バスあれこれ

バスに思うこといろいろ(^皿^)


最近はバスもバスカードやＩＣカードが使える便利な世の中になりました。

私が子供の頃、２０年位前はそんなものは当然ありませんでしたし、バスの路線っていくつも複雑に別れていて、なぜか電車よりも難しくかつやっかいに感じていました。なんかどこに連れていかれるのかわからない感がね。

あと子供の頃の私には料金の支払いもやっかい極まりないものでした。
引っ越しをする前の地域は前払いで、終点の駅まで行こうが１つ先へ行こうが定額制。長くのるとか、初めての場所だったりすると、この方がいいような気がします。　　
ところが引っ越した先では後払いで、まぁこれはこれで乗るときあたふたしなくていいからいいかな、なんてことを思ったりしてましたが、まず、お金持ってなくても乗れちゃう怖さがあることに後に気がつきました。
私は子供の頃何度かお財布を忘れたままバスに乗ってしまい、降りる時にバスの運ちゃんに頭を下げたことがあります。
少し大人になってからも、今はまぁバスカードを車内で売ってるから運転手さんが両替してくれることもありますが、以前は基本的に運転手さんは現金を持っていなかったので諭吉しかお財布に入っていない時もやはり無賃乗車になっゃいました(^^;
後日、その親切なバスの運ちゃんたちに報いるためにも、約束通り運賃を２倍入れましたよ。

あと、後払い制に懲りたのが、地方のバスです。
地方のバスって、ほとんどが後払いですけど（ということはうちの近辺も十分地方か）、静岡の方に用があって行った時、５～６こ先の停留所で降りたかったんです。でも地方のバスって停留所と停留所がえっらい離れてるから（うちの地元は短いと２０Ｍ～３０Ｍ、長くても２００Ｍ位の間隔で停留所があるんですが）、ウトウト眠ってしまったんです(-ω-)２時間位(^^;ウトウトではなく熟睡だろっていう突っ込みがきそうですが、とにかく気がついたら電光運賃表が２０個位点滅してて、金額も２０００円超えてるもんだから焦りましたよ＾＾;ちゃんと払いましたけど。
そして戻ろうにもまだ明るいっていうのに、その日の逆の運行はもう終わってるからと運転手さんにも止められて、とっぷり日が暮れて、終点の駅がある停留所までそのまま乗っちゃいました。結局目的地にはたどり着けず。。
この時ほど電光運賃表の点灯にびびったことはないでしょう(-ω-)うちの地元なんて、４０個位欄がありますが、５個以上点灯してるのみたことないし。


あとは、小銭に両替して財布にしまおうとしている時にバスが急ブレーキをかけたので、１０００円分の小銭全てをぶちまけてしまったことがあります。
運転席の中とか手の届かない料金箱の裏側に入ってしまったのでほぼ回収不可能で時間もなくて泣く泣くバスを降りたのでした。


私が普段通勤に使うバスは、県道というご立派そうな区分ではあるものの、めちゃめちゃ道幅が狭い道路を通って駅まで行きます。
それはいいんですけど、うちの地元は駅までの道のりが３キロほどありそこに一戸建て住宅が密集してあるので、最寄駅に出る手段が自転車かバイク、またはバスしかありません。歩くには遠いです。果てしなく。。
そのため、“ここは中国かよ(´｀)”と思える位の自転車が駅までの道のりに永遠列をなして走っています。そのため、バス乗ってても遅いんですわ(-ω-)
なにしろ道が狭いので、自転車が車道を走ってると、追い抜きができないからです。
バスの速度に勝てるわきゃないのに、後ろからバスが接近してくることを察した自転車ドライバーたちは、チラチラ後ろを振り返りながら、とにかく必死にペダルをこぎます。こうした往生際の悪い人は、大抵おばちゃんだったり、おじさんだったりで、なおさら困ります。
正直、諦めて歩道に入れよって思っちゃいます(´ω｀)
まぁそんなわけでバス乗ってても、駅に着くのが自転車より遅い、なんてこともしばしばです。


あと、道が狭いってことで、しばしば渋滞をを招きます。
まぁ渋滞する時はたいてい雨とか強風などの天候が悪い時なんですが、渋滞で遅れることはしょうがないこととして、バスってバス停にしか止まらない、というか止まれないらしいんです(´｀)
一見当たり前のコトなんですが、この間なんて、あと10m位でバス停（駅の１こ手前のバス停）って場所で10分以上渋滞で止まってしまい、バスに乗ってた私を含む何人かが、

“ここから歩いて駅行くんで降ろしてください”

って言ったんですけど、

“バス停以外では一切降車出来ません”

って言われてしまって(￣～￣；)
だってすぐ目の前だし、もう１０分も動いてないし、さっきバスの横を歩いて通り過ぎて行った歩行者たちは駅にたどり着いて電車に乗ってる頃だっていうのに本当に融通がきかなくて、めちゃめちゃイライラしたものです( -_-)
まぁ後から知ったんですけど、バス停以外で乗客を降ろして、万が一なんかあった場合の免責とかが関係してるらしいです。


でも、ぶっちゃけバス停以外で降ろしてもらったことあるんですけどね(^^;
バスに乗ってすぐ忘れ物に気がついて、次のバス停で降りようと思って降車ボタン押したんですけど、普通に通過されてしまって、バスの運ちゃんに、

“すみません、さっきのバス停で降りたかったんですけど…”

って言ったら、運ちゃんめちゃめちゃ慌てちゃって、

“え！(°O°)、あっホントだ！すみません、１駅で降りるお客さん初めてで(^o^;”

って言い訳して、バス停でもないところですぐ降ろしてくれました。しかも無料！正確には運ちゃんが自分のお財布からお金を出してくれたので。
まぁ乗客は私１人で１００ｍないような距離を１駅で降りる人はそうそういないかも。


天気が悪かったりすると
↓
渋滞
↓
バスが戻ってこない
↓
だからなかなか次のバスがこない

という構図がよくよく成り立ちますが、そうすると朝はバス停にすごい行列ができます。きっとそこのバス停だけでなくどこのバス停もおんなじ状況なんでしょう。そういう時はしばしば満員御礼で通過されます。
その時の悲しさったら(^^;
居並ぶ者が一斉にため息をつく様はある意味圧巻ですね。たまに普段バスに乗り慣れてないおばちゃんや新入社員、リクルート姿の学生さんなんかがびっくりしてキョロキョロと挙動不審になっている姿を見かけます。

社会人の皆様ご存知の通り、会社の遅刻理由で電車遅れは認められても、バスの遅れはほとんどの場合認められません。。


もし家を出ることがあれば、ぜひともバスを利用しないですむような駅の近くに住みたいと、常日頃思うのでした。
今年の春からはチャリ通にしようかな。。