今日は夕方からぱくさんに用事があるから札幌近郊の沢をサクッとってことで，白井川から余市岳に行く予定だった。
7,8つの釜が連続する美渓らしくて楽しみにしていた。
なのに･･･，なのにだ。
入渓地点へ向かう豊羽鉱山への道が先日の大雨の影響で通行止めになっていた。
そんなバナナ･･･。
通行止めの柵を見てぱくさんの口から出たのはそんな言葉だったし，そうとしか言いようがない(笑)
セカンドプランなんてないし，こうなったら羊蹄でトレーニングして臨時休業で泣かされ続けている「いちふじ」に久しぶりにチャレンジしようってことで，羊蹄真狩へ。
登山口発は午前3時55分。
2人とも昨日の舗装路歩きのせいで足裏，特に足の指が痛くて「痛い，痛い。」って言いながらの出発だった。
マジで痛かった･･･。
少し歩くと東の空が色付いていた。
ぱくさんは，足が張ってるとか言ってるけど昨日のダメージなんて関係なく今日も元気そう。
一方の僕は，3合目くらいですでにふくらはぎがパンパンに･･･。
軽い気持ちで羊蹄に来たけど，この時点で修行確定(笑)
足裏の痛みと戦いながらもなんとか外輪到着。
もう汗でべちょべちょだし，マジで疲れたっすぅ。
高曇りだけど景色が見れてうれしい。
外輪に出てからは，浸食谷を見ながらゆっくり歩いた。
冬が楽しみだなぁ。
やっとのことでピークに着いたけど，ここまで補給は水だけだったからお腹はペコペコ。
久しぶりにパン2個を一気食い(笑)
今日は沢の予定だったから，行動食のパンが有り余っている。
頑張って消費しなければ。
ピークで休憩していると，冷たい風が吹き付けてきてマジで寒かった。
北海道の夏はお盆までっていうけど，まさにそのとおりですっかり秋の雰囲気だった。
まぁ正直言って夏はもう十分遊んだし，むしろ紅葉が楽しみなくらい。
っていうか早く冬になれっ！(笑)
相変わらず釜がデカすぎて，釜の全景をカメラに収めることはできない。
寒いけど釜を一周。
曇り空が寒々しい。
目国内はどこだ？（結局よく分からず(笑)）
絶好の展望台にて。
お花はもう終わりです。
さぁ～て，下りよう。
時間が早いし真狩温泉でゆっくりできるのが楽しみ。
真狩温泉はどこだ？
下山したものの真狩温泉の開業時間まではまだまだ時間がある。
真狩温泉横のベンチでユリの花のいい香りに包まれながら優雅にヤマレコを書く。
レコを書きながら，ぱくさんが「足の裏に水膨れできてるわー。」と言い出した。
かぁ～，俺なんて水膨れなんてできたことないぜ！
って思いながら自分の足の裏を見てみたら，まぁ立派な水膨れがいくつかできていた。
これだもん歩いてても痛いわけだわー。
っていうか，水膨れ見た途端2倍くらい足が痛くなったんだけど(笑)
なんだかんだで風呂には入った。
さぁここからが今日の核心。
「いちふじ」は営業しているのだろうか？
僕たちは，これまで何度臨時休業の張り紙に涙を飲んだか分からないくらいフラれ続けていた。
これまでに女の子にフラれた回数よりいちふじにフラれた回数の方が多いくらい(笑)
ドキドキしながらいちふじに向かう。
いつもどおり電光掲示板は光っていない。
やべぇ･･･。
敗戦ムードが漂う中，車を降りて店の前まで行くとこれから営業するようだ！
しびれるくらいうれしかった。
そして，念願のポークチャップを食うことができた。
肉はごろっとして大きかったけど，箸でほぐれるくらい柔らかかった。
ウーン，マンダム。
マジうまかったわぁ。
今日は沢には行けなかったけど，いちふじに行けたからヨシとしよう。