to the mountain

いつもハイボールを飲みながら書いています。ただの酔いどれ日記です。

羊蹄山(喜茂別)  2020年4月12日

2020年04月14日 | 山スキー

今日もパクと2人。出発は4時だが、東の空は早くも白み始めている。今日はきっとパウにありつけるだろう。胸と股間を膨らませながら歩いていると、パクが白樺の森の中を歩いていると癒されるとか言い出した。白樺があるのなんて当たり前だけど、内地に住んでるとそんな風に感じるようになるのかねえ。今日はパクもクトーを持ってきているから固くなってきても担がずに済んでよかった。


汗を垂らして暑い暑いと言いながら登ってきたが、さすがに外輪は寒かった。指先冷え性疑惑のある俺の指は、テムレスごときでは守りきれないようで、キンキンに冷やされて千切れそうだった。久しぶりの無補給でピークに着いてもまだ7時。時間はたっぷりあるから腹一杯遊べそうだ。


本日の遊び場は148です。ピークからの距離は僅かだが、爪で移動開始。最近の降雪のおかげで、外輪は先週よりも白くなっててうれしい。眼下に広がる畑を愛でながら歩くのもまたおつなものだ。


いよいよ沢へ。外輪直下はガリで外したかと思ったが、少し落とせばパウのお出まし。これは文句なしのタマランチ。遠路遥々やってきたパクの歓喜の叫びがこだまする。バルログかよ…。


1150まで落としたら1550まで登り返す。2ラウンド目の会長さん。


4月にこんな気持ちいい思いできるなんて、あたしゃ幸せ者です。


美味しい部分だけ頂いたら帰りましょ。600近くも上げなきゃならんからだるいけど仕方ない。北面と言えども季節は春。太陽が高いからガッチリ日が当たって暑い。それなのに雪はスベスベでズリズリ言うからマジ疲れる。


やっとの思いで外輪まで登り返して留産へ。時間も経ったし当然シャバ雪でしょと期待していたが、残念ながらノーシャバランチ。クソ重でモナカもあるでよ。修行だった。俺は太板だからまどマシだったけど、パクは細板だからヒーヒー言ってた。
車に戻るとハッチバックのガラスに族証が貼り付けられていることに気がついた。でも、俺、今日からタマランチ族になったみたいです。あしからず…。