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たまにはがっつりやってやろうということで、気合の25時起床。
京極には26時半に着いた。
寒いが、やたらと星がきれいだった。
喜茂別までペタペタゆっくり走る。
街灯が少なくて暗いから、足元に要注意。
喜茂別登山口を過ぎると、林道脇の藪の中から聞いたことのない動物の鳴き声が聞こえてきた。
しかもめっちゃ近いし…。
なんだか怖くなって、無駄にホーホー言いながら歩いた。
星も綺麗だし御来光も期待できるだろうと思ったが、7号目位まで登るとチラチラ雪が降ってくるではないか。
これはダメだな。
色づく東の空を少しだけ見れたけど、この後すぐにガスに包まれた。
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外輪直下は薄っすらと雪が積もっていた。
雪が降るのはうれしいが、靴の中に雪が入ってきて辛い。
足指もげるかというくらいに冷たかった。
ピークのボッコも氷が付いていた。
寒いからカッパを着て久しぶりにテムレス装着。
腹も減ったし休憩したかったけど、そんなの全然無理。
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外輪は風も吹き付けてきてマジで寒かった。
テムレスしてても指先の感覚がなくなっていく。
あぁなんと懐かしきこの感覚。
指先冷え性の悲しい性。
時折ガスが取れて色づく空が見えてきれいだった。
比羅夫下山口までくると急速にガスが取れて行った。
あと30分遅く出ていればマンダムな朝を迎えられただろう。
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比羅夫コースを歩くのはいつ以来だろう。
濡れてよく滑る岩がたくさんあってイラついた。
それにしても下の方の倒木はかなりの数だった。
そんなに新しくなさそうだったけど、いつ倒れたやつなんだろう。
比羅夫に向かって下山し始めた頃、影羊蹄が見えた。
羊蹄の影のおかげで朝陽が差し込むのが遅くなる地域があるのね。
いくら羊蹄が好きでも、それはいやだなと思った。
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比羅夫から真狩へは14キロもある。
5号線は国道だから当然歩道があるだろうと思っていたが、なかった。
しかも車がすぐ近くを通り過ぎて行くから結構怖い。
フッタルの時は、同じく歩道のない276号線を走ってるけど、割と間隔をあけてくれる車が多い。
支笏湖周辺のドライバーの優しさが身に染みた。
それとすっかり明るくなったけど、ここも足元に要注意だった。
運ばれてる途中で落ちたと思われるジャガイモがポツポツ転がっていた。
あんなの踏んだら大惨事だよ。
途中、ニセコ町近藤を抜けたけど、玄関先に薪を積んであるような素敵な家がたくさんあった。
いいなぁ薪ストーブ、いいなぁ窓から羊蹄見えるの。
家の前でスキー板の手入れをしている人もいた。
マジで玄関から板履いて羊蹄行けるじゃないっすかー。
そこの家の子供になりたい…。
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本日2度目の羊蹄の登りは、緩やかな真狩といえどもなかなか辛い。
マジで修行だった。
気を紛らわせるためにずっと携帯で音楽を聞いていた。
騙し騙し歩いてなんとかピークに到着。
ガスと雪なのにたくさんの人が休憩していた。
京極へ下りだすといつもどおり右膝が痛み出した。
強く柔軟な腸脛靭帯が欲しい…。
駐車場に着くと、先週も見た車が駐まっていた。
そう、横沈さんだ。
ちょうど帰り支度をしているところだったからお話しさせてもらう。
京極から登って喜茂別に下りたとのことだけど、今日も1時間20分台で登ったらしい。
しかも軽めに登って。
レベル違いすぎですわ…。