大正十年東京朝日新聞第13局

2006-12-18 01:43:33 | 棋譜
開始日時:1921/03/17
棋戦:その他の棋戦
戦型:その他の戦型
手合割:角落ち
下手:木村義雄
上手:矢島五香

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1921/03/17-22
*棋戦詳細:(東朝)高段勝継特選将棋
*「木村義雄四段」vs「矢島五香七段」
△6二銀 ▲7六歩 △5四歩 ▲5六歩 △7四歩 ▲7八銀
△8四歩 ▲5八金右 △9四歩 ▲6六歩 △6四歩 ▲6七金
△4二銀 ▲4八銀 △5三銀右 ▲2六歩 △6二金 ▲2五歩
△3二金 ▲7九角 △6三金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 角
△2三歩 ▲6八角 △9五歩 ▲7七銀 △4四歩 ▲3六歩
△4三銀 ▲7八金 △7二飛 ▲8六銀 △4一玉 ▲6九玉
△3一玉 ▲4六歩 △1四歩 ▲1六歩 △2二玉 ▲4七銀
△8二飛 ▲7九玉 △8五歩 ▲7七銀 △7二飛 ▲3五歩
△7五歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲3六銀 △7一飛 ▲7六歩
△7四金 ▲8八玉 △6五歩 ▲同 歩 △7三桂 ▲4五歩
△同 歩 ▲同 銀 △4四歩 ▲3六銀 △8六歩 ▲同 銀
△6五金 ▲6六歩 △6四金 ▲2四歩 △同 歩 ▲2五歩
△同 歩 ▲2四歩 △3一玉 ▲2五銀 △2二歩 ▲2三歩成
△同 歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀 △2二歩 ▲2三歩
△同 歩 ▲同銀成 △2二歩 ▲3二成銀 △同 玉 ▲1五歩
△4五歩 ▲1四歩 △1二歩 ▲1三歩成 △同 歩 ▲1二歩
△同 香 ▲1一金 △4四銀右 ▲1二金 △2三銀 ▲2七香
△1二銀 ▲2二香成 △4二玉 ▲1二成香 △4六歩 ▲同 角
△5五歩 ▲2一成香 △5三玉 ▲2二飛成 △3二金 ▲1二龍
△4五歩 ▲3七角 △2八歩 ▲5五歩 △同 金 ▲5六歩
△4六金 ▲同 角 △同 歩 ▲4五歩 △同 銀 ▲3七桂
△3六銀 ▲5五銀 △5四歩 ▲4五桂打 △6三玉 ▲6四金
△7二玉 ▲5四銀
まで134手で下手の勝ち
 年内朝日開通は不可となった。あと3年分くらいだがまとまった時間がとれなくなった&やる気が少し失せているので少しの時間を割かなくなった。これから年内に貼る棋譜は全部(倉庫で)既出だが、怒らないように。
 望夫ブログ(ブログ名を覚えないでこう呼んでいる)で金子金五郎の観戦記が取り上げられていて何となく嬉しい。やはり最強の観戦記者。金子は戦前の観戦記でも一読の価値がある。以前にも書いたが煩雑な解説は小活字にしている。あれは観戦記で記者の文+評者の講評というスタイルが他で見られた影響かも知れないが、全体のまとまりという点では他の筆者+講評者の比ではない。
 私の評価している観戦記者は、筆力で倉島竹二郎、開拓精神で奥山紅樹、トータルバランスで金子金五郎。菅谷北斗星は開拓者であり別格だが、面白いか?と問われると私としては今ひとつ。現代の観戦記者では(と語れるほど網羅的に目を通しているわけではないが)、年を喰って説教臭さが出てきてしまったのがよろしくないが東公平(紅)がわりと好き。今年の私的ワースト観戦記は鈴木大介vs北浜健介の棋王戦。筆者は指導棋士だったと思う。名前は忘れてしまった。あれを読んだ前後に竜王戦の第2局があって、「観戦記ってほんとに無意味だな」と思わされた。

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