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書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○エピジェネティクスの概念定義。

2019年05月12日 23時40分24秒 | 意識論関連
スェーデン エベルカーリクス村では一時期心筋梗塞や糖尿病の割合が増えた

祖父の世代が大豊作を経験したことでDNAスイッチの状態までもが遺伝したらしく

脂肪を貯める 食欲を増進 DNAスイッチの一部がリセットされない可能性が出てきている

男の場合は食事や運動によって次世代に伝わるDNAスイッチの状態を良い状態にすることが出来る らしい

 *:ただし 女性の場合は妊娠中に過度なダイエットをすると子供が50代になった時に心筋梗塞などの循環器系疾患が増えるという



こうした現象も「エピジェネティクス」と分類されるらしいのだが これは以前に批判したエピジェネティクス幻想とは構造原理が異なる

「後天的な努力や目的行動が遺伝的要素が目的に沿った変異を促す」という非科学的妄想を批判したのだが

DNAスイッチの状態も遺伝する以上 それもまた遺伝的要素の一つであり 従来の「遺伝子以外は子孫に遺伝的影響を与えない」という常識を覆したに過ぎず

後天的な努力や目的行動が遺伝的要素に目的に沿った変異を促さないことに違いはない

個体の意図目的や努力や願いや呪いが遺伝的要素に都合良く変異を促すことを論証しているわけではなく

あくまで「精子のDNAスイッチの状態も遺伝する(らしい)」ことが明らかになってきただけであり

先天的遺伝要素を超越した能力や機能を後天的に新たに獲得出来ることが証明されたわけではない



まあ 論理的思考が苦手だと区別がつかないかも知れない



Ende;

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