，2日前のリベンジで，ピークを目指す予定だった。
昨日の昼，羊蹄リベンジのことで頭いっぱいだった僕は，そんなことより大事なことを思い出した。
この日は，庄ちゃんと山に行く約束をしていたのだ！(笑)
なんせ酒の席での約束だったので，すっかり忘れてしまっていた。
庄ちゃん，ごめんね・・・。
庄ちゃんは，冬山登山がしたいんじゃなくて，ＢＣがしたいってことは分かってたから，最初は日勝峠の辺りを提案してみた。
すぐに遠いからと却下された（泣）
で，近場で滑ると言えばニセコくらいしか思い浮かばず，あーだこーだいろいろ話し合って，結局，羊蹄の京極からスノーシューで行けるところまでのまったりＢＣに決まった。
今日の羊蹄山。穏やかっぽい。
札幌と同じように霞んでた。
誰かと一緒に登るってのは，間違いなく一人よりも楽しい。
2日前はガリガリとフカフカのミックスな感じの雪だったけど，昨日の高温のせいでどこまで登ってもザラメ一歩手前みたいな雪で，斜度が急になるにつれてシューが滑るようになってきた。
庄ちゃんは，シューしか持ってないから登りは1398mでやめることにした。
最初からピークまで行く予定ではなかった。
正直に言うと，最初からピークを目指さない山行というかＢＣというかは，不完全燃焼で気持ちが悪い。
ピークを目指して何かの理由で断念するのは仕方ないとして，最初からピークを目指さないっていうのには違和感がある。
帰りの車の中で庄ちゃんとも話したけど，僕としては滑りよりも登りの方が大事で，山に行くからにはピークを目指したい。
まだ，数回しか冬山に行っていないけど，最近になって分かってきた。
でも，登りも下りもスノーシューはイヤだ。
下りはスキーの方が絶対にカッコイイから
少し下ったところでお昼にした。今日は天候も穏やかでまったりできた。
カレーヌードルを食べてると，ボードを担いだ人が登ってきた。
なんとその人は，2日前に僕がお借りしたトレースの主だった！
2日前も今日も，夏道登山口からちょっと離れたところから登っている。
トレースがなければ，歩く距離が長くなるのを承知の上で，林道を歩いて行ったかもしれない。
たまたまあったトレースのおかげでかなり楽をさせてもらっていた。
お話をさせてもらうと，2日前，つまり木曜の雪がよさそうだったから，その前日の水曜に，木曜の朝に楽ができるようにあらかじめ途中まで歩いてトレースをつけておいたとのことだった。
ピークを目指さないのには違和感があるとかいいながら，ピークを目指さなかったおかげで，お借りしたトレースのお礼を言うことができた。
なんだか複雑な気持ちだ(笑)
お昼ごはんの後は，危ないけど沢を滑って下りてきた。
沢の底から見る羊蹄はでかかった。
ちなみに，この日の雪は全く滑らなかった。
下りはスキーで楽ができるはずなのに，全く楽じゃなかった。
初めて見た雪まくり。
下山後は，寄り道せずに札幌に帰ってきた。
次に羊蹄に来るときは，ピークに立てるようにがんばりたい！