大正8年東京朝日新聞第44局

2006-09-20 04:03:55 | 棋譜
開始日時:1919/10/30
棋戦:その他の棋戦
戦型:矢倉
手合割:角落ち 
下手:金子太平
上手:花田長太郎

場所:東京市麹町区平河町「関根将棋所」
*放映日:1919/10/30-11/04
*棋戦詳細:高段勝継特選将棋
*「金子太平二段」vs「花田長太郎六段」
△8四歩 ▲7六歩 △8五歩 ▲7七角 △7二金 ▲7八金
△6二銀 ▲8八銀 △5四歩 ▲5六歩 △5三銀 ▲5八金
△6四歩 ▲6六歩 △6三金 ▲6七金右 △4二玉 ▲6八角
△3二玉 ▲4八銀 △4四歩 ▲4六歩 △7四金 ▲7七銀
△6五歩 ▲同 歩 △同 金 ▲6六歩 △6四金 ▲4七銀
△4二金 ▲3六歩 △3四歩 ▲2六歩 △4三金 ▲2五歩
△2二銀 ▲6九玉 △7四歩 ▲7九玉 △7三桂 ▲8八玉
△3三桂 ▲3八飛 △5五歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲5五歩
△6二飛 ▲4五歩 △同 歩 ▲3五角 △3四歩 ▲2六角
△5五金 ▲3四飛 △5四歩 ▲5六歩 △3五歩 ▲同 角
△4二玉 ▲5三角成 △同 玉 ▲3六飛 △4六金 ▲同 銀
△同 歩 ▲3四歩 △4五銀 ▲3三歩成 △同 銀 ▲4四歩
△3六銀 ▲4三歩成 △同 玉 ▲3五金 △8六歩 ▲4四歩
△5二玉 ▲8六銀 △6五歩 ▲4五桂 △同 銀 ▲同 金
△4二桂 ▲7一銀 △9二飛 ▲8三銀 △6六歩 ▲9二銀不成
△6七歩成 ▲6二飛 △4一玉 ▲6七飛成 △6六歩 ▲同 龍
△6五歩 ▲6八龍 △3二金 ▲4三金 △2七角 ▲3四歩
△同 桂 ▲3二金 △同 玉 ▲4三金 △2二玉 ▲3三金
△同 玉 ▲4三歩成 △同 玉 ▲4四銀 △5二玉 ▲3四金
△9二香 ▲6四歩 △4二銀 ▲8五桂 △3九飛 ▲6三歩成
△同 玉 ▲7三桂成 △同 玉 ▲6五龍 △6四歩 ▲8五桂
△6三玉 ▲6二銀成 △同 玉 ▲6四龍 △6三歩 ▲5三銀成
△同 銀 ▲7三桂成 △5二玉 ▲6三成桂 △4一玉 ▲5三龍
まで138手で下手の勝ち

名人戦、朝日・毎日の共催決定、協議開始

2006-09-20 04:02:36 | 将棋
 毎日新聞の共催受諾が決定、今朝の朝日新聞には将棋名人戦、共催へ協議(1面左中段)、将棋名人戦 新たな試み(34面 第2社会面)が掲載されました。
 毎日新聞が残ったことについては、不快ではなく、喜んでいます。
 しかし、毎日新聞は今まで以上に将棋に力をいれることを表明(名人戦問題:共催協議、新たな出発点)、将棋連盟はおそらくは大幅な増収、米長永世棋聖の目論見通りになってしまったようで、私としては大変に悔しいです。
 将棋というのは新聞紙面になくてもいいものだ、と私は思い込んでいたのですが、今回、両新聞社が欠かすべからざる大切なコンテンツであると表明したわけで、認識を改めねばなりません。
 気になる点は2つ。まず、朝日新聞は記事から「棋譜の独占使用による販売促進手段」という枠組の放棄を自覚していると見えますが、毎日新聞の方はどうでしょう。紙面を読んでから判断したいと思います。もう一つは竜王戦の序列一位。実際に竜王≧名人とは誰も思っていないわけですが、読売の顔を立てるための理屈はあるのでしょうか。