to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

ニペソツ山 20210124

2021年01月26日 | 山スキー

今日はパク、シロ、コンさんとの4人でニペ。気合の22時札幌発だ。幌加温泉に着くと車の温度計はマイナス21を表示している。もちろん寒い。林道を歩き出して体が暖まってきてからもジャケットを脱ぐ気にはなれなかった。このクソ寒いのにシロは暑いようでインナーで歩いてた。今日はパクにおんぶに抱っこで3人ともお客さん状態だった。昨日の鬼ビキ羊蹄のダメージがあるからありがたし。あざす。
いつものごとく1550で下るが、今日は前天にはよらずに天狗平に乗り上げた。暗い中、固くてなかなかの斜度を登るのは気持ちのいいものではないが致し方ない。天狗平でようやく明るくなってニペとご対面。いつ見てもかっこいいね。


今日は板デポせずにピークまで行けないかと考えていたが、この雪の少なさではそれはない。今までで一番少ないんじゃないか。てことで板にはお留守番しててもらう。
歩き出すとすぐに太陽が出てきてニペが赤く染まる。これが見たいがためにここに来たのだ。シロもコンさんも感動しているようだった。


赤ニペに泣いた後はバリズボに泣く。さっきまでの感動が一瞬で怒りに変わる。去年よりはマシだとはいえ、やはりバリズボなど好きになれない。ピーク手前に先行者がいた。ポンを担いでるし、なんかコンちゃんっぽい。後でインスタ見たらやっぱりコンちゃんで大ハッスルしたようだった。


ピーク手前の壁は当然登る。夏道をトレースするよりも確実に早いから。初めてのコンさんはすごく楽しそうにしてたし、どすけべのシロは背後のおっぱい山を見てニタニタしてた。


ピークに着いたがまったりするほど風は弱くない。さっさと帰りましょう。適当なとこから壁を下ろうとしたらゲキ固だった。アイゼン刺さらん。固いよと言ったがパクには聞こえなかったようで、壁を下ろうとして滑り台の刑に処せられてた。いや普通に怖いわ。
今日は快晴で十勝も大雪も丸見えだ。天狗平までの登り返しは辛いが、景色を見て辛さを誤魔化す。今日は前天をスルーしてるから登り返しが少なく少しだけ気が楽だった。


板を履いたらカチカチノーヒャッホー斜面を下る。適当なところでシールを貼るが、ここが風もなくポカポカでニペ見えるしもう天国だった。ここでキャンプしたい。


少しだけ登り返せば、あとは森の中を快適にボブスレー。でかい針葉樹とかがあって雰囲気よし。これは羊蹄ではできないからすごく楽しかった。
今シーズンは12月に2回羊蹄に行っただけだったからこの土日はなかなか堪えたが、いいトレーニングになったと思う。遅ればせながら、俺、仕上がりました。