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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

田島 木綿子(たじま ゆうこ)

2021年09月05日 16時03分09秒 | 意識論関連

生物は、自分の置かれた環境が変わると、その環境に適応するために、体の構造や機能などを大きく変化させる能力を発揮し、生き残ろうとする。これが成功すると、進化と呼ばれる。

田島 木綿子(たじま・ゆうこ)

出典:https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=1622

 


⇨「生き残ろう」として自らの遺伝子を書き換えることは構造原理的に不可能である

特定環境下において たまたま適応的な形質や習性を持った個体種以外が全て絶滅し より適応的な形質や習性が遺伝的に先鋭化した結果を遺伝的進化と言うのである

変異なら常に生じており 別に「自分の置かれた環境が変わ」らなくても変異は常に起きるものであり 先天性疾患が生じるのも変異が常に起きているために起きる現象である

決して環境適応を目的として「体の構造や機能などを大きく変化させる能力を発揮」するわけではない

そもそも配偶交配というのは染色体をシャッフルしてバリエーションを増やす構造であり バリエーションが多ければ大きな環境変化に適応的な形質や習性を持った個体が残る可能性が出てくるため 変異が少なくバリエーションが拡大しない個体種が淘汰された結果に過ぎない

「生き残ろう」という本能的習性であっても それは「生き残ろう」としない個体種が死滅淘汰された結果に過ぎず たとえどんなに「生き残ろう」と思おうが願おうが頑張ろうが望もうが祈ろうが呪おうが 先天的に環境に適応的な形質や習性を持って産まれていなければ自然界では淘汰対象にしかならない

国立科学博物館動物研究部であっても こうした誤謬が蔓延しており 全く改善される兆しすらない

いくら説明しても理解できないというのであれば 科学博物館自体の存在意義から見直すべきである

 

もしもヒトに「自分の置かれた環境が変わると、その環境に適応するために、体の構造や機能などを大きく変化させる能力を発揮し、生き残ろうとする。」ことが可能だと言うのであれば 気候変動だろうが何だろうが絶滅せずに生き残れることになるだろう

「種の保存」的にはそれでも構わないかも知れないが 文明は崩壊し適応出来なかった人は全て淘汰対象ということでもある

もし田島が言うような謎の進化能力が実在するというのであれば 如何なる生物であっても環境適応が可能だという話になり 何ら地球環境を保全する必要など 一切なくなるのである

気候変動で大半が死滅しても 進化して適応出来ることになるからだ

そんなバカげたオカルト話は科学ではない

遺伝的進化は決して万能ではなく 過去の祖先の生息環境の影響を色濃く反映し 急激な環境変化には大半の生物は適応することが出来ずに絶滅する

実際に絶滅は進行しており 過去にも大量絶滅は生じている

単に「生存」だけを目的にしてしまえば ゴキブリとオヒシバだけしか生き残らなくても「生物」であり「生存」である

ヒトが生き残らなくてもヒト以外は誰も困らない

それを「科学的なメタ視点」だと言い張るのであれば 当事者意識の欠けた「傍観者」であって 到底「客観的」とは言えない

「ヒトを超越した価値観」なんぞ振り回されても迷惑なだけである

遺伝的進化万能論を振り回しているからフランシス:ゴルトンの優生学への論理的反証が私以外誰もできないのである

そんなもん「バカ」としか言いようがない

 

現状の生物学界における遺伝的進化万能論と 私の言っていることのどちらが正しいのかは 実際に大規模気候変動が起きれば明確に「実証」できるだろうが その時に「ヒト」が生き残れる保証はどこにもない

 

 

 

Ende;


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