to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

羊蹄山(宗助本沢) 2018年1月14日

2018年01月14日 | 山スキー

昨日は148での会心の滑りの余韻に浸りながら、快適過ぎる蝦夷富士小屋で気合の飲酒。
おかげでたくさん寝たはずなのに、起きてみるとガッチリ酒が残っていた。
飲み過ぎたと反省。
あとで分かったことだけど、昨日はビール2本と角をハイボールにして700ml瓶の約半分も飲んでいた。
そりゃ最後の方は記憶もない訳だわ(笑)

札幌から来たシロも合流して午前4時行動開始。
今日は昨日よりもいい天気だとの予報だったが、小屋の外に出ると雪が降っている。
大丈夫かしら…。
酒が残っているせいで体が重い。
というか金曜にまさかの平地シャリバテになってからなんだか体調が悪い。
とにかく腹が減るしだるい。
まだ35になる直前だけどこれも老化の一つなのだろうか?

1100を超えた辺りから尾根の雪が徐々に固くなり始めた。
柔らかいところを探しながらスキーで登るが1400でもう限界。
担ぐことにした。
羊蹄西面は登りに不適、それが僕らの結論。
何か特別な理由でもない限り、比羅夫から登ることはもうないだろう。


暗いうちから板を担ぐのにももうすっかり慣れた。
辺りは明るくなってくるがガスの中だから視界は悪い。
外輪手前で地獄装備に。
素晴らしいパクの判断。


外輪の風は強くもないけど弱くもない。
西面で風に当たるとすべての物が凍りつく。
ウェアやザック、ウィペットまでもが凍りついて白くなる。
風上に背を向けて滑走準備。

今日は先日ガリガリで残念な結果に終わった宗助本沢を滑る。
今日の条件でもガリガリなら、厳冬期にこの沢を滑るのは諦めようと思っていた。
沢に入ってみると、前回よりはいいが相変わらずガリガリでこれはダメかと思った。
しかし、少し落としてみると重いがたくさんの雪が詰まっていた。
まぁ雪が出て来た最初の方はスパスパ切れてちょっと気持ち悪かったですけどね…。
でもそんなところはほんのちょっと。
その後は視界はないけど楽しく滑れた。

宗助本沢はなかなか急だった。
後方羊蹄山登攀記によると宗助本沢には滝があると書かれてあったはずだ。
Coははっきりしないけど、ここのことかなぁと思うところがあった。
今日は視界がなかったのが残念だ。
次は晴れた日にまた来たい。
実によい沢だった。
次回は850まで落としても大丈夫だろう。

シロ


パク


下山後は、今日もホテル羊蹄からの大心。
今日は味噌ラーメンのほかにパクとチャーハンをシェアする作戦に出てみた。
チャーハンもうまかった。