goo blog サービス終了のお知らせ 

書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

真理を大切にする意味

2022年05月26日 10時27分06秒 | 意識論関連

ノンレム睡眠中にシナプスの形成が拡大し

レム睡眠中に整理される

こうした脳神経回路の更新過程が 遺伝的進化に似ているという話なのだが

 

言っておくが遺伝的進化というものは「成功」する保証はない

遺伝的進化というものは 膨大な「失敗」も伴うものであり 現存生物種や生態系だけを見て「進化の全ては成功する」などと錯覚するのは大間違いである

これは 脳神経回路の更新においても同じであり 「寝たら脳が進化する」とは言っても 必ずしも「頭が良くなる」ように「成功」するとは限らない

遺伝的進化というものは決して万能ではない

一般大衆の観念的には 遺伝的進化さえ起これば何でも解決するかのような錯覚が促されているが これは旧来の生物学における遺伝的進化に対する「典型的な間違い」に基づいた観念に過ぎない

遺伝的進化というものは 決して都合良く起こるようなものではなく 単に「拡がりやすい」遺伝子が拡がるだけの「自然現象」なのである

脳神経回路の更新においても それは大脳辺縁系によるバイアスによって「整理」されるだけであって 主観的に気分が良くなるようには整理されるものの 論理客観的に正しい判断能力が身につく保証はない

日頃の生活において 論理客観的に真実かどうかを見極めようとしないのであれば イヌやサルのように動物的な行動へと「整理」されてしまうことも充分あり得るものである

今一度言っておく

直感(主観)というものは 学習する「正解データ」に依存する

日頃の生活で 主観的好き嫌いだけでしか物事を判断していなければ 論理客観的に物事を検証する能力は養われることはなく 断じて「頭が良くなるように進化する」ことはない

 

ヒトという種の生物でありさえすれば 人間としての行動選択が出来る保証はない

プーチンにせよヒトラーにせよ 東条英機や麻原彰晃 日本大学元理事長田中英寿なども 「ヒト」ではあるのだ

田中英寿は自分にとって都合の悪い 逆らってくる相手を権力を振りかざして左遷するなどの嫌がらせ(懲罰)による恐怖政治によって利益を得続けていたが 周囲の者が恐怖によって逆らわなくなったことによって傲慢さを助長され 「誰も俺には逆らわない」という環境に「適応」する形で破綻するまで暴走し続けたのである

誰も逆らって来ないという 環境に適応する形で脳が「進化した」とも言えるのである

虐待をされて育った子供が 大人になって自分の子供にも虐待を連鎖するのも 虐待環境に適応する形での脳の「進化」のようなものである

学力成績という一面的判定基準だけで生徒に順位序列をつけていれば 生徒は学力成績という抽象化された「脳への報酬」だけしか意識が働かなくなり 教えられたことを教えられた通りには憶え答えることができるようにはなるものの 教えられた内容に論理的齟齬 論理整合性の欠落が存在していても誰も気づかず

漫然と「学力偏差値が高いから 俺は頭が良い」などという認知科学的にも何の根拠もない身勝手な多数の大衆観念を鵜呑みにして満足するよう「学習」してしまうのである

だからこそ 遺伝的進化における「典型的な間違い」というものを「知っている」「聞いたことがある」にも関わらず 「○○のために進化した」などという合目的的進化の説明との整合性の欠落には一切気づくことができないのである

知識として「知って」いるだけであって 実際には何も「考えて」などいないのである

だから大衆の多くは遺伝的進化を万能であるかのように錯覚したままなのであり 「進化で月経の痛みがなくならないのか?」などという支離滅裂な話を平気でし始めるのである

医師免許を取得しているはずの大手町の医師であっても 「環境に適応した変異がどんどん起こる」などという荒唐無稽な非科学的観念に基づき「ウイルスは弱毒化する」などと断言することになる

その説明は支離滅裂なものであり 「SARSやMARSは毒性が強いから弱毒化しない」などと言い出したが アナウサギに対するミクソーマウイルスは当初95%にも及ぶ致死率を持ち エボラ出血熱ウイルスも70%を超える死亡率だったのである

それに対して新型コロナウイルスの死亡率は1%にも満たないともいわれており 毒性と弱毒化との相関など存在しないのである

アナウサギに対するミクソーマウイルスの弱毒化のプロセスとは たまたま弱毒変異した株種に感染したアナウサギの致死率が低いことから 強毒株よりも「拡がりやすかった」ために起きたものであり 宿主ごと大量死滅することによって 偶発的に弱毒変異した株種への収斂進化が起きただけであり 断じて「環境に適応した変異がどんどん起こる」ような都合の良いものではない

そもそも「死んだら困る」といった 後天的「都合」は遺伝的進化には影響を及ぼさないのである

日医大の客員教授もそうだが 論理的なプロセスやメカニズムを理解せずに 「一般的にウイルスは弱毒化する傾向がある」からといって「全てのウイルスは弱毒化が保証されている」かのように言い張るのは 科学者としてポンコツ過ぎて話にならない

 

既存の鼻風邪症状しか呈さないヒトコロナウイルスが弱毒進化に至るまでの過程は 本当は誰も知らないのである

遺伝的進化である以上は 変異はランダムであり「失敗(絶滅)」が伴う可能性は高く 宿主ごと絶滅した絶滅株が絶対に存在していない保証など どこにもないのである

ヒトコロナウイルスへの収斂進化の過程において 一体どれだけの犠牲が生じたのかは 死んだ個体や株種は現存していないから「わからない」のであって 「一切存在したことはない」ことの科学的証明はできないのである

 

現存生物種や 現存する生態系だけを見て あたかも自然現象である遺伝的進化が常に恒常安定性にとって都合の良い進化しか促さないかのように錯覚するのは 科学的根拠をすっ飛ばした非科学的で実証不能の観念でしかないのである

イマヌエル:カントも天体の運行が あたかも「永遠の秩序」に則った完璧なものであるかのような錯覚を抱き 自然というものが放っておけば自動的自然に恒常安定性や秩序が保たれるかのような錯覚に基づき 荒唐無稽な「叡智界」などという論理的根拠のない妄想によって衆愚や「哲学者」共の脳を麻痺させ 洗脳したが

「脳が気持ちよくなる話」が短絡的に「正しい話」や「論理客観的根拠に基づいた真理の証明」になるわけではない

 

夢によって促される「記憶の整理」とは 大脳辺縁系が気持ちよくなるように整理されるだけであって 日頃から自分の頭で物事を考え 論理客観的に検証して何が本当に正しい話なのかを見極めようとしていないのであれば 主観的に「信じたい話」しか信じないようになるだけである

 

私は糞DQNが大嫌いである

だが それは私の主観的好き嫌いに過ぎず 嫌いかどうかは糞DQNが糞DQNになる原因やプロセス過程の究明にもならなければ 当然ながら再発防止にもならず いくら糞DQNを金属バットで殴り倒しても糞DQNがいなくなることはない

それは 通り魔を何人死刑にしても通り魔事件がなくならないのと同じことである

野井良治は「主観が大事」などと言い出したが これは間違いである

直感だの主観だのといったものは あくまで学習する「正解データ」に依存するものであって 生育環境や社会環境や個人の好みに依存し一貫性や普遍性を持たない

プーチンの主観は「ウクライナやNATO諸国と対立すること」なのである

とは言え 理性だけでは「目的」は見出すことはできず 様々な情動の中から最も優先順位の高い価値観に基づいて行動選択をすることが人間性や倫理であって しかしこれは「バランス問題」ではなく 理性が情動を制御抑制していなければ実現されることはない

利己的利益なんぞ追及しても 最終的には誰しもが死ぬのであり 生き続けるに価する社会のあり方として 安全で公平な社会を求めないのであれば 「人間」としての生き方(存在としての目的)にはならないのである

 

日頃何も考えていない凡人にとっては ヒトという種の生物でありさえすれば自動的に人間性が進化によって組み込まれていて 頭で考えなくても自動的自然に人間性が発揮されるとでも「思って」いるようだが

その「主観」に論理客観的に真理であることの証拠は何もなく

ただ主観的に安心満足できるだけの身勝手な妄想でしかないのである

何も論理的に考えていない奴が いくら睡眠時間を長くしても バカは治らない

脳神経回路の「進化(比喩)」というものも 環境に適応するだけであって バカのままでも許される環境なら バカは助長され続けてバカが酷くなるだけである

イジメを傍観放置しておいた方が「身のため(利己)」である環境であれば 傍観放置こそが「正解データ」として学習してしまい 主観や直感的には「イジメを止める奴はバカだ」という結論しか出てこなくなる

 

読書猿のようなペテン師に人気が集まるのも 大衆マスコミの大半が自分の頭で物事を考え 論理客観的根拠に基づいた真実の論証であるのかどうかを 誰も考えていないのが原因である

こうしたペテンはマルクス:ガブリエルでも養老孟司でも更科功でも山極寿一でも同じことであり ヒトの大半はバカだからこそ真実が見極められず 戦争などというバカげたことすら未だに撲滅できないのである

何が真実なのか 見分けがつかないバカには 戦争の原因も見分けがつかない

 

 


Ende;


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。