素数ゼミの構造を数理的に発見した吉村仁は 生物の遺伝的進化についてはランダムな変異と環境などの淘汰圧力に因るものであると述べているにも関わらず
「生存戦略」などと あたかも目的選択可能性に基づいているかのような形容をしており論理的に支離滅裂で意味がわからない
遺伝的進化の構造メカニズムには「目的選択可能性」も「生存戦略」も存在していないのであり 言っていることに論理整合性が欠落しており 科学者として無責任である
論理整合性がないというのは 要するに「嘘」をついているということであって 生物の遺伝的進化のメカニズムには「戦略」や「目的」が存在していなかったことに自分が気付かなかったことを隠蔽はぐらかすために「嘘」で大衆やマスコミを煙に巻いているか 若しくは遺伝的進化のメカニズムには「戦略」や「目的」が存在していないことを理解できていない大多数のバカ生物学者達に話を丸めて忖度しているかのどちらかである
生物学者の多くや京大学長を批判するようなことをしたくないがために 科学的な論理整合性を放棄しているとしたら これは科学者としてあるまじきペテンである
生物進化の構造のように ただ生存という結果だけを絶対的正義とするのであれば もはやナチスに迎合して生き延びたマルティン:ハイデガーは「賢い」ことになり ナチズムに反対して命を落としたヴァルター:ベンヤミンは「愚か者」ということになるのである
こうした基準を鵜呑みにしておいて 人間性も倫理もヘッタクレもあったものではない
生物の遺伝的進化に対して「戦略」だの「目的」だのといった「嘘」をつき続けるようであれば もはや学術権威としての資格はない 過去の業績があろうとも「嘘」つきは科学界には要らないのである
Ende;